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〜二人〜
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「あ… あ…っ…ん」
ゆっくりと杉崎さんに身体を割り開かれていく感覚…凄まじい圧迫感に、私はシーツを握りしめながら断続的に声を発していた…。
「… … … ふ… 」
杉崎さんが無言で…さっき言葉にした通り優しく…ゆっくりと…腰を進めてくる…。
とてもその結合部分を直視できずに…私は杉崎さんの顔だけを見つめる…
彼の眼に…今までに見たことのないような光が宿っている…
雄の目…
欲情した…熱を孕んだような眼光に射抜かれ、思わず彼の顔からも目を逸らす私…どこを見ていいかわからず…ぎゅっと目を閉じる
まだ挿入の途中…少ししか入っていないような段階で
「水無月さん… 」
杉崎さんが一言だけ呟いて、私の頬を柔らかく包み込む…。
「んっ…はい… っ…」
身体の中に…圧倒的な質量のモノ…それの侵入を感じながら、私は目を開けて杉崎さんをもう一度見上げる。
「…大丈夫…?このまま…進めて…」
そう、静かに問われる。
やはり杉崎さんは、杉崎さんだ…
私が苦痛を感じていないか…気にしてくれている… けど…
むしろ、早く…奥まで…突いて欲しいのに…
もういっそ、激しく抱かれたい…
何もわからなくなるくらいに貫いて、揺さぶって欲しい…
背徳とか…罪悪感とか …羞恥心とか…
そんな…さまざまな感情が
頭の隅から追いやられてしまうくらいに…何も感じないくらいに、私の中を…杉崎さんでいっぱいにして欲しい…
でも、そんな風に優しく扱われ、問われると…
私はまた…杉崎さんがもしかしたら誤解しているかもしれないような…清純な女の…仮面を被ってしまう…。
「はい…大丈夫、です…でも…もっと、抱きしめてください…」
もっと深く…奥に…入ってきて…
もっと…杉崎さんと密着したい…
その気持ちを…その、ふしだらな本音を…
抱きしめてという言葉に変換するのがやっとだった…。
きっと…もっと普段が積極的な女性ならば…
激しく突いて…とか、奥まできて…などと
たとえばドラマや小説に出てくるような言葉…
メチャクチャにしてとか…そんなニュアンスのセリフを、言えてしまうのだろうか…
こんな場面では…そんなタイプの女性が少し羨ましい…
杉崎さんに優しく気遣いをされながらも、ふと…そんなことを考えてしまう…
「んっ…んぅ…、っ」
考えている最中、突然杉崎さんに唇を塞がれる…。
舌をからめられ…
ぞろりと歯列をなぞられて、ゾクゾクしてくる…
ゆっくりと杉崎さんに身体を割り開かれていく感覚…凄まじい圧迫感に、私はシーツを握りしめながら断続的に声を発していた…。
「… … … ふ… 」
杉崎さんが無言で…さっき言葉にした通り優しく…ゆっくりと…腰を進めてくる…。
とてもその結合部分を直視できずに…私は杉崎さんの顔だけを見つめる…
彼の眼に…今までに見たことのないような光が宿っている…
雄の目…
欲情した…熱を孕んだような眼光に射抜かれ、思わず彼の顔からも目を逸らす私…どこを見ていいかわからず…ぎゅっと目を閉じる
まだ挿入の途中…少ししか入っていないような段階で
「水無月さん… 」
杉崎さんが一言だけ呟いて、私の頬を柔らかく包み込む…。
「んっ…はい… っ…」
身体の中に…圧倒的な質量のモノ…それの侵入を感じながら、私は目を開けて杉崎さんをもう一度見上げる。
「…大丈夫…?このまま…進めて…」
そう、静かに問われる。
やはり杉崎さんは、杉崎さんだ…
私が苦痛を感じていないか…気にしてくれている… けど…
むしろ、早く…奥まで…突いて欲しいのに…
もういっそ、激しく抱かれたい…
何もわからなくなるくらいに貫いて、揺さぶって欲しい…
背徳とか…罪悪感とか …羞恥心とか…
そんな…さまざまな感情が
頭の隅から追いやられてしまうくらいに…何も感じないくらいに、私の中を…杉崎さんでいっぱいにして欲しい…
でも、そんな風に優しく扱われ、問われると…
私はまた…杉崎さんがもしかしたら誤解しているかもしれないような…清純な女の…仮面を被ってしまう…。
「はい…大丈夫、です…でも…もっと、抱きしめてください…」
もっと深く…奥に…入ってきて…
もっと…杉崎さんと密着したい…
その気持ちを…その、ふしだらな本音を…
抱きしめてという言葉に変換するのがやっとだった…。
きっと…もっと普段が積極的な女性ならば…
激しく突いて…とか、奥まできて…などと
たとえばドラマや小説に出てくるような言葉…
メチャクチャにしてとか…そんなニュアンスのセリフを、言えてしまうのだろうか…
こんな場面では…そんなタイプの女性が少し羨ましい…
杉崎さんに優しく気遣いをされながらも、ふと…そんなことを考えてしまう…
「んっ…んぅ…、っ」
考えている最中、突然杉崎さんに唇を塞がれる…。
舌をからめられ…
ぞろりと歯列をなぞられて、ゾクゾクしてくる…
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