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続き?
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「新名さ~ん、新名さん!」
真中が風呂に向かって早々、風呂場から俺を呼ぶ。
なんなんだ…なんか世話が焼ける。
俺には弟なんていないが、年の離れた弟がいたら、こんな感じなんだろうか…。
それにしてもなんという人懐っこさ…
これは相手が女なら、そしてあの外見なら…女はひとたまりもないな…
「はい、なんでしょう?」
一応シャワー室の前の磨りガラスをノックして、普通に要件を聞く。
岡田との電話の後、体の関係がどうとか、おかしなことを呟きながらシャワー室に向かったし、まだまだ全然、油断できない。
浴室の中から反響する真中の声。
「あの…これって、どれがどれですか?
シャンプーと…他の、区別がつかない…んですけど…」
そうだ…
肌が弱くて低刺激のものしか使えない俺は、詰め替えを無機質なボトルにつめている。
真中には確かにわかりようがない。先に説明するべきだったと思いながらも「ちょっと開けるぞ」と声をかけ、ゆっくりドアを開ける。
「あの、白いポンプがシャンプー、黒いポンプがリンス、あと、もう一個の透明は、ボディー用だ。ごめん、説明不足で…。」
ボトルの方向を指差して説明する。
目の前に、裸の真中…
なるべくそちらを見ないようにしてすぐにドアを閉めようとする。
男だから恥ずかしくもないが、やっぱこいつはちょっと、警戒…。
「んっ…!?」
突然、ドアに触れた手首をぎゅっと掴まれる。バクバクする心臓…
「なんだ…説明は以上、だけど…?」
「あの、良かったら…」
「あ…?開けっ放し寒いだろ?なんだよ…」
「良かったら、一緒に入りませんか?…俺、お背中、流しますよ…ってか、新名さんの背中、流したい!」
「… … はあ… …?」
何、言ってんの、ほんとこの人…
やっぱり新妻気取り、なのか…
何考えてんのか、さっぱりわからない…
俺は力なく、口を開いた…。
真中が風呂に向かって早々、風呂場から俺を呼ぶ。
なんなんだ…なんか世話が焼ける。
俺には弟なんていないが、年の離れた弟がいたら、こんな感じなんだろうか…。
それにしてもなんという人懐っこさ…
これは相手が女なら、そしてあの外見なら…女はひとたまりもないな…
「はい、なんでしょう?」
一応シャワー室の前の磨りガラスをノックして、普通に要件を聞く。
岡田との電話の後、体の関係がどうとか、おかしなことを呟きながらシャワー室に向かったし、まだまだ全然、油断できない。
浴室の中から反響する真中の声。
「あの…これって、どれがどれですか?
シャンプーと…他の、区別がつかない…んですけど…」
そうだ…
肌が弱くて低刺激のものしか使えない俺は、詰め替えを無機質なボトルにつめている。
真中には確かにわかりようがない。先に説明するべきだったと思いながらも「ちょっと開けるぞ」と声をかけ、ゆっくりドアを開ける。
「あの、白いポンプがシャンプー、黒いポンプがリンス、あと、もう一個の透明は、ボディー用だ。ごめん、説明不足で…。」
ボトルの方向を指差して説明する。
目の前に、裸の真中…
なるべくそちらを見ないようにしてすぐにドアを閉めようとする。
男だから恥ずかしくもないが、やっぱこいつはちょっと、警戒…。
「んっ…!?」
突然、ドアに触れた手首をぎゅっと掴まれる。バクバクする心臓…
「なんだ…説明は以上、だけど…?」
「あの、良かったら…」
「あ…?開けっ放し寒いだろ?なんだよ…」
「良かったら、一緒に入りませんか?…俺、お背中、流しますよ…ってか、新名さんの背中、流したい!」
「… … はあ… …?」
何、言ってんの、ほんとこの人…
やっぱり新妻気取り、なのか…
何考えてんのか、さっぱりわからない…
俺は力なく、口を開いた…。
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