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~就寝~

強引

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「…葉月… おまえ、… なんなの… ?マジで… 」

拓海が全裸で私の上にまたがったまま…低い声で言葉を発した。

「… … … 」

怖い… 
これほどまでに怒った拓海の顔を目にしたことがなかった私は言葉をなくす。

「… また、だんまりかよ… 最後って、なんだよ…?」

「さ… 」駄目だ…声が、震えてしまう…。

私はなんとか気持ちを奮い立たせて、もう一度拓海を見上げる…。

「… 最、後は… 最後、だよ… 私の気持ちはさっき伝えたっ… あっ…!」

いきなり…片方の胸を強い力でつかまれ、思わず息を飲む…。

「…さっきからおまえ…どういうつもりだよ…あまりに一方的でさ…マジで、ムカついてきたから黙れって…」

私の胸をつかむ拓海の手に…少しずつ力が加わるのを感じる。

まるで、脅しのようだ…

行為の時に、女性を気持ち良くさせるために柔らかく揉みしだくのとは程遠い力任せな触り方に、拓海の怒りを知る…。

「 … 痛、い… 離して、拓海…  」

「… 離さない… 俺はおまえと別れるとか…認めてないっつったろ?何が最後だよ… 勝手に決めんなっ…!」

荒々しい息遣い… 更に低くなる拓海の声に、恐怖を感じる…。
でも…いつものように押されて、引くわけにはいかない…。
今夜だけだ…
もう…金輪際…
拓海とのセックスに応じることはできない…。

「… 勝手にって…言われても…私の気持ちはもう、決まっ… ああっ!… 痛っ、…もう、やめ…」

私が話すのを無理矢理遮るかのように…
胸の先端を指で潰すかのようにぎゅうとねじられ、ぴりと、痛みが走る…。

「うるさい… 黙れっ… 聞かねえ…もういい…ムカつくからもう…おまえは一切喋んなくていい… とにかく俺は認めねぇからな…はあっ…  もう、いっそ… 」

「 … … … 」拓海がいきなり胸から手を離す…。
圧迫されていた部分が緩んだのもつかの間、拓海の逞しい腕が今度は私の下半身に伸びてくる…。

「あっ… 」

荒々しく腰をつかまれ、拓海の方にズズズと強引に引き寄せられたかと思うと、
一気に…両脚を恥ずかしいほどに左右に割り開かれ、言葉を無くす…。

突如、襲い来る羞恥心に…私はぎゅっと目を閉じた…。 
 

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