【完結・BL】泣いている君が好き（須賀編）

泡で

はあ…極楽…そして、ちょろいな瑞樹…ここで俺は瑞樹の綺麗な裸を堪能しよう…それからあとは…

あっ…、やべえ…少しその後の展開を想像しただけで俺のが少し勃ち上がりかけたので、妄想を打ち切る…

…さっき瑞樹の身体についていた泡は、どうやらシャンプーの泡が身体に垂れ落ちていたものだったみたいだ。

髪のシャンプーを綺麗に洗い流した後、瑞樹はボディーソープの泡を手で身体に撫でつけるようにして身体を洗い始めた。

「先生、すみません、言ってなくって‥‥そこの身体洗うタオル、使ってもいいっすよ？俺ので良ければ」と声をかけると、

「ううん…いいのいいの、僕、少し人より肌が弱くて、タオルによっては刺激で肌が荒れちゃうんだ…時々は家でも、手と泡で洗ってるんだ…だから気にしないで、ありがとう…」

そう言って、泡で…からだを撫でまわすように洗っていく…白い肌に…白い泡…火照った瑞樹の頬…メガネをかけていないせいか、いまいち焦点の会っていないような目で俺を見て微笑む。
「このボディーソープ、すごく、いい香りだね？なんか、ふわふわする…　あ…っ、ごめん、急ぐね…」
白くて細い手で…自分の身体を泡で撫でまわす…

…やべ…も、…無理…瑞樹に触れたい…触りたい…ってか、なんなら、俺が隅々まで…洗ってやるよ…

俺はもう、我慢が効かずに、湯船の中で勢いよく立ち上がる…ザバーっと俺の身体から滴る激しい水音がする。

もうすでに最初に腰に巻いていたタオルは外れていて…見事に勃起してしまった…俺のアレを目の前にして、

「っ…！？すっ…須賀…く…」
　　　　…まともに声にならずに驚く瑞樹。
　　　　
「俺が洗ってあげます…待つのは…もう無理…」
俺は浴槽から出て、瑞樹の返事を待たずにポンプから泡を出し、背後から瑞樹の華奢な肩に触れた「あっ…」か細い声。

「先生…動かないで…俺に任せてください。」

そう言って、俺はぬるぬると、奴の身体を撫でまわし始めた。