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葉山side
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「おはよ、葉山っ…!」
いきなり、背後から肩を抱かれるようにして、声を掛けられる。
「 ひっ…!…お…脅かすなよ…おはよ、田中…」
「いや…別に、普通に朝の挨拶…
脅かしたつもりないけど…てか、今日も可愛いな、葉山…」
「うるさい…」
今日は金曜日…
遂に決戦の日が来てしまった…
というより、マジか…マジな話なのか…?
昨夜、必死に真壁に頼み込まれた…
いまだに信じられない話だが、今夜、真壁に抱かれることを承諾してしまった俺…
公園で濃厚なキスをされ…満月を超えるとヤバいだの、このままだと、クラスメートに危害を加えてしまいそうだの色々言われて…仕方なく一度だけって約束で、承諾…してしまったのだけど…
いまだに、昨夜のやり取りは夢だったんじゃないかなんて、思ってしまう…
そして実は…
昨夜結局、一睡もできなかったのだ…
寝る前に…あんなことをしてしまった自分を呪った。
調べてしまったのだ…
ネットで検索…してしまったのだ…。
男と男の、そういう行為について…
俺が世間知らずだったのかもしれないが、本当に普通にそれらの画像やら情報やら、詳しい方法やら…ネットの中はいかがわしい情報に溢れていて、
目を覆う画像や動画も多くて…
信じられない…
あんなところに、 あんな…
ああ…!!無理無理無理…!絶対、
無理に決まってる…どうしよう、俺…!
安易にOKなんてしちまって…
マジで、無理…だ… できるわけない…
あんなものを… あそこに… 嘘だろ…
受け入れられるわけが…
「おおーい、葉山~~ おまえ、大丈夫か…?さっきから青くなったり白くなったり
体調、大丈夫なのか…?」
「うっ…田中… おまえ、優しい…」
「今頃わかったんか…?惚れんなよ…てか、俺と付き合うか…?はっきり言って、ウェルカムだがな…」
「それはないわ…」
「ちっ…遠い目して速攻ふんなよ…はは」
俺は田中とそんな馬鹿なやりとりをしながら、真壁が実は、いきなり休んだりしてないかなとありえないことを自分勝手に想像しつつ…
恐る恐る、
教室に向かった。
いきなり、背後から肩を抱かれるようにして、声を掛けられる。
「 ひっ…!…お…脅かすなよ…おはよ、田中…」
「いや…別に、普通に朝の挨拶…
脅かしたつもりないけど…てか、今日も可愛いな、葉山…」
「うるさい…」
今日は金曜日…
遂に決戦の日が来てしまった…
というより、マジか…マジな話なのか…?
昨夜、必死に真壁に頼み込まれた…
いまだに信じられない話だが、今夜、真壁に抱かれることを承諾してしまった俺…
公園で濃厚なキスをされ…満月を超えるとヤバいだの、このままだと、クラスメートに危害を加えてしまいそうだの色々言われて…仕方なく一度だけって約束で、承諾…してしまったのだけど…
いまだに、昨夜のやり取りは夢だったんじゃないかなんて、思ってしまう…
そして実は…
昨夜結局、一睡もできなかったのだ…
寝る前に…あんなことをしてしまった自分を呪った。
調べてしまったのだ…
ネットで検索…してしまったのだ…。
男と男の、そういう行為について…
俺が世間知らずだったのかもしれないが、本当に普通にそれらの画像やら情報やら、詳しい方法やら…ネットの中はいかがわしい情報に溢れていて、
目を覆う画像や動画も多くて…
信じられない…
あんなところに、 あんな…
ああ…!!無理無理無理…!絶対、
無理に決まってる…どうしよう、俺…!
安易にOKなんてしちまって…
マジで、無理…だ… できるわけない…
あんなものを… あそこに… 嘘だろ…
受け入れられるわけが…
「おおーい、葉山~~ おまえ、大丈夫か…?さっきから青くなったり白くなったり
体調、大丈夫なのか…?」
「うっ…田中… おまえ、優しい…」
「今頃わかったんか…?惚れんなよ…てか、俺と付き合うか…?はっきり言って、ウェルカムだがな…」
「それはないわ…」
「ちっ…遠い目して速攻ふんなよ…はは」
俺は田中とそんな馬鹿なやりとりをしながら、真壁が実は、いきなり休んだりしてないかなとありえないことを自分勝手に想像しつつ…
恐る恐る、
教室に向かった。
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