【完結 R18】ほかに相手がいるのに

もえこ

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~杉崎~

白い手

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何度も何度も…てのひらや指で…ゆるやかに…時にきつく…こするように触れられ…
どんなに噛みしめても・・・声が、漏れ出る…。

自分でするのとは…   違いすぎて…  
くらくら、してくる…

「…くうっ…   せ、んせい… も、やめ…っ…」

「やーだー… 修哉くんのここさ~ 今まで私が見てきたのに比べて、本当に一番、最高…若くて逞しい…
セックス、したことないだけあって、ほんと綺麗だし… もうたまんない…やめられないよ…ごめんね…? ふふ…」
沙織はそんな説明をしながらも、手の動きを緩めない…

刺激が…  たまらない…  

なんで、俺は…    
俺のは… こんな状況で…も…
    こんな風になって、しまうんだ…

激しい、自己嫌悪に陥る…
「っ… …く …ぅ」 奥歯を、噛み締める…

沙織の顔が、…妖艶に歪む。

「その、呻き声も、辛そうな顔も…たまんない…可愛すぎ…
私、今までわかんなかったけど、Sなのかな…でも、

ほら見て…修哉くん… 修哉くんがどんなに嫌だって言っても…ココは… もう、こんなに喜んでるみたいだよ…ほら、見て…最初とは比べ物にならないくらい、すごくおっきくなってるよ…ふふ… 」

「違っ…  」言いかけると、
突然、指で根元をきつく締め付けられる…
「… … … っ …んっ… 」

今まで、沙織のこんな顔、本当に見たことがなかった。明るくて無邪気で…自由な物言いの沙織…

好きだった…
人として、少なくとも嫌いではなかった…
その沙織が…  

 ああ…おかしい…   
 こう…なる、なってしまう俺も、おかしい…


「あーー もう、無理… がまん、できっこない…ごめんね、修哉くん…  も、準備、していいかな…?それとも、舐めてから、…が、いいかな…」

「… … … …」

俺の思考は… そこで一旦、停止した。

どういう、意味だ…

     まさか… 最後まで…   



         嘘、…

















 
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