【完結】あの可愛い人妻を、誰か俺に譲ってください。

もえこ

文字の大きさ
上 下
51 / 60

快楽

しおりを挟む
「あっ…ん、んん やあ…ん、ふっ…」
俺の腰の動きに合わせて発せられる…彼女の可愛くて…でも、控え目な喘ぎ声が…俺の耳を甘やかに刺激する。

ああ…もっと激しくしたい…
本当は、俺のモノを一気に彼女の中に突き入れたかった…。

でも、由良さんとの初めてのセックスで、そんなことはできる筈もなく、俺の中の激しい欲望をなんとか理性で抑え込みながら…ゆっくりと彼女の中へ入っていく。

…由良さんのナカは…狭くて…キツくて…適度な締め付けがあって…奥に進むにつれて…俺のが彼女の内壁に優しく…それでいてキツく、包み込まれて…温かくて…本当に夢のようだ…

中の締め付けが気持ち良過ぎて…しかも今でもまだ信じられないような、今のこの状況に…頭がおかしくなってしまいそうな…そんな気さえする。

ああ…

やっぱり…もっと動きたい…。
彼女を思うままに抑えつけて、激しく揺さぶりながら身体中を蹂躙したい…

挿入が深くなるにつれて彼女との距離が縮まり、ついに至近距離で彼女と目が合う…濡れたような黒目がちの瞳が、ゆらゆらと不安そうに揺れる。

由良さんはすぐに恥ずかしそうに俺から目を逸らし、なんともいえない妖艶な表情で俺の背中を抱きながら、小さく呻く…。

ギシギシとベッドをきしませながら、俺は少しずつ…彼女への抽挿を早くしていく…
「あっ…あっあ…  んん、やっ…、んん…はぁ…ん」

色っぽい彼女の喘ぎ…ヤバいよ…その声、

…そして少し汗ばんだ彼女の身体から溢れ出る色気…ぷるんと揺れ動く白い胸…まじでもうヤバい…

俺はいきなり達しないように、頭では敢えて別のことを考えようとする…が、やっぱりなかなかうまくいかない…。窮屈な由良さんのナカ…想像以上に締まりが良過ぎて、少しでも気を抜くと…途端に達してしまいそうだ。

もともとがそういうタイプ…なのかもしれないけど…なんだか本当に…彼女は旦那とセックスみたいなことをしばらくしてないんじゃないかと… 俺は身勝手にそんな想像をしてしまっていた。
だってあまりに…キツ過ぎる…まるで処女としているかのような、錯覚すら覚える。

でももし、仮に旦那とご無沙汰だとすると、なんとなく…嬉しい…。

だって、俺にこうやって抱かれてあられもない声をあげながら…家では旦那にも普通に愛されてます…なんて言われると…俺の胸は途端に苦しくなるから。

ちなみに、そのことについてはいまだに俺は彼女に直球で聞くことができていない…。
由良さん自らが、そこに触れない以上…俺からは聞けないし…それに今更…聞くのも怖い気がした…

由良さんが今も旦那に抱かれているなんて…
…もはや、そんな話、聞きたくもないし想像すらしたくない…

俺はなんとなく、勝手に苛つき…

挿入したまま彼女の腰を抱え直し、由良さんのお尻を掴んで少し乱暴に、自らの腰を何度も打ち付ける…彼女の一番深くまで、感じたい一心で…

グチュグチュと摩擦の音をたてながら、最後にズンと思い切り奥深くまで突き上げ、そのまま腰を揺さぶる…ついでに片手で胸を揉みしだきながら、突起をつまんでいじくる。なんか…最低かな、俺…でも、もう止まらない…

「やっあ、!いやぁ!っ…あっ、んンっ…!…

…は、あ…んん、あ…やっ…やだっ…あっ、あん…やめて、も…いやぁっ、いや…ぁ…あん…はぁ」

甘い声が漏れ出る…ここまできて…やめてやるわけがない…いやじゃなくて、イイ…なんだろ、由良さん…

でも、俺自身…もうダメだった…
これ以上はとてもイクのを我慢できそうに、ない…気持ち良すぎて…気を失いそうだ。

これが最後だと言わんばかりに一層、彼女の中を…狂ったように激しく…深く、俺のモノで突きまくる。
ギシギシとベッドが音を立てて、揺れる…

「白石さ…ん、我慢しないでイッていいよ…?顔…見せて…俺も…もう…いく…から…くっ!」
上擦った声で話しかけて、彼女を抱きしめ、俺たちの結合がこのうえなく、深くなった瞬間…

「やっ…木下さぁ、っんっ!…ダメっ!もう…だめぇっ…!…い、やぁ…あぁっ!…ああ…ぁ…は、ん…」

彼女の身悶える声とともに、俺たちは多分ほぼ同時に…   果てた… 

   もう、俺…死んでもいいかも。
    いや…いっそ、死にたい…

 完全に…性の快楽に飲まれた瞬間だった。
       



しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

会社の上司の妻との禁断の関係に溺れた男の物語

六角
恋愛
日本の大都市で働くサラリーマンが、偶然出会った上司の妻に一目惚れしてしまう。彼女に強く引き寄せられるように、彼女との禁断の関係に溺れていく。しかし、会社に知られてしまい、別れを余儀なくされる。彼女との別れに苦しみ、彼女を忘れることができずにいる。彼女との関係は、運命的なものであり、彼女との愛は一生忘れることができない。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?

すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。 「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」 家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。 「私は母親じゃない・・・!」 そう言って家を飛び出した。 夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。 「何があった?送ってく。」 それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。 「俺と・・・結婚してほしい。」 「!?」 突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。 かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。 そんな彼に、私は想いを返したい。 「俺に・・・全てを見せて。」 苦手意識の強かった『営み』。 彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。 「いあぁぁぁっ・・!!」 「感じやすいんだな・・・。」 ※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。 ※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。 ※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。 ※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。 それではお楽しみください。すずなり。

淫らに、咲き乱れる

あるまん
恋愛
軽蔑してた、筈なのに。

ヤンデレエリートの執愛婚で懐妊させられます

沖田弥子
恋愛
職場の後輩に恋人を略奪された澪。終業後に堪えきれず泣いていたところを、営業部のエリート社員、天王寺明夜に見つかってしまう。彼に優しく慰められながら居酒屋で事の顛末を話していたが、なぜか明夜と一夜を過ごすことに――!? 明夜は傷心した自分を慰めてくれただけだ、と考える澪だったが、翌朝「責任をとってほしい」と明夜に迫られ、婚姻届にサインしてしまった。突如始まった新婚生活。明夜は澪の心と身体を幸せで満たしてくれていたが、徐々に明夜のヤンデレな一面が見えてきて――執着強めな旦那様との極上溺愛ラブストーリー!

甘すぎるドクターへ。どうか手加減して下さい。

海咲雪
恋愛
その日、新幹線の隣の席に疲れて寝ている男性がいた。 ただそれだけのはずだったのに……その日、私の世界に甘さが加わった。 「案外、本当に君以外いないかも」 「いいの? こんな可愛いことされたら、本当にもう逃してあげられないけど」 「もう奏葉の許可なしに近づいたりしない。だから……近づく前に奏葉に聞くから、ちゃんと許可を出してね」 そのドクターの甘さは手加減を知らない。 【登場人物】 末永 奏葉[すえなが かなは]・・・25歳。普通の会社員。気を遣い過ぎてしまう性格。   恩田 時哉[おんだ ときや]・・・27歳。医者。奏葉をからかう時もあるのに、甘すぎる? 田代 有我[たしろ ゆうが]・・・25歳。奏葉の同期。テキトーな性格だが、奏葉の変化には鋭い? 【作者に医療知識はありません。恋愛小説として楽しんで頂ければ幸いです!】

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

処理中です...