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逃がさない 

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「はぁ…んっ…やぁっ…あっ…ん」
瑞樹の濡れたような声が、浴室内に反響する。焦らしていた俺の指がついに、瑞樹の小さな突起に触れる。

最初はほんのちょっとだけ…先端に触れ、触れたまま、小さく優しく先っぽを回転させる。「あっ…ぁっ…んン…須賀く…んっ…」

あぁ…ヤバいくらいに可愛い声…
確かに男の声なのに…なんでこんなに…俺は…

その後、背後から抱き締めて羽交い絞めにするような体制で、その突起を二本の指で強めにつまんで、クリクリとねじりながら動かす…最初は片方にだけ…途中から両方の胸に…同じように刺激を加えると…
「あっ…ん、はンっ…ああぁ…っ」
段々と…我慢が出来なくなってきたのか、瑞樹の声が大きくなってきた…身をよじりながら、それでも耐えようとしている。

瑞樹はどうやら…本当に胸が弱いみたいだ…。きゅっと先を引っ張れば「あっ!…」と白くて細い首をのけ反らせながら、小さく…叫ぶ。

ゾクゾクする…正面から顔を見たい…。俺はついに立ち上がり瑞樹の前に立ちはだかる。

瑞樹の胸を愛撫するのに夢中になり過ぎ、少しだけ俺の勃起はおさまってはいたものの…瑞樹は突然目の前に現れた俺のその、少し控え目にそそり立つ部分から…咄嗟に顔を逸らす。

「…やっ…、須賀君…もう僕…恥ずかし…いよ…色々…いきなりこんな…だめっ…」

「いや…?ダメ…??…先生、だからもう…今更そんなコト言われても、遅いっすよ…なんだかんだ言って、ここまで来たのは先生でしょう?…もう、逃がしませんし…絶対今日、俺は先生を抱く…見てくださいよ…これ…これでお預けって…どんな、拷問ですか…」

そう言って、俺は、座っている瑞樹の正面で床に胡坐をかいて、正面から奴を見据える…
 まるで獲物を狙う獣と、小動物みたいだ…

    「……」言葉を失う瑞樹。

もう、知らね…

俺は本能のまま、呆然としている瑞樹の両脇に手を入れて、いったん瑞樹を抱きかかえるようにして椅子からおろし、俺のあぐらのうえに無理矢理に座らせる。必然的に、瑞樹が少し股を開く形で俺にまたがることになるが、そんなことにもう構っていられない。

もう俺は…十分に待った。

「やっ…やだ…こんな格好…須賀君…や、やだ、離して…っ…んん、んっ!!」
きゃんきゃん吠える、まるで子犬のような…小さくて可愛い瑞樹の魅惑的な唇を、無理矢理に塞ぐ。舌を奥深く、からめながら…口内をかき混ぜるように蹂躙する…「んっ、ふ…んン…ん…」

唇を塞いだまま…俺はついに泡のついた手を…瑞樹の下半身に伸ばす… 

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