90 / 189
回避
1
しおりを挟む
「岡田…ごめん、すぐ出れなくて…でもどうした…?こんな遅くに…」
俺は真中にはだけられた衣類を慌てて元に戻しながら、なんとかそう言葉を発した。
『…すみません、もう11時過ぎてますもんね、夜分にほんと申し訳ないです、ですが一応緊急かなって…あのですね、さっき店から電話がかかって…』
店…?店から電話… なんの話だろう…
そこで俺はハッとする。
まさか… 真中の、鍵…のこと、…か?
「うん…なんだ?」
『あの、店内で鍵が見つかったとかで、どうやら、真中くんのらしいんですよ…。
解散後に本人から問い合わせの連絡があったとかで、その時はすぐに見つからなかったらしいんですけど、後片付けの際に発見されて、慌てて店の人が真中くんに何度も電話かけたらしいんですけど、全く出ないそうで…それで困って予約した俺のところに連絡がありまして。』
「真中の、鍵、が見つかった… のか…」
ゆっくり声に出しながら隣にいる真中を見る…
やったーみたいな顔で、能天気な顔をして、微笑む真中… なんなんだ、一体…
『それでですね新名さん、真中くん新名さんのお隣に越してきたって言ってたから、飲み会の後、何か聞いてないかと思って…本人家に入れずに、困ってどこかしらに泊まってるかもしれませんし、なにぶん俺、彼の連絡先知らなくて…』
います…
真中なら、俺の隣に…
にこにこして座ってます…けど…
ううーーん、…なんて、言おう…
俺は真中にはだけられた衣類を慌てて元に戻しながら、なんとかそう言葉を発した。
『…すみません、もう11時過ぎてますもんね、夜分にほんと申し訳ないです、ですが一応緊急かなって…あのですね、さっき店から電話がかかって…』
店…?店から電話… なんの話だろう…
そこで俺はハッとする。
まさか… 真中の、鍵…のこと、…か?
「うん…なんだ?」
『あの、店内で鍵が見つかったとかで、どうやら、真中くんのらしいんですよ…。
解散後に本人から問い合わせの連絡があったとかで、その時はすぐに見つからなかったらしいんですけど、後片付けの際に発見されて、慌てて店の人が真中くんに何度も電話かけたらしいんですけど、全く出ないそうで…それで困って予約した俺のところに連絡がありまして。』
「真中の、鍵、が見つかった… のか…」
ゆっくり声に出しながら隣にいる真中を見る…
やったーみたいな顔で、能天気な顔をして、微笑む真中… なんなんだ、一体…
『それでですね新名さん、真中くん新名さんのお隣に越してきたって言ってたから、飲み会の後、何か聞いてないかと思って…本人家に入れずに、困ってどこかしらに泊まってるかもしれませんし、なにぶん俺、彼の連絡先知らなくて…』
います…
真中なら、俺の隣に…
にこにこして座ってます…けど…
ううーーん、…なんて、言おう…
0
お気に入りに追加
67
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる