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俺の領域
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「… … っ…」
俺は、岡田の手が俺のそれに触れた瞬間、思わず息を飲む。
身体が固まる。
真中が妖しげに笑いながら俺の胸からゆっくりと手を離す。
「やっと…ですね…岡田さん…でも、良かったです。このままだと俺だけ、嫌がる新名さんを虐めたみたいになって、まるで一人鬼畜状態…でしたからね。」
ニヤニヤと、綺麗な顔を歪めて、真中が俺を見下ろす。
「…っ…あっ…」
俺はビクンと、体を震わす。
岡田が…ついに…
俺のそれの…側面をゆるゆると指でなぞり始めた。
「はっ… う…、岡田っ … んっ… やめ… ろ…」
「… … … … 」
岡田は無言で…真剣な表情で…
俺のそこを指で…嬲る…
強弱をつけながら…何度も、何度も… 上下に撫でさすり…扱く…
時に、根元を少し強めに、掴まれ… 指で表面をたどられ、どんどん、息が上がってくる…。
嫌だ…いやだ… こんなこと・・
普段は自分で…する、この、男特有の行為を…
岡田が…
今まで、同僚としてしか見ていなかった男である岡田が…
岡田に、されている…なんて…
気が、遠くなりそうだ… …
そして岡田の表情は…いつもの優しい岡田とは違う…もはや、オスの顔…。
完全に、欲情した男の顔だった…。
当然、同じ男である俺もしているであろう…女を抱く前の…男の顔…
充血したようにみえる濡れた目…
俺は初めて見る岡田のその表情に、ぞくりと震えた。
「あっ… んっ… 岡田… っ 、それ以上… やめ…っん、 むっ… んっ… んう… ん …」
いきなり、この状況を見守っていた真中に、顎を少し乱暴に捕まれ唇を塞がれる…
すぐさま熱い舌が… 侵入してくる…
口内を蠢く質量のある舌… 俺の抵抗の声はすぐにかき消される…。
「んっ… う… ん… 」
止まらない、岡田の指の…手の、動き…
それ以上、やめてくれ…だめだ… おかしく、なる…
同時に、強引に塞がれた唇… 舌がいやらしく絡められ…
俺は拘束されたままの無様な格好で…
二人の男に…
なす術もなく、弄ばれた…
俺は、岡田の手が俺のそれに触れた瞬間、思わず息を飲む。
身体が固まる。
真中が妖しげに笑いながら俺の胸からゆっくりと手を離す。
「やっと…ですね…岡田さん…でも、良かったです。このままだと俺だけ、嫌がる新名さんを虐めたみたいになって、まるで一人鬼畜状態…でしたからね。」
ニヤニヤと、綺麗な顔を歪めて、真中が俺を見下ろす。
「…っ…あっ…」
俺はビクンと、体を震わす。
岡田が…ついに…
俺のそれの…側面をゆるゆると指でなぞり始めた。
「はっ… う…、岡田っ … んっ… やめ… ろ…」
「… … … … 」
岡田は無言で…真剣な表情で…
俺のそこを指で…嬲る…
強弱をつけながら…何度も、何度も… 上下に撫でさすり…扱く…
時に、根元を少し強めに、掴まれ… 指で表面をたどられ、どんどん、息が上がってくる…。
嫌だ…いやだ… こんなこと・・
普段は自分で…する、この、男特有の行為を…
岡田が…
今まで、同僚としてしか見ていなかった男である岡田が…
岡田に、されている…なんて…
気が、遠くなりそうだ… …
そして岡田の表情は…いつもの優しい岡田とは違う…もはや、オスの顔…。
完全に、欲情した男の顔だった…。
当然、同じ男である俺もしているであろう…女を抱く前の…男の顔…
充血したようにみえる濡れた目…
俺は初めて見る岡田のその表情に、ぞくりと震えた。
「あっ… んっ… 岡田… っ 、それ以上… やめ…っん、 むっ… んっ… んう… ん …」
いきなり、この状況を見守っていた真中に、顎を少し乱暴に捕まれ唇を塞がれる…
すぐさま熱い舌が… 侵入してくる…
口内を蠢く質量のある舌… 俺の抵抗の声はすぐにかき消される…。
「んっ… う… ん… 」
止まらない、岡田の指の…手の、動き…
それ以上、やめてくれ…だめだ… おかしく、なる…
同時に、強引に塞がれた唇… 舌がいやらしく絡められ…
俺は拘束されたままの無様な格好で…
二人の男に…
なす術もなく、弄ばれた…
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