【BL・R18】優しくて残酷な男でも…幸せになれますか？

俺の領域

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「俺が新名さんにしたことは…」
真中が綺麗な顔でニヤリと微笑んで思わせぶりに口を開く。

「まず、ここです…」
真中は俺の陰茎それにちょんと触れ、その感触に「んっ…」と、俺は思わず、呻く。

真中は楽しそうに続ける。
「ここに指で触れて…こすって…舌で舐め回して…抉って…んで、奥深くまで口内に咥え込んで…新名さんが俺の愛撫に泣いて…イイって、よがるまで…あれ、吐き出すまで…ですかね…俺が新名さんにやったことは…」
「あ…あとは、後ろに少し…侵入…かな…」

「はあっ…！？」
岡田が、驚愕の表情で真中を見つめる。その表情が少し青ざめているのがわかった。

「…あれ、驚きました…？でも、事実ですよ…新名さんに聞いてみてください…ね？新名さん…」

「…　…っ…　…」何も言えない…真中の言ったことは事実だ…。

「答えがないのが答えでしょう…　ね？だから岡田さん…今日はそこまでなら、許してあげます…。でもそれ以上は不可です。俺だって新名さんの中は、まだ…なんで…　そこは譲れません。」

「さあ、どうぞ…まずは触れてみてください…俺はおとなしく、上だけ触ってますから…。」

「ひっ…　…ぁ…」いきなり真中に胸の尖りを指で乱暴にねじられ、おかしな声を出してしまう俺…

もう、泣きそうだ…なんだ、この状況…　　　
岡田は、どうするつもりだろう…　お願いだから我に返ってやめて欲しい…　
まだ、今なら…俺はお前を…ぎりぎりのところで許せるかもしれない…。

もし、更に進めたら…　
こんな奴ら…もう絶対、絶交だ…　　

俺は心にそう堅く誓い…楽しそうに胸を舐め回し始めた真中を睨みつけた…。