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目覚め

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    …  … 忘れ物…?

考えるより先に、
ぐいと腕を引かれ、バランスを崩した瞬間、
いきなり奴の大きな胸の中に取り込まれたかと思ったら、強引に唇を塞がれる…。

「んっ…!? う…んんっ…」

必死に閉じていた俺の唇をこじ開けるように…
すぐにウェンリーの熱を持った舌が口内にねじ込まれ… 舌を強い力で吸われる…。

「んっ…んっ…  ふ…」

くちゅ…くちゅん… 

お互いの唾液が入り混じる恥ずかしい水音が…耳の奥に聞こえる…

何度、逃れようとしても、ウェンリーの舌が俺の口内を探るようにせめてきて、逃れられない…

「ん…」ぞろりと歯列をなぞられ、ぞくりとする…

時間差で伸びてきた手が…
俺の…リンスの片方の胸を突然、鷲掴みにする…

「  んっ… !…      」

少し乱暴に揉まれながらも…同時に口内を蹂躙され…

もうだめ…
色々、刺激が強すぎて…頭が、まわらない…。

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