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若者たち

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俺が項垂れている真っ最中
「ちょっと…あんたら声デカ過ぎ…周りの視線感じて恥ずかしいから、もう少し声のトーン落として、喋ってよ…内容も恥ずい…」

一人の女性がやっと俺たち含め、周りからの視線に気付いたのか、声をひそめて仲間に注意する。

やっとか…
気付くのがあまりに遅いよ君ら…

いくらまだ年若いとはいえ、普通に考えて、この場所はそんなに下ネタをだだ漏れさせていいような場所ではない…
誰かの家ならともかく、あくまで皆が使う居酒屋なんだからさ…。

「おっと…確かに…失礼失礼…!そうだな…もっと健全な話をして親睦を深めないとだよな…健全健全、真面目真面目…っと…
ところで君の彼氏はさ、エッチうまいの…?どんな体位が好き…?長くもつの…?」

チャラ男め…
あまりにも、ふざけた男だ…。
ムカつくのを通り越して、本当に呆れる…
どんな顔をしているのか気になるが、さすがにあからさまに見ることもできない…




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