【完結】僕のしたこと

もえこ

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キライ

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僕とお母さんは、ほとんど言葉を交わすことなく、学校を後にした。


キライ…

その言葉が…僕の胸に…深く突き刺さった。

僕はみさきちゃんに…完全に嫌われてしまった。
それだけは…あの手紙を見て、よくわかった。
もう、多分、どうやっても、修復不可能…だ。

僕はみさきちゃんに間違いなく、憎い奴だと…認定された。

最初にみさきちゃんが転入して来た時から…みさきちゃんのことが気になって…むしろ好きで、早く友達になりたくて…僕は本当にそう思っていたのに…

なんで、こんなことに…
    僕は、どこから、間違った…?

何をどう…すべき、だったのか…

僕は…僕のしたことを、

 …してしまったことを、思い返してみる。


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