【BL・R18】優しくて残酷な男でも…幸せになれますか？

続き？

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「はあっ…　は、　ぁ…」
俺は、初めて…口でされたことに、憤りを覚えていた…

「新名さんの、イクときの顔、マジでやっば…　たまんない…　」
腰の位置あたりから、真中の呟き…　

はあ…　今、俺…男にあれを、されちまった…
んで、また…コイツの前で…　　　淫らに、喘いで…　　最悪だ…

俺だって男だ。
その行為は、当然知ってはいたものの、今まで付き合った彼女で、それを積極的にしてくる女性は一人もいなくて…
当然、自分からしてみてくれなんてお願い自体、したことすらなくて…
実は恥ずかしながら、こんな歳になっても未経験の行為、だった…。

ＡＶとかで見る限り、そそり立つそれを両手で刺激を加えつつ、口いっぱいに頬張った女の子が、やけになまめかしい表情で、男を上目遣いに見つめたりして…よく、こんなことができるな、男にこんなことしてるとこ見せつけて、恥ずかしくないのかななんて、思ってたくらいで…　まさか…　自分が…こんなことされるなんて…

　　　　　　　　　　　　しかも、相手が男…

俺は呆然としたまま、ベッドに横たわっていた…
まるで、今の行為で精気を絞り取られたような感覚で、
もはや、力が出なくて…

気付いた時には真中がせっせと、俺や真中の身体についた体液を綺麗に拭き取ってくれていて、まさに今…　真中が、
極上の笑みをたたえて俺を見つめながら、素っ裸で横たわっている状況…

ベッドに全裸の男二人が向き合っているこの状況に、
　　　　　　　　　　今更ながらに、めまいがしてくる…

　　　　　　　　　　　　　　　何、これ…