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俺の領域
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「 も…う、本当に勘弁してくれ… ってか、これ…なんのドッキリ…?真中はともかく、岡田まで…本当に何言ってるんだ…しっかりしろよ… おまえは、違うだろう…違うはずだ…な…?」
俺は諭すように隣にいる岡田を見る…。
「違いませんよ…俺、ここ数日ずっとあなたのことばかり考えてましたし…。新名さん…だって俺、今…滅茶苦茶、嫌な気持ちなんです…だって俺、新名さんにキスすらしてないのに真中に色々意味深なこと言われて…。
だから、今から試しに…俺もキス、してみてもいいですか…?」
「・・・は、あ・・・? 岡田… おまえ、…マジで、何、言ってん…わっ…!!」
気付けば、床に押し倒されていた… 冗談・・・だろ、岡田…
見上げると、岡田の決して冗談などではない… 真剣過ぎる顔…
男前な…精悍な男の顔が、ゆっくりと俺に近付く…。
薄めの形の良い唇が、俺の方に… 嘘… 嘘だ…
岡田の唇なんて…こんな間近で見たこと…ない…
嘘だ… やめ…
すぐさま起き上がろうとすると、今度は真中が俺に近付いた気配がする‥。
「っひ …やめ… え… 」俺は息を飲む。
だって真中が… 俺の両手を床に押さえつけてくる…
まるで、近付く岡田から逃れられないように…
俺を拘束してるつもり…なのか…?
なんで… おまえが、協力するんだ… 真中の目は楽しそうに笑っている…。
なんで俺は今…こんなデカい、男二人に…こんな目に、遭わされているんだ…
俺は女じゃない… のに…
なんで、なんでだ…
俺は奴らを 睨みつけた…
俺は諭すように隣にいる岡田を見る…。
「違いませんよ…俺、ここ数日ずっとあなたのことばかり考えてましたし…。新名さん…だって俺、今…滅茶苦茶、嫌な気持ちなんです…だって俺、新名さんにキスすらしてないのに真中に色々意味深なこと言われて…。
だから、今から試しに…俺もキス、してみてもいいですか…?」
「・・・は、あ・・・? 岡田… おまえ、…マジで、何、言ってん…わっ…!!」
気付けば、床に押し倒されていた… 冗談・・・だろ、岡田…
見上げると、岡田の決して冗談などではない… 真剣過ぎる顔…
男前な…精悍な男の顔が、ゆっくりと俺に近付く…。
薄めの形の良い唇が、俺の方に… 嘘… 嘘だ…
岡田の唇なんて…こんな間近で見たこと…ない…
嘘だ… やめ…
すぐさま起き上がろうとすると、今度は真中が俺に近付いた気配がする‥。
「っひ …やめ… え… 」俺は息を飲む。
だって真中が… 俺の両手を床に押さえつけてくる…
まるで、近付く岡田から逃れられないように…
俺を拘束してるつもり…なのか…?
なんで… おまえが、協力するんだ… 真中の目は楽しそうに笑っている…。
なんで俺は今…こんなデカい、男二人に…こんな目に、遭わされているんだ…
俺は女じゃない… のに…
なんで、なんでだ…
俺は奴らを 睨みつけた…
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