上 下
209 / 363

指で

しおりを挟む
「もう無理…待てない…先輩、挿れるよ…いきなりは痛い…ですよね…ちょっと待って…ローション…」

俺だって待てない…早く…圭一と一つになりたい…

早く…俺の中を圭一のそれで埋め尽くして欲しい…そんな淫らな気持ちが、俺の中に溢れてくる…

「うん、俺も待てない…早く…圭一っ…」

そう言って両手で圭一を抱き込むようにして引き寄せると、

「先輩…そんなこと言って…はあ…もう、知りませんよ…これ以上煽んないでください…なんかもう、酷くしちゃいそうです… 」

そう言いながら、ごそごそとバッグを探り、それを取り出して準備を始める…
その後、濡れて潤った骨張った長い指を…俺のそこに…ゆっくりと埋め込んでいく…。

時間差で、増やされる指…

内壁をこするように…指を中でぐりぐりと動かされ…身体の中が…ゆっくりと溶かされていく…
ああ…とても高校生男子とは思えない圭一の大人な…淫らな行為に…驚きを隠せない…

「んっ…!く…ん」

指で敏感な場所を何度も刺激され、思わず声が上がる。
でも…もう、それじゃ物足りない…今すぐ、圭一の逞しくて愛しい…それが欲しい…。

「も…い、いから…圭一…早く…いれ… 」
言いかけて…はっと口をつぐむ…俺はなんてことを…こんなはずじゃなかったのに…いつから、自分からこんな風に… 淫乱過ぎ…だ…

「あ、もう、無理、無理無理…先輩、もう無理。先輩のせいだ…俺、今から獣と化しますよ…。
先輩……好き…です…」

すぐに指を乱暴に引き抜かれ、抜かれた刺激に「あっ…」と淫らに声を漏らす…

息をつく暇も無く…濡れそぼり少し緩んだ俺のそこに…圭一のそれ…先端をあてがわれる…

ひたと…感触を感じ、圭一を見る。

…圭一は俺に微笑みかけるとすぐに、俺から顔を逸らし、その部分を凝視しながら、腰を進めてきた…
しおりを挟む
感想 17

あなたにおすすめの小説

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

捜査員達は木馬の上で過敏な反応を見せる

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

捜査員は柱の中央で絶頂を強制される

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

雄牛は淫らなミルクの放出をおねだりする

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

青年は淫らな儀式の場に連行される

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)

ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。 そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。

処理中です...