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「… なんなんだ、本当におまえ… おまえがカギ無くして困ってるから、俺だって…抵抗あるのに…一応、善意で…泊めてやろうと思ったのに…なんで、こんなこと… … され…る…のか、意味わか…」
すかさず真中が被せてくる… …
「だって、仕方ないじゃないですか… 新名さん、マジで綺麗だし…優しいし…そそられるんですよ…どうしても…俺だって困ってるんですよ…我慢できない…」
「は あ…?綺麗って… 俺は男だし…綺麗とか言われたこと、ないし…しかも俺、おまえから見たら、…おっさん、だぞ…わかってんのか…おまえが…男が好きならそれは自由だ、それでいい…でも、もっと、若い奴にいけよ…おまえのその…容姿なら、探せばいくらでもいるだろう… なんで、俺…をこんな…」
「あ…今、俺の容姿、何気に褒めてくれました?嬉しいな~ それはそれとして、年がどうとか関係ないんですよね、俺にとって…」
真中が俺の頬に、そっと手を触れる…
長い指がまた…耳の窪みに侵入する… ゾクリ… わざと、なのか…?
「っ… … はな… せ…」
反射のように、ビクンと身体が跳ね上がる…
「居酒屋で見かけた時から思ってました…。
新名さんからダダ洩れしてるその…男の色気、なんかヤバいんですよ…
多分、ですけど… 俺以外にもそそられる人、いるんじゃないかな…男でも女でも…。なんか、いじめたくなる…
啼かせたく、なる…
ああ…そんな怯えないでくださいよ…余計に俺… …。
まあ、そんな話、今ここで続けるのも無粋ですよ…ここはベッドの上…
することは一つ…でしょう…」
ダメだ…こいつ、基本的に人の話を聞かないし、力では逃げ出せない…
しかも…ベッドの上ですることって… まさか、だよな…
俺は力なく奴を見上げ、「すること…って… 真中、あの… 」
「えええ~~こんなに何度も、言ってるのに、そこから~~???
ちゃんと理解、してくださいよ…ってか、何度も言いましたけどね…。」
俺はゴクリと、つばを飲み込んで奴をもう一度、見つめる。
すかさず真中が被せてくる… …
「だって、仕方ないじゃないですか… 新名さん、マジで綺麗だし…優しいし…そそられるんですよ…どうしても…俺だって困ってるんですよ…我慢できない…」
「は あ…?綺麗って… 俺は男だし…綺麗とか言われたこと、ないし…しかも俺、おまえから見たら、…おっさん、だぞ…わかってんのか…おまえが…男が好きならそれは自由だ、それでいい…でも、もっと、若い奴にいけよ…おまえのその…容姿なら、探せばいくらでもいるだろう… なんで、俺…をこんな…」
「あ…今、俺の容姿、何気に褒めてくれました?嬉しいな~ それはそれとして、年がどうとか関係ないんですよね、俺にとって…」
真中が俺の頬に、そっと手を触れる…
長い指がまた…耳の窪みに侵入する… ゾクリ… わざと、なのか…?
「っ… … はな… せ…」
反射のように、ビクンと身体が跳ね上がる…
「居酒屋で見かけた時から思ってました…。
新名さんからダダ洩れしてるその…男の色気、なんかヤバいんですよ…
多分、ですけど… 俺以外にもそそられる人、いるんじゃないかな…男でも女でも…。なんか、いじめたくなる…
啼かせたく、なる…
ああ…そんな怯えないでくださいよ…余計に俺… …。
まあ、そんな話、今ここで続けるのも無粋ですよ…ここはベッドの上…
することは一つ…でしょう…」
ダメだ…こいつ、基本的に人の話を聞かないし、力では逃げ出せない…
しかも…ベッドの上ですることって… まさか、だよな…
俺は力なく奴を見上げ、「すること…って… 真中、あの… 」
「えええ~~こんなに何度も、言ってるのに、そこから~~???
ちゃんと理解、してくださいよ…ってか、何度も言いましたけどね…。」
俺はゴクリと、つばを飲み込んで奴をもう一度、見つめる。
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