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俺の領域
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二人で交互に…
やっちゃう…だと…?
俺は真中が発した言葉を頭の中で、なんとか反芻する。
あり得ない…
正真正銘、
ここは俺の家…俺はこの家の主…
岡田と真中を図らずも家に招いた形にはなってしまったが、それ以上でもそれ以下でもない。
ヤル…
俺が男とヤル… ?
…いや、この状況だと、ヤラれる…?
しかも相手は、二人だ。
真中と、…今でも頭が追いついていないが、岡田と… 二人…
今だって二人になかば押さえつけられたような格好で、好きなことされて…蛇に睨まれたカエルのような…状況だ…
正直、逃げられる気がしない、そんな状況…
いや…でも、あり得ない。
絶対にあり得ない…
頭ではそう考えているのに…
なかなか言葉として出てくれない…
「あ… あ… 」
駄目だ… 何も出てこない。
完全に、どうやら、腰が抜けている…
岡田の手によってイカされたままの、無様な格好で…真中と岡田の顔を交互に見上げる…
そこには、
欲情したような濡れた目で、俺をじっと見つめる男、二人…
俺はまるで壊れかけの人形のように、口をぱくつかせる…
「新名さん…大丈夫ですか…?いいですか、俺ら…これから新名さんのこと、好きにしても…?」
真中がニヤリと笑って、俺の胸に触れる。
「あっ… くっ …」
「ははっ…やっばい表情…どこまで、俺らを煽れば気が済むんですか…あなたって人は…すみませんけど…やっぱりこのまま、抱きますよ…我慢できない…ね… おいで…」
真中が俺の髪に触れ…
首根っこを少し乱暴につかまれたような格好で、強引に唇を塞がれる。
「んうっ… … …!! んーーっ…」
舌が絡まり息が止まりそうだ…
ああ… もう、だめ …だ…
抗う力も残っていないし、
そもそも俺の部屋…
こんな場所に、助けなんて来やしない…
俺は今夜、二人の男に交互に…
やられる… のか… ?
俺はもはや諦めの境地で、
ぎゅっと…目を閉じた。
やっちゃう…だと…?
俺は真中が発した言葉を頭の中で、なんとか反芻する。
あり得ない…
正真正銘、
ここは俺の家…俺はこの家の主…
岡田と真中を図らずも家に招いた形にはなってしまったが、それ以上でもそれ以下でもない。
ヤル…
俺が男とヤル… ?
…いや、この状況だと、ヤラれる…?
しかも相手は、二人だ。
真中と、…今でも頭が追いついていないが、岡田と… 二人…
今だって二人になかば押さえつけられたような格好で、好きなことされて…蛇に睨まれたカエルのような…状況だ…
正直、逃げられる気がしない、そんな状況…
いや…でも、あり得ない。
絶対にあり得ない…
頭ではそう考えているのに…
なかなか言葉として出てくれない…
「あ… あ… 」
駄目だ… 何も出てこない。
完全に、どうやら、腰が抜けている…
岡田の手によってイカされたままの、無様な格好で…真中と岡田の顔を交互に見上げる…
そこには、
欲情したような濡れた目で、俺をじっと見つめる男、二人…
俺はまるで壊れかけの人形のように、口をぱくつかせる…
「新名さん…大丈夫ですか…?いいですか、俺ら…これから新名さんのこと、好きにしても…?」
真中がニヤリと笑って、俺の胸に触れる。
「あっ… くっ …」
「ははっ…やっばい表情…どこまで、俺らを煽れば気が済むんですか…あなたって人は…すみませんけど…やっぱりこのまま、抱きますよ…我慢できない…ね… おいで…」
真中が俺の髪に触れ…
首根っこを少し乱暴につかまれたような格好で、強引に唇を塞がれる。
「んうっ… … …!! んーーっ…」
舌が絡まり息が止まりそうだ…
ああ… もう、だめ …だ…
抗う力も残っていないし、
そもそも俺の部屋…
こんな場所に、助けなんて来やしない…
俺は今夜、二人の男に交互に…
やられる… のか… ?
俺はもはや諦めの境地で、
ぎゅっと…目を閉じた。
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