【完結 R18】ほかに相手がいるのに

～夜更け～

意図

「水無月さん…　…」
「…　は、い…　なんですか…？」
「お尻…触っていい…？」
「え…　、は…はい…」

こんなことを、真正面から聞かれるとは思っていなかった…。
とても、杉崎さんらしいけど…　でも…余計に、恥ずかしい…。

顔が熱い…
部屋は薄暗いものの、きっと私の顔は今、赤面しているに違いない…。

私の返事を受けて…　杉崎さんの手が…ももからゆっくりと移動し…なだらかな膨らみへ向かう…。

杉崎さんの両手が双丘に触れたかと思うと、ぐいと…腰を杉崎さんの方へ更に引き寄せられる…。

「あっ　…　…　」　
…思わず、声が漏れ出る…

堅い…　

杉崎さんの、熱くて…堅いそれが…布越しに
私のそこ…に、触れた気がして…

ううん…
現実に今、私の下半身に触れている… 堅い…

私はくらりと、眩暈のような感覚を覚える…。


まさか…　杉崎さんは…　　まだ…　　　　　　

　　でも…もう夜中で…　そんな…　　

私はその意図を確かめるかのように…　

　　ゆっくりと…杉崎さんの方を仰ぎ見た…。