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俺のテリトリー
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「ね…いいでしょ?新名さん…」
呆然と奴を見つめる俺の頬に、そっと触れてくる真中… いつの間にか、至近距離にいることに今更ながらに気付く。
この体勢はやばい…
咄嗟に避けようとするが、コイツ…力がやっぱり強い…どさりとソファーに押し倒される…
「お…い、何するっ…!…っ…」
奴が俺の両腕を両脇に押さえつけるような形で俺を見下ろす。
「新名さん… なんなんでしょう…あの居酒屋で初めてあなたを見かけた時から…俺、どうしようもなく、あなたが気になって…ははっ…新名さん、顔が…真っ青…」
「あ…当たり前だ…男に押し倒されてんだ…普通ではいられない…!
いいから退け…何度も言うが、俺はゲイじゃ…、 んっ…!! んうっ……」
まだ話している最中にいきなり唇を塞がれる…
「んんんっ … う …んっ…」
真中の舌が侵入してくる…熱い…
さっき飲ませた苦味のあるコーヒーの香り…
顔を背けて逃げようとしても身体ごと押さえつけられ、逃げる俺の舌を探るようにうごめく奴の舌… は、あ… な、…んなんだ…
苦し…
「んっ… んーっ… … !」
真中が不意に唇を離して、俺の耳元に囁く。
「ふっ…なんかほんと新名さんて…マジで…可愛いですよね…なんで、そんなカッコいい顔してんのに…そんな可愛い反応、すんですか…余計、我慢効かなくなるでしょう…?」
「ん、んっ…!…」
また、…塞がれる…じたばたしても、全然、歯が立たない…ああ…
なんでこんなにも…力が、あるんだ…
っていうか、油断した…
まさかと思うが、鍵を無くしたという話…嘘…なのか…? …
俺は唇を塞がれたまま、
奴を恨めしげに見上げた…。
呆然と奴を見つめる俺の頬に、そっと触れてくる真中… いつの間にか、至近距離にいることに今更ながらに気付く。
この体勢はやばい…
咄嗟に避けようとするが、コイツ…力がやっぱり強い…どさりとソファーに押し倒される…
「お…い、何するっ…!…っ…」
奴が俺の両腕を両脇に押さえつけるような形で俺を見下ろす。
「新名さん… なんなんでしょう…あの居酒屋で初めてあなたを見かけた時から…俺、どうしようもなく、あなたが気になって…ははっ…新名さん、顔が…真っ青…」
「あ…当たり前だ…男に押し倒されてんだ…普通ではいられない…!
いいから退け…何度も言うが、俺はゲイじゃ…、 んっ…!! んうっ……」
まだ話している最中にいきなり唇を塞がれる…
「んんんっ … う …んっ…」
真中の舌が侵入してくる…熱い…
さっき飲ませた苦味のあるコーヒーの香り…
顔を背けて逃げようとしても身体ごと押さえつけられ、逃げる俺の舌を探るようにうごめく奴の舌… は、あ… な、…んなんだ…
苦し…
「んっ… んーっ… … !」
真中が不意に唇を離して、俺の耳元に囁く。
「ふっ…なんかほんと新名さんて…マジで…可愛いですよね…なんで、そんなカッコいい顔してんのに…そんな可愛い反応、すんですか…余計、我慢効かなくなるでしょう…?」
「ん、んっ…!…」
また、…塞がれる…じたばたしても、全然、歯が立たない…ああ…
なんでこんなにも…力が、あるんだ…
っていうか、油断した…
まさかと思うが、鍵を無くしたという話…嘘…なのか…? …
俺は唇を塞がれたまま、
奴を恨めしげに見上げた…。
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