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過ち

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「主任…  好き… … あっ んっ 」
「… っ… 」

ベッドが、軋む音をたてて揺れる。

俺は…彼女をベッドに少し乱暴に押し倒し…衣類を脱がせ…まだ、酔っているであろう彼女を激しく、むさぼった…

小柄で華奢な身体つきに似合わない、豊満な胸… 細いウエスト…
はりのあるヒップ…

綺麗な白肌…
弾けるような若さに、目が眩んだ。

彼女は酔っている… 
もちろん、優しくしようと思っていたが… 

彼女があまりにも喘いで…俺の動きに合わせて悶えて…身を捩るようにして、俺を翻弄してきて…  

「もっと来て… 主任…」
そんな風に泣きそうな潤んだ瞳で俺を見て…俺の腰に脚を絡ませ…離さない…。

知らなかった…彼女のこんな一面…

俺は夢中になり…
彼女を心行くまで抱いた…
彼女は恥ずかしがったが、電気は消さずに…この目に焼き付けるかのように…

「あっ…ん…いやぁ… ん …主任っ…」
彼女が、気持ちよさそうに喘ぐ…

「…今日だけ…だから…   くっ、う…」
俺はそんな卑怯なことを口走りながら…彼女を、酔っているのをいいことに、滅茶苦茶にした。

だが、一夜限りなんて…所詮無理だったのだ

彼女を…若過ぎる彼女の真っ直ぐな感情と、身体を知ってしまった…

俺はその夜から
  最低の男に、成り下がったんだ…


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