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21.南の国の呪いの姫と宝石と人助け⑫

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 翌日の夕暮れ、予定通りヘレナの回復を祝うパーティーが開かれた。立食形式の気楽なものではあったが、王女の快気祝いとあっては慎ましやかにし過ぎるわけにもいかず、参加者は多い。夕刻という事もあり皆華やかな衣装に身を包んでいた。
 それはリリアン達も同様で、トゥイリアース風の衣装を纏う一行は会場でも一段と輝いている。

「わあ、誰が主役か分かんないな」

 まだ体力の戻りきっていないヘレナは椅子に座っている。ヘレナの隣にリリアンが、リリアンの後ろにアルベルトとレイナードが控えているせいで、その一角は非常に衆目を集めていた。ただでさえ目立つ容姿なのに、着飾っているせいでそれが何倍にも膨れ上がっている。ヘレナとクラベルとマクスウェル、それからヒース夫妻が霞んでしまうくらいにはキラキラしているのだ。
 それをヒースが揶揄したのだが、アルベルトは真顔だった。

「リリアンの美しさは隠せるものではないからな」
「お前も目立ち過ぎだって言ってるんだけど?」

 会場内の男性陣はリリアンを、女性陣はアルベルトとレイナードとを交互に見る感じで視線が行き交っていて、ヒースに向けられるのは僅かばかりだ。それも「あっ、陛下居たの?」みたいな驚きを含んだもの。全くもって不敬である。

「さすが、リリアンお姉様だわ!」

 が、ヒースと同じく存在感を霞まされているというのに、ヘレナは気にしていないようだった。あまつさえリリアンを褒め称えている。
 どうなる事かと思っていたが、ヘレナは無事だし、なんだかリリアンにめちゃくちゃ懐いているし雰囲気が和らいでいるしで、良い事づくめだ。ヒースは自分の後ろで控えている王妃と視線を合わせる。王妃は化粧でも隠せない赤い目元でそれに応じた。頷く王妃もまた、穏やかな表情だった。
 ヘレナの兄達もパーティーに参加している。ヘレナの負担を考え、参加者が近付かないようそれぞれが対応してくれているのだ。末の妹の回復を喜んだ彼らは自らその役目を買って出た。ヒース夫妻が居るので無体を働く者はいなかったが、念には念を入れた形だ。挨拶を交わさないといけない相手を連れては来るが、間に入って極力ヘレナの体力を削らないよう立ち回った。そのお陰でヘレナは半年寝たきりであっても、ドレス姿で長い間パーティーに参加出来ていた。まあ、ほとんどの時間、綺麗に着飾ったリリアンを見てはうっとりと眺めていたが。
 パーティーはつつがなく進行する。これなら問題ないだろうとマクスウェルは考えていたが、ヘレナのきょうだい達でただ一人、役目を果たさなかった者が居る。ヘレナの双子の姉、スターシャだ。
 スターシャは複数の同じ年頃の男女と共にこちらを観察している。兄達がやるように来賓の相手はしていないが、パーティーも佳境を過ぎているので問題ないだろう。だが、そのスターシャはヘレナよりよっぽど豪華なドレスを着ており、こちらを見る目も不穏なもので、どうにも先行きが怪しい。
 やがてスターシャは、一人の令息が何がしかを耳打ちするとそれに頷き、こちらへと歩みを進めた。

「ご機嫌よう、レイナード様。お約束を守りに参りましたわ」

 そうして語られたのがこの通りなので、マクスウェルは思わず半目になる。人目がある事だし、まず妹に一声掛けるべきだろうに。
 けれども、ヒースも王妃もそれを咎める事はしなかった。顔色についても触れたりしない。やはりおかしい、とレイナードとちらりと視線を交わす。
 それに頷きはしたものの、レイナードの眉間にはきっちり皺が刻まれている。不快を隠しもせずにスターシャと対峙した。

「ダンスならお断りしたはずですが」
「あら。そちらの地味な方と踊るよりも、わたくしと踊ったほうが見栄えがしますけれど」

 と、スターシャが言い切る。スターシャの視線はクラベルに向けられていて、その事にリリアンがぴくりと反応していた。慕っている義姉をそんな風に言われれば、誰だって不快に思うだろう。
 リリアンが不快感を表したものだから、アルベルトもこちらに意識を向けた。さり気なくレイナードの眉間の皺も深くなっていて、マクスウェルとクラベルの間でだけ、緊張が走る。
 それに気付いているのかいないのか、キッとスターシャを睨み付けるヘレナ。

「クラベル様を悪く言うのは止めなさいよ、スターシャ」
「出来損ないのヘレナに指図されたくないわ」
「なんですって」
「ね、それよりもほら、あちらへ行きましょう? 夜景も素敵なんですよ」
「お断りします」

 ヘレナを無視するスターシャはレイナードに一辺倒だ。対するレイナードの方は視線すら向けていない。面倒がっているのが一目瞭然だった。言葉からもそうと分かる。なのに、それを見るヒースと王妃は微笑ましいものを見る目をしていた。やはり異様だ。

「ふふ。遠慮なさらずとも良いのですよ」
「遠慮はしていません。単に嫌だから断っているだけで」
「見つけたぞ! 令嬢達を誑かす訪問者というのは貴殿らだな」

 レイナードが誘いを断り続けていると、そこへ数名の青年がやって来て、突然そんな事を言う。おや、とマクスウェルは眉を上げ、レイナードはスターシャから距離を取り、ヒースは目を丸くし、アルベルトはリリアンの長い睫毛に魅入っていた。

「何だい、君達?」
「陛下、御前にて失礼致します」
「うん? 失礼ならやらなきゃ良くない?」

 割と真っ当なヒースの言葉は青年には届かなかったらしい。レイナードへと向き直った集団の先頭の男は、びしっと指を差した。

「我々の婚約者を誑かすとは貴族の風上にも置けん。恥を知れ!」
「何の事だ?」

 レイナードは首を傾げる。確かに王宮を訪れた初日に囲まれた記憶はあるが、それ以外と言えばスターシャに絡まれたのが数回あるだけ。青年達はそれなりの身なりであるし、この場に居るという事は貴族令息なのだろうと察しがつく。
 令息の言葉をそのまま受け取るのなら、彼らの婚約者を訪問者、つまりマクスウェル達が惑わしたという事になる。

「なあ、聞いたか今の。訪問者達って事は俺も含まれてるよな、あれ」
「そうかも知れないわね」

 マクスウェルは少し身を屈めてクラベルに囁いた。その表情はちょっとにやついている。その理由にクラベルは心当たりがあった。彼らの言葉がその通りなら、ことごとく令嬢達の注目をレイナードに奪われていたマクスウェルだが、その中にマクスウェル目的の女性が居たという事になるのだ。
 ふふ、と口の端を上げるマクスウェルだったが、叫ぶ令息が指し示したのはそんな彼——の隣。

「金髪の令息はいいとして、そっち。ちょっと……いや、かなり顔が良いとは言え、歳が離れすぎだろう! 娘ほどの年齢差があるのに恥ずかしくはないのか!」

 しん、と周囲から音が消えた。令息の指はうっすら笑みを浮かべるアルベルトへ向けられており、当の本人は周囲の様子にまったく反応をしていなかった。

「…………」
「マクスウェル。人には人の好みというものがあるから」
「ありがとうクラベル嬢、ちっとも慰めにならないけど」
「心配しなくてもクロエの好みはあなただから、大丈夫よ」
「……うん、そうだな」

 そんな一幕に、マクスウェルはがっくりと項垂れる。まさか自分ではなく叔父目当ての令嬢がいるとは。確かにアルベルトはぱっと見た感じは若く見える。それでも令息達の年齢を見るに、婚約者となる令嬢は十代後半から二十歳前後とそこらだろう。どれだけ顔が良くてもちょっと考え直した方がいいのでは、と思わなくもない。
 クラベルの慰めで少し気を取り直した彼は、ちらりと視線だけで場を見回した。
 令息達は、全員が怒りの表情を浮かべてこちらを睨んでいる。ヒースと王妃は成り行きを見守っているし、それはスターシャも同様だった。ヘレナは一人困惑しているようだが、どう口を出していいのか分からないのだろう。レイナードは、相手をする必要はないな、と感情を消し去っていた。
 残るアルベルトは、目の前でそんな事態が起きているとは気付いていないらしい。というか、多分認識すらしていない。視線はリリアンにしか向けられておらず、意識もそうなのだろうと簡単に予測がついた。アルベルトに凝視されているリリアンは令嬢らしく毅然とした態度ではいたが、纏う雰囲気は硬い。
 そのままではらちが開かないなと、ヒースが口を開く。

「あー……君ら、何しに来た?」
「陛下、こやつらは我々の婚約者を誑かしているのです」
「誑かす?」

 どういう事かとヒースが首を傾げれば、令息達がにわかに殺気立った。

「口を開けばやれ金髪の令息が素敵だの、銀髪の男が美しいだの。挙句年齢がもっと若ければ狙ったのになどと言い出すのです!」
「お、俺でもそんなの言われた事無いのに!? ずるいぞアルベルト!」
「ヒース陛下……」

 マクスウェルは思わずヒースの名前を呼ぶ。この人、正気なのかそうでないのかいまいち分かりづらいなと半目になった。
 名前を呼ばれた為か、アルベルトがようやく視線をリリアンから外していた。が、何が起きているのか把握している雰囲気はない。
 さっきの言葉を皮切りに令息達が捲し立てる。

「今や王宮の若い女性の間では、その姿を一目見ようと争いが起きているのです。そして、その為に犠牲になっている者がいる。それが我々です! 男性の身分や立場を利用し、王宮に入り込もうとする女が後を絶たないのですよ!」
「茶会に呼ばれて来てみればそれはただの口実。立ち入れぬ区画に入る為同行せよと強要された者もいます」
「お分かりになるでしょうか、この屈辱が! 他の男に目通りする為に利用されるなど、許されるものではない!」
「え、ちょっと。君ら真面目に仕事しなよ」
「それはそう」

 ヒースの言葉にマクスウェルは同意するが、令息達に王の言葉が響いた様子は無かった。赤い顔を並べてレイナードを糾弾する彼らを、下らない、と渦中のレイナードが吐き捨てる。

「それで罰しようというのか」
「当然だ。決闘を申し込む!」

 言うなり先頭の令息が、自らの胸のブローチをむしり取ってレイナードに投げ付けた。
 この国では魔導士は杖ではなく魔石を触媒としており、装飾品に加工して身に付けるのが一般的だった。この場合、その触媒を投げ付けているから、「魔法は使わず剣で勝負だ」という意味になる。
 マクスウェル達はあくまでヒースからの依頼を受けてやって来た。本来なら客人の立場だ。そんな身で争い事を起こしては外交問題に発展しかねない。

「決闘とは穏やかじゃないな」
「婚約者を誑かされたんだ。当然だ」

 令息はきっぱり言い切る。それは正しい。誑かした側に、そのつもりがあれば、だが。
 少なくともレイナードにそんな気は無かったとマクスウェルは断言できた。こちらの国へ来てからずっと行動を共にしていたマクスウェルからして見れば、言い掛かりもいいところだ。そもそもリリアンとクラベル以外、レイナードが興味を抱く女性というのが居るはずない。つまり、そもそも誑かしたというのが間違いなのだ。

「そりゃお前らの都合だろ。もし本当に相手の為を思うなら、まずは自身の婚約者ときちんと話し合うべきだ」
「そっ、それは」
「マクスウェル君ってば、正論~」
「エル=イラーフじゃ違うんですか」
「いやごめん、正直俺も戸惑っててさぁ」

 どうしようか、とヒースが頰を掻く。どうするもこうするも、令息達の誤解を解かないとどうにもならない。
 が、自主的にやっていないだけで、実際令嬢達がレイナードに夢中になっているのは事実なわけで。

「下らない。僕が受けるとでも思うのか」
「そう言って女の影に隠れるのか」

 安い挑発にはは当然乗らず、レイナードは無視する。
 令息はそんなレイナードの周囲を右から左へと視線を動かし眺めている。やがてそれが一点に止まった。

「スターシャ殿下と、ヘレナ殿下。それから……そこの銀髪のご令嬢がお前の支援者か?」
「は?」

 リリアンと同じ銀の髪を持つのは、この場ではアルベルトとマクスウェル。金髪のレイナードよりも、見ようによってはマクスウェルの方がリリアンの兄にも見える。
 支援者とは、正しくはその名の通り金銭的・精神的に援助をする人だ。将来有望な技術者や芸術家などを、経済的に支援している者を指す事が多い。支援は家の名で行う場合もある。個人ではなく、家で支援相手を保護し、将来的に家門へと還元して貰うのだ。
 その一方で、支援される側として異性に取り入り、金をせびる者を指す事もある。貴族の嫡男のスペアとして、あるいは貴族社会に馴染めず、かと言って家の名を捨てる事すら出来ない者が、適当に日々を過ごす為に愛人として囲われる。そういう場合は、大体が顔だけの放蕩息子が、若い女性を誑かしている事が多い。
 その令息はリリアンを不躾に上から下まで見ると、にたりと口角を上げた。

「貴様同様、見た目ばかりで異性に取り入るのだろう。愚かな女だ」

 つまりこの男は、レイナードとリリアンがそういう関係なのだと言ったわけだ。
 その一言がレイナードの理性を消し飛ばした。蒼い瞳をぎらりと光らせ表情すら消し去り、令息に向けて青い筒を投げつけた。
 足元に落ちたそれを令息は拾い上げる。

「なんだこれは? こんなものが触媒となるのか、珍妙な」

 同様にレイナードも足元のブローチを拾った。これで、互いに触媒を入れ替えた事により魔法を使えなくなる。もっとも、触媒が無くともレイナードは魔法が使えるのだが、公平を期す為に剣のみでの勝負をするつもりだ。
 パーティーなので令息もレイナードも剣を持って居なかった。手近な警備兵から剣を奪うようにして庭へ向かう。
 その時、ふと残りの令息達が目に入った。彼らは挑んだ令息の勝利を確信しているのか、妙ににやついている。
 いや、あの嫌な感じの笑い方はそれだけじゃない。彼らもレイナードとリリアンの関係を疑っているに違いなかった。
 そんな勘違いを放置するわけにはいかない。ならちょうどいいかなと、レイナードは彼らに声を掛けた。

「どうせだ、全員まとめて掛かってくるといい」
「なんだと?」

 一人の令息が目を瞬かせ、それ以外の令息は互いに顔を見合わせる。
 最初に決闘を申し込んだ令息を除くと、残っているのは五人。つまり一度に六人を相手にすると、レイナードはそう言っているのだ。

「正気か……?」
「正気に決まっているだろう。馬鹿な勘違いをした連中を野放しにしておけないだけだ」
「なんだと!?」
「いいから、やるかやらないかさっさと決めろ」
「……ふん。そこまで言うなら、全員で相手になろうじゃないか。後で泣き言を言っても無駄だぞ」
「言わないから、心配いらない」

 そうして若者達は庭へと向かう。全員が剣を手にする様子はなかなか物騒だった。
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