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若者たち
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「俺…実は彼女と… なかなか、…さ…」
「…はい… 彼女さんと… なかなか…?」
「あの… …さ…彼女との、セッ… 」
突如、女性の甲高い声が、耳に飛び込んでくる…。
「ぴろりん、続き…続き…男がアリってことは~~うっそ…じゃあ、そのへんに座ってる男子もいけるって…?それこそ、森下君とかも…?好きなの…」
また、声が大きくなっていく…
思わず、そちらを少しだけ見遣ると、そのグループ内のおとなしそうなメガネ男子が、びくりと身体を震わせた…
どうやら、あの子が森下君…?
「イヤイヤ…ちょっと語弊があるかな…男が好きというより、男も好き、が正しい表現かな~ … あと森下は好きだけど完全に友達。そんな風に見たことは一度もないしこれからもない。」
一瞬震えた森下君は、あからさまにほっとしたような顔をする。
「そうだな~~ 俺、男の許容範囲かなり狭くって、まあ完全に見た目が重要…かもな…えっと実はさ…さっきから…」
「うん…なになに…?サユ、めちゃくちゃドキドキしてきた…ねえナミ、聞いてる…?テンション上がる~~。は~~リアルBLを目の当たりにできるチャンス~みたいな…んでぴろりん、さっきからって…?」
「…うん…さっきから、ちらちらこっち見てるあの人達…ホラ、あの人…完全に、俺の好みの顔…イイな…なんか、ネクタイかっけー…」
その男はぼそりと呟いた後、
完全に俺を‥?…
長いひとさし指 …で、指さした… …?
「…はい… 彼女さんと… なかなか…?」
「あの… …さ…彼女との、セッ… 」
突如、女性の甲高い声が、耳に飛び込んでくる…。
「ぴろりん、続き…続き…男がアリってことは~~うっそ…じゃあ、そのへんに座ってる男子もいけるって…?それこそ、森下君とかも…?好きなの…」
また、声が大きくなっていく…
思わず、そちらを少しだけ見遣ると、そのグループ内のおとなしそうなメガネ男子が、びくりと身体を震わせた…
どうやら、あの子が森下君…?
「イヤイヤ…ちょっと語弊があるかな…男が好きというより、男も好き、が正しい表現かな~ … あと森下は好きだけど完全に友達。そんな風に見たことは一度もないしこれからもない。」
一瞬震えた森下君は、あからさまにほっとしたような顔をする。
「そうだな~~ 俺、男の許容範囲かなり狭くって、まあ完全に見た目が重要…かもな…えっと実はさ…さっきから…」
「うん…なになに…?サユ、めちゃくちゃドキドキしてきた…ねえナミ、聞いてる…?テンション上がる~~。は~~リアルBLを目の当たりにできるチャンス~みたいな…んでぴろりん、さっきからって…?」
「…うん…さっきから、ちらちらこっち見てるあの人達…ホラ、あの人…完全に、俺の好みの顔…イイな…なんか、ネクタイかっけー…」
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完全に俺を‥?…
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