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力の差
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「い…やだっ…寺崎っ…や、やめ…っ」
俺は必死に、抵抗したんだ…本当に、全力で。
でも、体格の差か、全然、敵わなかった…
俺は、寺崎のヤバイ発言を聞いた直後、働かない思考より先に、本能で咄嗟にソファーから抜け出そうとした。
でも…瞬時に強い力で、抑えつけられる。
まただ…圭一の時と同じ…
簡単に、奴の片手だけで、両手首を頭上でまとめ上げられる。
「…落ち着け…寺崎……冷静になれ…、な…?」
拘束された情け無い格好のまま、俺はゆっくり奴に語りかけ、説得する。
なんとか逃げ出さなければ…俺の中で、既に危険信号が出ていた。
嘘だろう…寺崎…まさか、お前が…
グルグルグルグル…何も考えられない…
頭が、また、ズキズキし始める。
「…俺は、いつでも冷静だよ、ずっと前から…」
奴は、苦しげに顔を歪め、俺に顔を近づけてくる。
「やめっ…おまえ、友達…だよな… へ…変なことする…なよ…あっ!…っ!!」
突然、強い力で、寺崎が空いた片手で、俺の…
俺の…それ…をつかんだ。
想像もしなかった奴の行動に、俺は言葉を失う。
身体をねじらせ、奴の手から抜け出したいのに、力の差は歴然で…全く抵抗できない…
「…つっ…あ… やっ、やめっ…ろ… 」
奴はそこから手を離さないまま、ゆっくりと俺に近付いてくる。
必死に顔を背けるが、逃れられず
俺の唇は、有無を言わさず、強引に塞がれた…。
「…ん! ん んっ… っ… !」
…け、圭一… 助けて…、圭一…
こんなの…絶対に、いやだ…
俺は必死に、抵抗したんだ…本当に、全力で。
でも、体格の差か、全然、敵わなかった…
俺は、寺崎のヤバイ発言を聞いた直後、働かない思考より先に、本能で咄嗟にソファーから抜け出そうとした。
でも…瞬時に強い力で、抑えつけられる。
まただ…圭一の時と同じ…
簡単に、奴の片手だけで、両手首を頭上でまとめ上げられる。
「…落ち着け…寺崎……冷静になれ…、な…?」
拘束された情け無い格好のまま、俺はゆっくり奴に語りかけ、説得する。
なんとか逃げ出さなければ…俺の中で、既に危険信号が出ていた。
嘘だろう…寺崎…まさか、お前が…
グルグルグルグル…何も考えられない…
頭が、また、ズキズキし始める。
「…俺は、いつでも冷静だよ、ずっと前から…」
奴は、苦しげに顔を歪め、俺に顔を近づけてくる。
「やめっ…おまえ、友達…だよな… へ…変なことする…なよ…あっ!…っ!!」
突然、強い力で、寺崎が空いた片手で、俺の…
俺の…それ…をつかんだ。
想像もしなかった奴の行動に、俺は言葉を失う。
身体をねじらせ、奴の手から抜け出したいのに、力の差は歴然で…全く抵抗できない…
「…つっ…あ… やっ、やめっ…ろ… 」
奴はそこから手を離さないまま、ゆっくりと俺に近付いてくる。
必死に顔を背けるが、逃れられず
俺の唇は、有無を言わさず、強引に塞がれた…。
「…ん! ん んっ… っ… !」
…け、圭一… 助けて…、圭一…
こんなの…絶対に、いやだ…
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