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「は…経験ってなんだよ…まあ、だから恋愛経験あるって言ってんだろ…それなりだ、それなり…」
「いや、葉山、違う…そうじゃなくて、セックスの経験のこと。」
思わず真壁を見る。
うっすらと微笑んでいる真壁にゾクリとする。
「… おまえ… 何、言って… 」
「だから、今まで付き合った彼女とかまあ、彼氏かもしれないけどセックスした経験があるか、聞いてんの…」
俺は動揺する…
本当のところ、キスすらしたことがない…手を繋いだことしか…ない…
「そ…それは… まあ、それなりに… 」
「それなりに…?」
「ああ…それなりに、な…」
「ふうん…じゃあやっぱ童貞かあ…当然男とはしてないよね…それならキツイかな…初めては…う-ん… 」
「…… 何…? 言ってんの、おまえ…」
「何って、言ったよね…満月の夜に葉山を抱くって…忘れた…?明日なんだよ、満月…」
「冗談…言うな… 」
「だから、冗談でこんなこと言わないよ…もう、限界なんだよ葉山、フェロモン駄々洩れ、させ過ぎ…」
「何を… あっ…ん! …んぅっ… んん」
顎をつかまれ、真壁に唇を塞がれ…
俺の頭は、真っ白になる…
何が、話があるだよ…なんなんだ…
俺は苦し紛れに、
キスをされたまま、真壁を睨みつけた…
「いや、葉山、違う…そうじゃなくて、セックスの経験のこと。」
思わず真壁を見る。
うっすらと微笑んでいる真壁にゾクリとする。
「… おまえ… 何、言って… 」
「だから、今まで付き合った彼女とかまあ、彼氏かもしれないけどセックスした経験があるか、聞いてんの…」
俺は動揺する…
本当のところ、キスすらしたことがない…手を繋いだことしか…ない…
「そ…それは… まあ、それなりに… 」
「それなりに…?」
「ああ…それなりに、な…」
「ふうん…じゃあやっぱ童貞かあ…当然男とはしてないよね…それならキツイかな…初めては…う-ん… 」
「…… 何…? 言ってんの、おまえ…」
「何って、言ったよね…満月の夜に葉山を抱くって…忘れた…?明日なんだよ、満月…」
「冗談…言うな… 」
「だから、冗談でこんなこと言わないよ…もう、限界なんだよ葉山、フェロモン駄々洩れ、させ過ぎ…」
「何を… あっ…ん! …んぅっ… んん」
顎をつかまれ、真壁に唇を塞がれ…
俺の頭は、真っ白になる…
何が、話があるだよ…なんなんだ…
俺は苦し紛れに、
キスをされたまま、真壁を睨みつけた…
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