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俺の領域
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「やめろ…」
今、岡田は…確かにそう言った…
俺はゆっくりと岡田を振り返る。
「え~~~… ここまできて、ここまで新名さんを気持ち良くしておいて…今更何、言ってるんですか、岡田さん…そこ、そんな風に…してるくせに…」
真中が俺の股からおもむろに片方の手を離し…岡田の屹立しかけたそれを指差す…
俺は思わず、そこから目を逸らす。
男のそんな状態…見たくない…なんなんだ本当に、この状況は…
「もう、やめよう、真中…だめだ、無理矢理にこんなことしちゃ、やっぱりダメだ…」
岡田が散らばった俺の服をゆっくりと集め始める。
「あーあ…テンション、マジで下がっちゃったな… 岡田さん、いきなり冷静にならないで欲しかったな…新名さんがトロトロ状態の今なら、いけると思ったのに… あーあ… あーあ… もったいな…」
ぼそぼそと…
真中はまるで独り言のように話しながら
跨っていた俺の上からゆっくりと離れる。
その目はなぜか笑っていて…ゾクリとする… こいつ、本当に楽しんでいる…この状況を… 俺が二人の男に弄ばれるこのおかしな状況を… 多分、心から…
縛っていたネクタイを、岡田がシュルシュルと音を立てながら解いてくれる…
「あ…りがと… 」思わず声が出るが…
ここは、ありがとう、なのか…?
本当は、全力で怒るところじゃ…
下手をしたら…いや、本当は間違いなく、殴るところではないのか…
だけど俺は、何も言えなくなった…
今、岡田は…確かにそう言った…
俺はゆっくりと岡田を振り返る。
「え~~~… ここまできて、ここまで新名さんを気持ち良くしておいて…今更何、言ってるんですか、岡田さん…そこ、そんな風に…してるくせに…」
真中が俺の股からおもむろに片方の手を離し…岡田の屹立しかけたそれを指差す…
俺は思わず、そこから目を逸らす。
男のそんな状態…見たくない…なんなんだ本当に、この状況は…
「もう、やめよう、真中…だめだ、無理矢理にこんなことしちゃ、やっぱりダメだ…」
岡田が散らばった俺の服をゆっくりと集め始める。
「あーあ…テンション、マジで下がっちゃったな… 岡田さん、いきなり冷静にならないで欲しかったな…新名さんがトロトロ状態の今なら、いけると思ったのに… あーあ… あーあ… もったいな…」
ぼそぼそと…
真中はまるで独り言のように話しながら
跨っていた俺の上からゆっくりと離れる。
その目はなぜか笑っていて…ゾクリとする… こいつ、本当に楽しんでいる…この状況を… 俺が二人の男に弄ばれるこのおかしな状況を… 多分、心から…
縛っていたネクタイを、岡田がシュルシュルと音を立てながら解いてくれる…
「あ…りがと… 」思わず声が出るが…
ここは、ありがとう、なのか…?
本当は、全力で怒るところじゃ…
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だけど俺は、何も言えなくなった…
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