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嫌な長文
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俺はその後、真っすぐに帰宅した。
寺崎の気持ちは痛いほどに分かった…
でも、今日は疲れた…とりあえずは、すぐに考えないようにする。
コンビニ弁当で夕飯を済ませ、やっとシュウのメールを読むことにした。
アイツは今日、俺にせっかくメールで忠告したのに…みたいなことを口走っていたから気になったのが本音だ。
一体、どういう意味なんだ…。
ふと、圭一からラインが来ているのにも気づいたが、まず先に楽しくないシュウのメールを見てからにしようと心に決めて、シュウのメールを開いた。
やっぱりやたら長い…
『おまえ、もうこっちに帰って来てるのか…?アイツとの温泉旅行はどうだったよ…やっぱりセックス三昧か…?…アイツ、うまかったか?…でも、こっちに帰って来てからは覚悟しとけよ。俺がまた、お前を抱きまくってやる…滅茶苦茶にしてやるよ…。
あと、そろそろ圭一に、俺からされたこと、カミングアウトしてる頃かな…
おまえがまだ言ってないようなら、俺がそのうち、あんときの動画をアイツに丁寧に見せながら、ばらしてやるから…楽しみにしとけよ』
長い…相変わらず、気が遠くなるほどに長い、長文メールだ…
しかも、書いていることは、いつものように、最低最悪の内容で…吐き気がしてくる…
続きを見る気にもならないけど…でも、見ないわけにはいかない。
その先に、いやいや視線を走らせる。
『あ…そうそう、本題だ。アイツ…寺崎が、最近って言うか、あれから全然、表に出てこない…おまえが寺崎に、俺に乱暴されたことを告白して、コイツがものすごいショックを受けて中に引っ込んだ時からずっとだ、あれからただの一度も、外に出てこようとしない。
それはそれで、俺は疲れる…基本的に夜中と、俺が出たいときに…たとえばヤリタイ時とかに、コイツの身体、使いたいだけで、大学やらバイトやら…そんなかったるい場面では基本的にコイツに任せたいんだ…なのにコイツ、マジで出てこねえ…どうすんだ…おまえのせいだぞ…』
何が…俺のせいだ…もとはといえば、全部、おまえのせいだ…怒りを抑えながら続きを読む。
『明日…大学の講義入ってるけど、おまえ、来るのか?
俺、講義とかマジでかったるいし、出たくもねえけど、おまえが来るなら、顔、少し出してみるかな…明日当ててみな…シュウか寺崎か…寺崎がいつになったら出てくんのか、俺にもわからんし…』
メールはここで…終わっていた。
…シュウが忠告と言っていた意味が少しだけ、わかった気がした。
昨日、俺が先にこのメールを読んでさえいれば、今日の寺崎に、もう少し警戒していたかもしれない…。
ふうっ…俺は深いため息をつく…
最近、異常に疲れる…
圭一に、こんな隠し事をしていること自体、俺に大きなストレスを与え始めていた…
シュウが圭一におかしな接触をしようとする前に、圭一に全てを話すしかない…
俺は漠然と、そんなことを考え始めていた…。
寺崎の気持ちは痛いほどに分かった…
でも、今日は疲れた…とりあえずは、すぐに考えないようにする。
コンビニ弁当で夕飯を済ませ、やっとシュウのメールを読むことにした。
アイツは今日、俺にせっかくメールで忠告したのに…みたいなことを口走っていたから気になったのが本音だ。
一体、どういう意味なんだ…。
ふと、圭一からラインが来ているのにも気づいたが、まず先に楽しくないシュウのメールを見てからにしようと心に決めて、シュウのメールを開いた。
やっぱりやたら長い…
『おまえ、もうこっちに帰って来てるのか…?アイツとの温泉旅行はどうだったよ…やっぱりセックス三昧か…?…アイツ、うまかったか?…でも、こっちに帰って来てからは覚悟しとけよ。俺がまた、お前を抱きまくってやる…滅茶苦茶にしてやるよ…。
あと、そろそろ圭一に、俺からされたこと、カミングアウトしてる頃かな…
おまえがまだ言ってないようなら、俺がそのうち、あんときの動画をアイツに丁寧に見せながら、ばらしてやるから…楽しみにしとけよ』
長い…相変わらず、気が遠くなるほどに長い、長文メールだ…
しかも、書いていることは、いつものように、最低最悪の内容で…吐き気がしてくる…
続きを見る気にもならないけど…でも、見ないわけにはいかない。
その先に、いやいや視線を走らせる。
『あ…そうそう、本題だ。アイツ…寺崎が、最近って言うか、あれから全然、表に出てこない…おまえが寺崎に、俺に乱暴されたことを告白して、コイツがものすごいショックを受けて中に引っ込んだ時からずっとだ、あれからただの一度も、外に出てこようとしない。
それはそれで、俺は疲れる…基本的に夜中と、俺が出たいときに…たとえばヤリタイ時とかに、コイツの身体、使いたいだけで、大学やらバイトやら…そんなかったるい場面では基本的にコイツに任せたいんだ…なのにコイツ、マジで出てこねえ…どうすんだ…おまえのせいだぞ…』
何が…俺のせいだ…もとはといえば、全部、おまえのせいだ…怒りを抑えながら続きを読む。
『明日…大学の講義入ってるけど、おまえ、来るのか?
俺、講義とかマジでかったるいし、出たくもねえけど、おまえが来るなら、顔、少し出してみるかな…明日当ててみな…シュウか寺崎か…寺崎がいつになったら出てくんのか、俺にもわからんし…』
メールはここで…終わっていた。
…シュウが忠告と言っていた意味が少しだけ、わかった気がした。
昨日、俺が先にこのメールを読んでさえいれば、今日の寺崎に、もう少し警戒していたかもしれない…。
ふうっ…俺は深いため息をつく…
最近、異常に疲れる…
圭一に、こんな隠し事をしていること自体、俺に大きなストレスを与え始めていた…
シュウが圭一におかしな接触をしようとする前に、圭一に全てを話すしかない…
俺は漠然と、そんなことを考え始めていた…。
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