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俺はその後、抵抗虚しく真壁にいいように口内を弄ばれ…
やっと、満足したのか、解放されて…
舌なめずりをした奴が、開口一番…
「次の満月の夜、お前を抱くから…覚悟してて」だってさ…
はーーー!?
何、すっとぼけたこと抜かしてんだ…
冗談じゃない…いやマジで冗談だろう…
俺はあまりのことに気が動転して、すぐに真壁を突き飛ばして、その場から逃げ去るという…
そして、ここ何日も避けまくって…
なるべく奴を、視界の中に入れないようにしているという…
てか、ムカつく…
そもそもなんで俺が、逃げなきゃいけないんだ… 悪いのはあっち、なのに…
あああ…
やっぱ、思い出しただけで腹が立つし、
不可解すぎる… なんなんだ、アイツ…
「ん…どしたの?葉山…百面相みたいになってんぞ…なに…むかついてんの…?もしかして真壁に対抗意識みたいなもん…?はは、大丈夫だよ…葉山は葉山で、ヤバい奴らにもてまくってんだからさ…うふふ…そのうちの一人…俺な…」
マジで、鳥肌が… ゾワゾワ…
「キモいこと言うな…!…もう先に行く。」
「あらら…葉山、冗談だって、おーい…」
俺は田中の声を無視して、鬱陶しい腕を思い切り振り払い、
足早に学校へ向かった。
お知らせ
読んでいただきありがとうございます。
こちらは、
「【BL 】とある、満月に近い日の夜にアイツは俺を… 」の続編となります。
よろしければ、さきに本編(短編10話程度)をお読みください(^^)
楽しんでいただけると嬉しいです。
なお、こちらBL大賞応募中です。
応援ポチ、いただけると嬉しいです。
よろしくお願いいたします(^^)
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そして、ここ何日も避けまくって…
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あああ…
やっぱ、思い出しただけで腹が立つし、
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マジで、鳥肌が… ゾワゾワ…
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