【完結】あの可愛い人妻を、誰か俺に譲ってください。

もえこ

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俺は一気に自分の洋服を脱ぎ捨てた。

男だし、俺だって多少は恥ずかしいけど、でもそんなこと、言ってられない。
今、全裸で待っている由良さんの恥ずかしそうに震えている姿を見てたら、たまらなくなった。
早く俺も、彼女に全てを見せて…それで…

最後のボクサーパンツに手をかける。やっぱりちょっと恥ずかしい…けど、脱ぐしかない。

バサッとボクサーパンツをシーツへ投げ捨てる。

俺のは当たり前だけど…完全に…屹立…していた…布地が当たって、痛かったくらいだ…
やっと外気に触れられて…心なしか、ほッとする。

その俺の…姿形に、一瞬目をやり、彼女は戸惑った表情を見せる。
その後はすぐに顔を逸らし、こちらをあまり見ることも出来ず、眼を泳がせているようだ。

ああ…こういう仕草も…可愛い…

でも…やっぱりこういう時…女は今までの彼氏や旦那とかと…男の持っているモノの大きさや太さ、長さとか…を、比べてしまったりする…のだろうか…男が…やっぱりそうであるように。

前の彼女の方が胸がでかかったとか、尻が綺麗だったとか、ウエストがどうとか、あそこの具合がどうとかこうとか…男の中には結構、こういう下品な会話を酒の席とかで簡単に…する奴がいる。

一方で俺みたいに、そういう話は一切、会話に出さないタイプもいる。
元カノだろうが、妻だろうが、そんな男女関係の最もプライベートな部分を、正直人にベラベラ話す奴の気が知れない。そんな感想は、自分の中だけで十分だし、逆に相手がそんな話を女友達に話していたら俺は100パーセント、その女性を軽蔑するだろう。

由良さんがそういう軽いタイプではないことは百も承知だが、やはり彼女の脳内は、きっと旦那と俺のモノを無意識だとしても、比べていたり…仮に俺と今からセックスをしたら、旦那と比べてセックスがうまいとか、下手だとかいう率直な感想が…由良さんの中だけに生じるだろう。でもその比較は誰しも人である以上、仕方がないことだ。


でも、今…由良さんと裸で…ここにいるのは、彼女の旦那でもなく…信じられないけど、俺なんだ。
俺が…愛しい由良さんと一緒に…ベッドの上にいる。

彼女が旦那に毎晩…どんな風に抱かれていようが、どんな奉仕…まがいのことをしていようが…俺には関係ない。

俺は俺のやり方で彼女を抱く…俺はそう決意して、彼女に覆いかぶさるように裸でまたがる。

彼女の腰部分をまたぐ形で膝たちをしたまま、彼女の手を…俺のそそり立ったモノに…持っていき、少し触れさせる…というか、無理矢理に、握るように仕向ける。
…綺麗で純粋な彼女に…こんなことをさせて…俺は…悪い男…だろうか。

「あっ…木下さん…の…やっ…、か…」 
? なんだ…俺のが…な、なん、なんだ…?

「なんだか、すごく…か、堅い…です…ね…」
そう…まるで、何かの実況中継をしているかのように、可愛い顔をして、男をくらくらさせるような爆弾発言をして…彼女が少しだけ…俺のを撫でるように…さすってくる… 形をたどるように、何度も…何度も…手を上下させ…愛しいものを撫でるようにどこまでも…優しく…先のところも…丹念に撫でてくれる。ちっとも痛くなくて…AVで見るような激しさも微塵もなくて…

それなのに…ヤバい…これだけで普通に、気持ちいい…
 
ああ…そんな、綺麗な白くて細い指で…俺が促すままに…素直に…俺のこんなモノを…優しく…触ってくれる彼女…由良さんに、俺は一種の、めまいを覚える。

だからこそ、汚したい…
    
この天使のような由良さんを…俺のこれで…滅茶苦茶にして…なかせたい…
                
彼女が嫌がりながらも、あげる嬌声を聞きたい…

俺の中に…抑えられない欲望が…たぎり始めていた。

               

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