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俺の領域
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「岡田さん…」
真中が俺の手をつかんだまま岡田に静かに声をかける、
「…なんだ…?」
「新名さんって…実はですね…」
「… なんだよ… 」
「ドMちゃん、なんですよ… 岡田さんは、知ってました…?」
「…え…?」岡田の動揺した声…
俺は、すぐにカッと頭に血が上るのがわかった…。
「真中…おまえ、何…言ってる…俺…はっ…」
「だって、事実でしょう…?」
すぐに俺の言葉にかぶせてくる真中…ほんと、むかつく…
「岡田さん、俺がこれまで新名さんにしてきたこと、詳細に説明しましょうか…?そのどの行為においても、新名さん滅茶苦茶、よがって…興奮してましたからね…ここ、元気でしたよ…完璧に…」
「っ…!!」岡田に何を言う… 俺は息を飲む。
「えっ…!?」岡田の驚いたような声。
「だから~ 新名さんが相談してたような心配はないってことですよ…彼女とやる時に勃たないとかなんとか相談してましたよね…?あの夜、岡田さんに…。」
「 あ… …」
「それが全然、大丈夫だったんですよ…っていうかむしろ元気なくらいで…ほんと、綺麗で、いじめると可愛いんですよ、新名さんの…あれ… 」
「… … …」
岡田は驚き過ぎたのか、無言だ…。
そして俺も、無言… になってしまった。
怒って何か言わねばと思うのに、その一方で…もう、なんか脱力…
どんなに真中を止めようとしても、コイツの口は止まらない…
行動だってそうだ…今だって俺はこいつに押さえつけられていて…逃れることすらかなわない…。
なんか色々抵抗しても…無駄な気が、うっすらとしてきていた…
真中は完全にマイペースで…とにかく俺をからかって動揺させたいだけなのだ…。
ああ… それにしても、岡田にそんな話までして、
一体、 何がしたいんだ、真中…
俺は無言で、奴を見上げた…。
真中が俺の手をつかんだまま岡田に静かに声をかける、
「…なんだ…?」
「新名さんって…実はですね…」
「… なんだよ… 」
「ドMちゃん、なんですよ… 岡田さんは、知ってました…?」
「…え…?」岡田の動揺した声…
俺は、すぐにカッと頭に血が上るのがわかった…。
「真中…おまえ、何…言ってる…俺…はっ…」
「だって、事実でしょう…?」
すぐに俺の言葉にかぶせてくる真中…ほんと、むかつく…
「岡田さん、俺がこれまで新名さんにしてきたこと、詳細に説明しましょうか…?そのどの行為においても、新名さん滅茶苦茶、よがって…興奮してましたからね…ここ、元気でしたよ…完璧に…」
「っ…!!」岡田に何を言う… 俺は息を飲む。
「えっ…!?」岡田の驚いたような声。
「だから~ 新名さんが相談してたような心配はないってことですよ…彼女とやる時に勃たないとかなんとか相談してましたよね…?あの夜、岡田さんに…。」
「 あ… …」
「それが全然、大丈夫だったんですよ…っていうかむしろ元気なくらいで…ほんと、綺麗で、いじめると可愛いんですよ、新名さんの…あれ… 」
「… … …」
岡田は驚き過ぎたのか、無言だ…。
そして俺も、無言… になってしまった。
怒って何か言わねばと思うのに、その一方で…もう、なんか脱力…
どんなに真中を止めようとしても、コイツの口は止まらない…
行動だってそうだ…今だって俺はこいつに押さえつけられていて…逃れることすらかなわない…。
なんか色々抵抗しても…無駄な気が、うっすらとしてきていた…
真中は完全にマイペースで…とにかく俺をからかって動揺させたいだけなのだ…。
ああ… それにしても、岡田にそんな話までして、
一体、 何がしたいんだ、真中…
俺は無言で、奴を見上げた…。
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