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俺の領域
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「…あの…岡田… と…とにかく、もう、やめて欲しい… な…?おまえさ…もともと、こんなことする奴じゃないよな…?」
俺は、岡田を見上げる…。
岡田が… さっき…俺にキスをした…。
舌だって…入れられたし、それだけじゃなく…
何度も…岡田の熱い舌が、逃げる俺の舌に絡みついてきた…。
今まで…岡田に… そんな…男が好きなような…そんな兆候があっただろうか…。
一度も会ったことはないものの、可愛い彼女がいると職場では有名だったし、岡田のこの見た目とこの穏やかな性格…
男として普通にモテていたし、女には不自由しないタイプの男だ…
なのにまさか…俺なんか…男なんかを相手に、好きだとか…そんな感情を持つとか、…
あり得ないはずなのに…
この…コイツの…岡田の…この表情はなんだ…。
こんな例えなんてしたくもないが、
まるで…AVとかで出てくる、男が女の身体をいやらしく愛撫している時のような…あんな表情…あの、欲望にまみれた、男の顔…。
その時の岡田の顔は…まさに、それに近くて、俺の心臓はさっきからドクドクとなりっぱなしだ…。
「だから~~新名さんもわからない人、ですね…さっきから岡田さん何度も、あなたが好きだって言ってるでしょう…?キスだってさっき、されてたじゃないですか…舌を絡めたディープなやつ…」
「 っ…!… 」体温が一気に上昇したのがわかる…。
わざと、俺を煽っているとしか思えない…。
「普通、女の子が好きな男が、好きでもない男にキスなんて…しかもベロチューなんて…できると思いますか…?もういい加減抗うのはやめてくださいよ… 諦めてください…。俺ら…二人とも、新名さん…あなたに欲情しちゃってるんだから… ほら…その証拠が、それです…。」
俺は真中の指の先…指し示す先を見つめる…。
「え… …?…」
俺は… また、言葉を失う…。
俺は、岡田を見上げる…。
岡田が… さっき…俺にキスをした…。
舌だって…入れられたし、それだけじゃなく…
何度も…岡田の熱い舌が、逃げる俺の舌に絡みついてきた…。
今まで…岡田に… そんな…男が好きなような…そんな兆候があっただろうか…。
一度も会ったことはないものの、可愛い彼女がいると職場では有名だったし、岡田のこの見た目とこの穏やかな性格…
男として普通にモテていたし、女には不自由しないタイプの男だ…
なのにまさか…俺なんか…男なんかを相手に、好きだとか…そんな感情を持つとか、…
あり得ないはずなのに…
この…コイツの…岡田の…この表情はなんだ…。
こんな例えなんてしたくもないが、
まるで…AVとかで出てくる、男が女の身体をいやらしく愛撫している時のような…あんな表情…あの、欲望にまみれた、男の顔…。
その時の岡田の顔は…まさに、それに近くて、俺の心臓はさっきからドクドクとなりっぱなしだ…。
「だから~~新名さんもわからない人、ですね…さっきから岡田さん何度も、あなたが好きだって言ってるでしょう…?キスだってさっき、されてたじゃないですか…舌を絡めたディープなやつ…」
「 っ…!… 」体温が一気に上昇したのがわかる…。
わざと、俺を煽っているとしか思えない…。
「普通、女の子が好きな男が、好きでもない男にキスなんて…しかもベロチューなんて…できると思いますか…?もういい加減抗うのはやめてくださいよ… 諦めてください…。俺ら…二人とも、新名さん…あなたに欲情しちゃってるんだから… ほら…その証拠が、それです…。」
俺は真中の指の先…指し示す先を見つめる…。
「え… …?…」
俺は… また、言葉を失う…。
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