24 / 28
6
しおりを挟む
「… 美弥… すごく、会いたかった…」
隆仁さんが私を見下ろす。
その眼が…濡れていて、思わず視線を逸らす。
「あ…あの、私…も… 隆仁 あっ…んっ…」
話している最中、
また、服の上から隆仁さんの大きな手で、胸を揉まれる…
やだ…おかしな声が、出る…
「…ごめん…今日はちょっと俺… あまり、我慢が効かない…かもしれない…美弥…脱いで…」
「え… …?」
隆仁さんの手が、私のスカートに伸びる。
いつもと少し、隆仁さんの様子が違い、私は動揺を隠せない…。
隆仁さんはいつも、どんな時も…
穏やかで…優しくて、セックスの時もゆったりとしていて…
私はいつもゆっくり、ゆっくり服を脱がされながら、脱がされた後も、肌にそっと触れられながら…
甘く… 優しく色々な場所を愛撫されながら… 隆仁さんに抱かれる…
いつも…優しく微笑んで… 私の様子を伺いながら…抱いてくれる隆仁さん…。
それこそ、もう少し乱暴でもいいのに…と、思ったことがあるくらいに…。
なのに今日の隆仁さんは… 性急だ…
それほどに会えなかった時間が… 長過ぎたのかもしれない…。
「美弥… 美弥… 」
ベッドの上で転がされながら…素早く衣類を脱がされていく…
最後のショーツに手がかかり…さすがに、我に返る…。
このままなんて…あまりに、恥ずかしい… せめて…
「あ…待って、隆仁さん… あの、お風呂は… 」
「いい…シャワーは、後でいい… も、いいから…、美弥…」
「… あ、の… う… ん…」
私はその時の隆仁さんの眼を見て… 何も、言えなくなった…。
切羽詰まっている…男の眼…
燃えるような欲情の光をたたえていたから…。
電気を消してくれているのがせめてもの救い…
そう、思うようにした…
隆仁さんが私を見下ろす。
その眼が…濡れていて、思わず視線を逸らす。
「あ…あの、私…も… 隆仁 あっ…んっ…」
話している最中、
また、服の上から隆仁さんの大きな手で、胸を揉まれる…
やだ…おかしな声が、出る…
「…ごめん…今日はちょっと俺… あまり、我慢が効かない…かもしれない…美弥…脱いで…」
「え… …?」
隆仁さんの手が、私のスカートに伸びる。
いつもと少し、隆仁さんの様子が違い、私は動揺を隠せない…。
隆仁さんはいつも、どんな時も…
穏やかで…優しくて、セックスの時もゆったりとしていて…
私はいつもゆっくり、ゆっくり服を脱がされながら、脱がされた後も、肌にそっと触れられながら…
甘く… 優しく色々な場所を愛撫されながら… 隆仁さんに抱かれる…
いつも…優しく微笑んで… 私の様子を伺いながら…抱いてくれる隆仁さん…。
それこそ、もう少し乱暴でもいいのに…と、思ったことがあるくらいに…。
なのに今日の隆仁さんは… 性急だ…
それほどに会えなかった時間が… 長過ぎたのかもしれない…。
「美弥… 美弥… 」
ベッドの上で転がされながら…素早く衣類を脱がされていく…
最後のショーツに手がかかり…さすがに、我に返る…。
このままなんて…あまりに、恥ずかしい… せめて…
「あ…待って、隆仁さん… あの、お風呂は… 」
「いい…シャワーは、後でいい… も、いいから…、美弥…」
「… あ、の… う… ん…」
私はその時の隆仁さんの眼を見て… 何も、言えなくなった…。
切羽詰まっている…男の眼…
燃えるような欲情の光をたたえていたから…。
電気を消してくれているのがせめてもの救い…
そう、思うようにした…
0
お気に入りに追加
44
あなたにおすすめの小説
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。

甘すぎるドクターへ。どうか手加減して下さい。
海咲雪
恋愛
その日、新幹線の隣の席に疲れて寝ている男性がいた。
ただそれだけのはずだったのに……その日、私の世界に甘さが加わった。
「案外、本当に君以外いないかも」
「いいの? こんな可愛いことされたら、本当にもう逃してあげられないけど」
「もう奏葉の許可なしに近づいたりしない。だから……近づく前に奏葉に聞くから、ちゃんと許可を出してね」
そのドクターの甘さは手加減を知らない。
【登場人物】
末永 奏葉[すえなが かなは]・・・25歳。普通の会社員。気を遣い過ぎてしまう性格。
恩田 時哉[おんだ ときや]・・・27歳。医者。奏葉をからかう時もあるのに、甘すぎる?
田代 有我[たしろ ゆうが]・・・25歳。奏葉の同期。テキトーな性格だが、奏葉の変化には鋭い?
【作者に医療知識はありません。恋愛小説として楽しんで頂ければ幸いです!】

包んで、重ねて ~歳の差夫婦の極甘新婚生活~
吉沢 月見
恋愛
ひたすら妻を溺愛する夫は50歳の仕事人間の服飾デザイナー、新妻は23歳元モデル。
結婚をして、毎日一緒にいるから、君を愛して君に愛されることが本当に嬉しい。
何もできない妻に料理を教え、君からは愛を教わる。




冷淡だった義兄に溺愛されて結婚するまでのお話
水瀬 立乃
恋愛
陽和(ひより)が16歳の時、シングルマザーの母親が玉の輿結婚をした。
相手の男性には陽和よりも6歳年上の兄・慶一(けいいち)と、3歳年下の妹・礼奈(れいな)がいた。
義理の兄妹との関係は良好だったが、事故で母親が他界すると2人に冷たく当たられるようになってしまう。
陽和は秘かに恋心を抱いていた慶一と関係を持つことになるが、彼は陽和に愛情がない様子で、彼女は叶わない初恋だと諦めていた。
しかしある日を境に素っ気なかった慶一の態度に変化が現れ始める。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる