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~杉崎~
最後
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「修哉さん…?…」
智花が不思議な面持ちで上から俺を見下ろす。
俺は無言のまま、智花を引き寄せ、繋がったままゆっくりと智花を下に寝かせるような体勢に変える。
「修哉さっ…あんっ!…あ…ンア ン…」
俺は智花の脚を開き、あらためて抽挿を始める。
普通に…正常位で智花を抱く…。
腰をゆっくりとそこへ打ち付け、時に荒々しく、自分の雄を穿つ…。
「ああっ…んっ…ンっ…」
智花の喘ぎは止まらない…どんどんと、甲高くなっていく智花の声…
普段は大抵、智花の方から押し倒され、まるで獰猛な獣に襲われるかのように、俺のモノは濡れた智花の中にあっという間に飲み込まれ…
その状態で智花が好きなように腰を振る…
でももちろん、俺だって男だ。
忙しくてなかなか会えず、智花とのセックスの間が空いた時などは、自分の方から求めることも何度かはある…。
ただ、あまり自分がこうしたい、ああしたいといったような希望は今まで特になかったのだが…
ただ、今日だけは…水無月さんのことを頭から消し去り、智花を…本当の意味で自分の意のままに、抱いてみようと思った。
智花の脚を真っ直ぐにそろえ、俺の片方の肩に乗せるような体位に持っていく。
「あっ…ん、んぅ…修哉…さぁんっ…はっ…」
片方の手で両足首をまとめてつかんで、そのままの体勢で、さらに激しく突き立てる。
… 締め付けで、快楽が増す…
「あっぁ…何っ、これ…はぁん、いい…修哉さん…どう…どうしたの…?あぁっ…気持ち、いっ…」
智花の声が大きくなっていく…。
この…大きな喘ぎ声を気にするのも今日が最後…
俺は頭では冷静に…
でも、いつもの何倍も行為に集中して…
そして今までみたいに受け身…受動的ではなく、とにかく能動的に…智花を抱いた。
最後は智花の身体をうつぶせに寝かせ、智花の大きなヒップを持ち上げ、四つん這いにさせ、
背後から今までにない勢いで激しく自身のモノを突き立てた。
俺の律動に合わせ、
「あ、んっ…いっ…ああ、っ…修哉さぁん…もう、私…だめっ…アンっ ぁんっ…」
…智花が腰を揺らしながら、淫らに悶える…。
「ぁっ…あああぁんっ!んっ…ぁ…」
智花はいつもより更にいっそう大きな声で叫びながら、最後…ビクビクと身体を震わせ、達したようだ…。
智花との最後の交わりは…
悪く言えば荒くて…乱暴なセックス…
やはり男だからか、本能なのか…
いつもの押し倒されるセックスよりもずっと、興奮した…。
俺は実のところ、こんなことがしたかったのだろうか…
智花…相手に…
俺が主導権を握って…?
いや…違う…
俺が主導権を握って…抱きたい、相手は…
俺に抱かれながら…
恥ずかしくて嫌だと抗いながらも、
気持ちがいいと…快感をこらえながら小さく喘ぐ姿を見たい相手は…
水無月さん、ただ一人…
だから、智花。
俺のことは忘れて
俺はこんなにもひどい男だ…。
君との別れを心に決めた上で、それを告げることなく最後に…ある意味で気持ちを込めて、身勝手に君を抱くような、残酷な男…
俺のことは、忘れて欲しい…
俺は、恍惚とした表情を浮かべながらも、ぐったりとした智花を横目に、シャワー室へ向かった。
智花が不思議な面持ちで上から俺を見下ろす。
俺は無言のまま、智花を引き寄せ、繋がったままゆっくりと智花を下に寝かせるような体勢に変える。
「修哉さっ…あんっ!…あ…ンア ン…」
俺は智花の脚を開き、あらためて抽挿を始める。
普通に…正常位で智花を抱く…。
腰をゆっくりとそこへ打ち付け、時に荒々しく、自分の雄を穿つ…。
「ああっ…んっ…ンっ…」
智花の喘ぎは止まらない…どんどんと、甲高くなっていく智花の声…
普段は大抵、智花の方から押し倒され、まるで獰猛な獣に襲われるかのように、俺のモノは濡れた智花の中にあっという間に飲み込まれ…
その状態で智花が好きなように腰を振る…
でももちろん、俺だって男だ。
忙しくてなかなか会えず、智花とのセックスの間が空いた時などは、自分の方から求めることも何度かはある…。
ただ、あまり自分がこうしたい、ああしたいといったような希望は今まで特になかったのだが…
ただ、今日だけは…水無月さんのことを頭から消し去り、智花を…本当の意味で自分の意のままに、抱いてみようと思った。
智花の脚を真っ直ぐにそろえ、俺の片方の肩に乗せるような体位に持っていく。
「あっ…ん、んぅ…修哉…さぁんっ…はっ…」
片方の手で両足首をまとめてつかんで、そのままの体勢で、さらに激しく突き立てる。
… 締め付けで、快楽が増す…
「あっぁ…何っ、これ…はぁん、いい…修哉さん…どう…どうしたの…?あぁっ…気持ち、いっ…」
智花の声が大きくなっていく…。
この…大きな喘ぎ声を気にするのも今日が最後…
俺は頭では冷静に…
でも、いつもの何倍も行為に集中して…
そして今までみたいに受け身…受動的ではなく、とにかく能動的に…智花を抱いた。
最後は智花の身体をうつぶせに寝かせ、智花の大きなヒップを持ち上げ、四つん這いにさせ、
背後から今までにない勢いで激しく自身のモノを突き立てた。
俺の律動に合わせ、
「あ、んっ…いっ…ああ、っ…修哉さぁん…もう、私…だめっ…アンっ ぁんっ…」
…智花が腰を揺らしながら、淫らに悶える…。
「ぁっ…あああぁんっ!んっ…ぁ…」
智花はいつもより更にいっそう大きな声で叫びながら、最後…ビクビクと身体を震わせ、達したようだ…。
智花との最後の交わりは…
悪く言えば荒くて…乱暴なセックス…
やはり男だからか、本能なのか…
いつもの押し倒されるセックスよりもずっと、興奮した…。
俺は実のところ、こんなことがしたかったのだろうか…
智花…相手に…
俺が主導権を握って…?
いや…違う…
俺が主導権を握って…抱きたい、相手は…
俺に抱かれながら…
恥ずかしくて嫌だと抗いながらも、
気持ちがいいと…快感をこらえながら小さく喘ぐ姿を見たい相手は…
水無月さん、ただ一人…
だから、智花。
俺のことは忘れて
俺はこんなにもひどい男だ…。
君との別れを心に決めた上で、それを告げることなく最後に…ある意味で気持ちを込めて、身勝手に君を抱くような、残酷な男…
俺のことは、忘れて欲しい…
俺は、恍惚とした表情を浮かべながらも、ぐったりとした智花を横目に、シャワー室へ向かった。
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