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お仕事
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「ほんと、すごいわ~~真中君と…森下君…。仕事も出来てカッコいいし、若くて可愛いし… 二人、相当モテるんじゃない…?」
くじ引きでたまたま真中の横になった俺より少し年上の女性社員が真中を肘でつつくような素振りをすると、
「いえ…そんなことは…全然普通です…俺ら…な?森下…」と、真中。
「いえ…普通に真中はモテますけど、僕は…全然…」と、小動物。
「また…おまえ、適当なことを…」
「いや…事実だよ、だっていつもそうじゃない…?」
「いつもって…別に‥俺は…」
「あらあらあら…可愛い…二人とも、謙遜しちゃって…とにかくこれからよろしくね~~ あなたたちが来て、なんとなく部屋の雰囲気が華やいでるのわかる…?ほんとイケメンね~~近くで見ても惚れ惚れするくらいに…」
「いえいえ…でも光栄です。ありがとうございます。」
真中が微笑むと、その社員も、遠くに座っている若い女性社員も目がハートマークになっているのかと思えるほどに…頬を染めて、下を向く…。
マジで…別人だな…
幹事として端に座っていた俺と岡田は、呆れて顔を見合わせる…。
セックスがどうとか、精力を維持できるとか体位がどうだとか…ましてや、男もイケるとか…そんなやらしい話を大声で話していたあの、金髪男はどこに行ったんだ…
早くこの飲み会から解放されたい…
それだけを願いながら、俺は幹事の役目を淡々とこなした…。
くじ引きでたまたま真中の横になった俺より少し年上の女性社員が真中を肘でつつくような素振りをすると、
「いえ…そんなことは…全然普通です…俺ら…な?森下…」と、真中。
「いえ…普通に真中はモテますけど、僕は…全然…」と、小動物。
「また…おまえ、適当なことを…」
「いや…事実だよ、だっていつもそうじゃない…?」
「いつもって…別に‥俺は…」
「あらあらあら…可愛い…二人とも、謙遜しちゃって…とにかくこれからよろしくね~~ あなたたちが来て、なんとなく部屋の雰囲気が華やいでるのわかる…?ほんとイケメンね~~近くで見ても惚れ惚れするくらいに…」
「いえいえ…でも光栄です。ありがとうございます。」
真中が微笑むと、その社員も、遠くに座っている若い女性社員も目がハートマークになっているのかと思えるほどに…頬を染めて、下を向く…。
マジで…別人だな…
幹事として端に座っていた俺と岡田は、呆れて顔を見合わせる…。
セックスがどうとか、精力を維持できるとか体位がどうだとか…ましてや、男もイケるとか…そんなやらしい話を大声で話していたあの、金髪男はどこに行ったんだ…
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