【完結】あの可愛い人妻を、誰か俺に譲ってください。

もえこ

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ヤバい感情

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手を伸ばし、彼女のカーディガンに触れる。

由良さんがビクンッと身体を跳ねさせたのがわかったけど、それを無視し…少し生地をめくって剥き出しになった彼女の白くて色っぽい首筋に、キスをする。

ちゅっ、ちゅ…っとわざと音を立てるようにすると、彼女がビクビクと、全身を震わせる。

「あっ、ん…、き…きの…木下…さ、んっ…あ…」

俺は彼女の可愛い反応と声に、気付かないふりをして
唇を這わせる。

イイ匂いと…すべすべした肌の感触に、頭がくらくらしてくる。何度もついばむように首筋に口付けをしながら、更に少し下に視線を下げると…彼女の胸の膨らみが…俺の目に…飛び込んでくる。

ふっくらと丸い…お椀のような…二つの膨らみ。
黒いレースのキャミソールからのぞく、白くて綺麗な鎖骨もなまめかしく…俺をどうしようもなく、ヤバい方向へ…誘い込む。

今すぐ彼女を裸にして…色々な場所を舐めて…しゃぶり尽くしたい…俺の本能は…そう、心から叫んでいるけど…そんなことをもし、今ここで…しちゃったら…彼女とは完全に…終わりだ…
…っていうか、多分犯罪になる、だろう。

ああ…でも…したい、舐めたい…触りたい…揉みたい…彼女の喘ぐ声を聞きたい…

俺の理性はこの瞬間、完全に、
    男の本能に…負けてしまった。

俺は彼女の胸の膨らみに、手を伸ばす。
まだ触れずに、寸前のところで俺の手のひらで胸を覆うような形をキープしたまま、彼女の様子を伺うと…

彼女は…なんと…首を振らずに…

      コクンっと…頷いた…。

拒まれていない…そのことが俺の行動に、拍車をかける。…俺はそっと、彼女の胸に触れる。
    彼女がまた、ビクンッと跳ねる。

柔らかくて…温かくて、丸くて…ああ…
…自分をなんとか止めようとしたけど、無理だった…

指が勝手に…やわやわと彼女の胸を揉んでしまう…

恐る恐る触りながら、由良さんを盗み見ると、
目と唇をギュッと閉じて耐えていた…

その姿に、俺の下半身が、ズクン…っと、波打つ気がした。いっそ、声を出させたい…

俺は、少し力を加えて、胸を何度か揉んだ後、生地の上からさすりながら…小さくて可愛い先端を探し当て…キュッと…つまむ。

「あっ…やっ…!あ、ん…やめ…てっ…ん」

彼女はビクンっと身体を震わせて、すぐに俺から離れ…はあはあと…悶えるように息を切らしながら…俺を見る。

その姿があまりに扇情的で…色っぽくて、俺はもう、彼女を直視できない。

「ご…ごめん、なさい…」
俺は我に帰り、彼女にそう謝った。

「いえ…では、今日はこれで…失礼しますっ…!」
彼女はそう言って、逃げるようにその場を去った。

  
彼女と…したい…

俺のを…挿れて…突き動かして…
どこまでも魅力的で俺の心を離さない彼女を…

滅茶苦茶に抱いて…泣かせたい…


 俺の中に…人妻に対する、
   今までとは違う
    ヤバい感情が…芽生え始めていた。


              つづく










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