280 / 538
~杉崎~
長い水音
しおりを挟む
… … シャー … …
水無月さんが、俺と交代で、シャワー室へ向かってから、
俺はまるで放心したように、ぼうっと、窓際のソファに腰かけていた…
シャー … … …
いまだ、聞こえてくる水音…
やけに、長い…気がする…
もう、15分…
いや、もしかしたら、20分近く…経ってないだろうか…
お風呂の湯を溜めているなら、わからなくもないが、シャワーだけでこんなに時間を要するものだろうか…
まあ、女性だから髪を洗う時間とか、色々、あるのかもしれない…
水無月さんはもともと、お風呂に入る時間が長い方なのかもしれないし…
ただ、少し気になる…
さきほどから室内には、シャワーの水音しか聞こえてこない…
まさかとは思うが、中で…のぼせて、倒れたりはしていないだろうか…
今頃反省しても、本当に遅いが、
俺は彼女をしつこいくらいに抱いてしまった…
彼女の悶える姿をずっと見ていたくて…
俺が彼女の奥深くを突き上げるたびに、あんと…可愛く喘いで…
のけ反る白い首筋を目に焼き付けたくて…
何度も、何度も彼女を、突き上げた…
限界まで、我慢していたつもりだったが、
気付けば激しく奥まで、張りつめた自分のそれで、一気に貫いてしまっていた…
彼女もきっと驚いたに違いない…
小さく身悶えて喘ぎながらも、彼女の眼から涙がこぼれたのを、見逃さなかった…
それが、痛みからくるものなのか… 快楽、なのかは判然としないが…
なぜ、俺は… 本当に、愛しいと思っていた彼女を…
あんなにも激しく男のそれで揺さぶって… せめたてて、しまったのか…
最後まで、優しく…紳士的に愛したかったのに…
俺は自分が怖くなる…
可憐な彼女を前にすると…
あの、白くて細い肢体を目の当たりにすると…
理性が…
俺が今までの人生において、保ってきた理性が簡単に、崩れていきそうな気さえ、してくる…。
シャー… …
さすがに、長すぎないか… …
どうすべきか…
いきなり入るのはさすがにまずい…
大丈夫なのか…
俺はやはり気になり、ひとまずドアをノックすることにした…
水無月さんが、俺と交代で、シャワー室へ向かってから、
俺はまるで放心したように、ぼうっと、窓際のソファに腰かけていた…
シャー … … …
いまだ、聞こえてくる水音…
やけに、長い…気がする…
もう、15分…
いや、もしかしたら、20分近く…経ってないだろうか…
お風呂の湯を溜めているなら、わからなくもないが、シャワーだけでこんなに時間を要するものだろうか…
まあ、女性だから髪を洗う時間とか、色々、あるのかもしれない…
水無月さんはもともと、お風呂に入る時間が長い方なのかもしれないし…
ただ、少し気になる…
さきほどから室内には、シャワーの水音しか聞こえてこない…
まさかとは思うが、中で…のぼせて、倒れたりはしていないだろうか…
今頃反省しても、本当に遅いが、
俺は彼女をしつこいくらいに抱いてしまった…
彼女の悶える姿をずっと見ていたくて…
俺が彼女の奥深くを突き上げるたびに、あんと…可愛く喘いで…
のけ反る白い首筋を目に焼き付けたくて…
何度も、何度も彼女を、突き上げた…
限界まで、我慢していたつもりだったが、
気付けば激しく奥まで、張りつめた自分のそれで、一気に貫いてしまっていた…
彼女もきっと驚いたに違いない…
小さく身悶えて喘ぎながらも、彼女の眼から涙がこぼれたのを、見逃さなかった…
それが、痛みからくるものなのか… 快楽、なのかは判然としないが…
なぜ、俺は… 本当に、愛しいと思っていた彼女を…
あんなにも激しく男のそれで揺さぶって… せめたてて、しまったのか…
最後まで、優しく…紳士的に愛したかったのに…
俺は自分が怖くなる…
可憐な彼女を前にすると…
あの、白くて細い肢体を目の当たりにすると…
理性が…
俺が今までの人生において、保ってきた理性が簡単に、崩れていきそうな気さえ、してくる…。
シャー… …
さすがに、長すぎないか… …
どうすべきか…
いきなり入るのはさすがにまずい…
大丈夫なのか…
俺はやはり気になり、ひとまずドアをノックすることにした…
0
お気に入りに追加
224
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
性欲の強すぎるヤクザに捕まった話
古亜
恋愛
中堅企業の普通のOL、沢木梢(さわきこずえ)はある日突然現れたチンピラ3人に、兄貴と呼ばれる人物のもとへ拉致されてしまう。
どうやら商売女と間違えられたらしく、人違いだと主張するも、兄貴とか呼ばれた男は聞く耳を持たない。
「美味しいピザをすぐデリバリーできるのに、わざわざコンビニのピザ風の惣菜パンを食べる人います?」
「たまには惣菜パンも悪くねぇ」
……嘘でしょ。
2019/11/4 33話+2話で本編完結
2021/1/15 書籍出版されました
2021/1/22 続き頑張ります
半分くらいR18な話なので予告はしません。
強引な描写含むので苦手な方はブラウザバックしてください。だいたいタイトル通りな感じなので、少しでも思ってたのと違う、地雷と思ったら即回れ右でお願いします。
誤字脱字、文章わかりにくい等の指摘は有り難く受け取り修正しますが、思った通りじゃない生理的に無理といった内容については自衛に留め批判否定はご遠慮ください。泣きます。
当然の事ながら、この話はフィクションです。
【R18】もう一度セックスに溺れて
ちゅー
恋愛
--------------------------------------
「んっ…くっ…♡前よりずっと…ふか、い…」
過分な潤滑液にヌラヌラと光る間口に亀頭が抵抗なく吸い込まれていく。久しぶりに男を受け入れる肉道は最初こそ僅かな狭さを示したものの、愛液にコーティングされ膨張した陰茎を容易く受け入れ、すぐに柔らかな圧力で応えた。
--------------------------------------
結婚して五年目。互いにまだ若い夫婦は、愛情も、情熱も、熱欲も多分に持ち合わせているはずだった。仕事と家事に忙殺され、いつの間にかお互いが生活要員に成り果ててしまった二人の元へ”夫婦性活を豹変させる”と銘打たれた宝石が届く。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる