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17.王都を騒がせる不届者①

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 ヴァーミリオン家の本邸に戻り、昼食を終えた一家は昼下がりをのんびりと過ごした。天気の良いこの日、庭を見てお茶をするには最適だろうと、リリアンはシルヴィアを従え庭に出る。用意されたガーデンテーブルに向かっていると、先に庭に出ていたアルベルトが、何かをレイナードに向けて放り投げていた。
 危なげなくそれを受け取ったレイナードは、手の中の物を見て首を傾げる。

「これは?」

 それは青い棒状のものだった。片手に握り込むと、棒は丁度剣の柄のようで手に馴染む。長さは柄の倍はある。どうやらこれはミスリル製のようだ。青い金属で、しかもそれ自体が魔力を持っていて存在感がある。多少なりとも知識があれば、この金属がミスリルである事はすぐに理解できるだろう。
 ミスリルは元は鉱石なので、土属性持ちのレイナードとは相性が良い。だから触ればすぐにわかった。この棒は棒ではなく、筒だ。内部にもっと純度の高いミスリルの魔力を感じる。中身があるということだ。
 見れば中央に、溝というか割れ目がある。そのまま左右に引っ張っても抜けなかった。どういう構造になっているのかと訝しんでいると、アルベルトが一言添える。

「回してみろ」
「回す?」

 言われた通り、両端を握ってそれぞれ違う方向に回してみると、カチッと小さな音を立てて筒が分割する。と、その隙間から中身が溢れ出てしまった。

「あっ」

 分割した筒、そこから溢れたのは青い砂だ。地面の上にそれが落ちる。

「…………」

 回収できるだろうかとそれを眺めていると、アルベルトがレイナードの手から、筒の一方を抜き取る。それを青い砂の上くらいに翳した。

「問題ない」

 と、そう言って魔力を筒に込めると、青い砂が巻き戻るようにして地面から登っていく。筒に吸い込まれるような不思議な光景に瞬いていると、「まあ!」というリリアンの呟きが聞こえた。砂時計の時が戻るような、重力に逆らう動きをする砂に驚いているのだろう。気持ちは分かる。
 砂は、筒の先端に纏わり付いた後は鋭い剣となった。アルベルトがそういう形状にした為だろう。そう尋ねればその通りだと返された。

「通常の土属性の魔法と同じだ。土を成形するようにすればいい」
「この砂もミスリルですか」
「そうだな」

 言って、アルベルトは更に魔力を操る。すると淡い光が刀身に走り、切先がぐんと伸びる。と思えばその直後にナイフほどに短くなった。なるほど、思った通りの形状を作れるようだ。これは使いこなせれば便利な武器だろう。

「この持ち手部分で構成を操作するだけだ、簡単だろう」
「……やってみます」
「使いこなして、二度と魔物に遅れを取るような真似はするなよ」
「はい」

 アルベルトがナイフの形状となったそれをレイナードの手に渡すと、ざらりと刃の部分が砂に戻った。砂はそのまま、また地面に落ちてしまったが、筒を使えば問題ないのだという。本当なら使用後は、筒の中に砂が戻るようになっているらしい。多分手渡す時にわざと溢したのだろう。後は自分でなんとかしろと、そういう事だ。アルベルトらしい。
 だが、その位どうにか出来なくてどうするのだとレイナードは己に喝を入れた。
 先程のアルベルトの言葉が、レイナードの中でこだまする。魔物に遅れを取るな、というのは、先日隣国を襲った、あの巨大蝗の事だ。救援に応じ討伐に当たったマクスウェルとレイナードの二人では、巨大蝗を倒す事が出来なかった。そのせいでリリアンを深く傷付けたばかりなのだ。もう二度と、リリアンにあんな思いをさせるわけにはいかない。そう思うと、自然と手に力が入る。

(ミスリルの砂を武器に成形する。父上は、土を操るのと同じだと言っていたな……こう、だろうか)

 レイナードは筒に魔力を通してみた。先程のように砂が持ち手に引き寄せられて空を駆け上がる。レイナードはさっきアルベルトが作っていた形状を参考にしてみたが、同様の剣の形を作る事は出来なかった。膨れ上がったような形になり、鋭利な刃物にならない。
 おそらくイメージを形にするのに、術式をうまく組めていないのだろう。思った通りの形状を取らせるのには、レイナードが組んだ術式では不足があるらしい。それを瞬時に組み、魔力を操作する。そうすれば砂は思った通りの武器の形状を取る。使いこなせればいくつもの武具となり、恐ろしい武器になる事が予測できたけれども、たったそれだけがうまくいかない。レイナードでは、発想も技術もアルベルトには遠く及ばないのだ。

(簡単……とは……)

 柔軟な発想力のあるアルベルトとは違い、レイナードは自分の考えが堅苦しいのを理解していた。頭の硬い自分に、どこまでの事が出来るのか。しかもイメージ通りになる術式を組むのもままならない。魔力操作だって甘いに違いない、アルベルトが使った時に比べると、砂の形が変わるまで時間がかかり過ぎている。
 レイナードが想像力と魔力操作に四苦八苦している中、眉を跳ね上げているのはゴットフリートだ。興味深そうににんまりと口の端を上げている。

「面白い武器じゃないか。儂の分は無いのか」

 新型のまだ見ぬ武具というのは、いつの世も男子のロマンなわけで。ましてや武力で生き抜いていたゴットフリートのこと、武器とあれば性能を確かめずにはいられない。興味津々で青い筒を見ている。
 が、アルベルトはそんな父親を一瞥もせずに、ふんと鼻を鳴らした。

「あるわけないだろう」
「どでかい斧が欲しいんだ。作らせたものはどれも脆くてな」
「馬鹿力が」
「儂の筋肉に追い付いて来んのだ、武器の方が。ミスリルはかなり粘りがあるだろう。どうだ、一本、戦斧を作ってみるのは」
「私が? 何の為に? リリアンの為にならん物に掛ける手は無い」
「いいじゃあないか。ミスリルならたんまりあるんだろう?」
「あれはリリアンの物だ。お前にくれてやる分は無い!」
「ケチだのー。親の顔が見てみたいわい」
「…………」

 アルベルトはすっと懐から予備の筒を取り出した。魔力を操って、それをミスリルの鏡にしてゴットフリートの目の前に差し出してやる。

「ほら」

 と、そう言ってやれば、鏡の中のゴットフリートの顔が歪んだ。

「嫌味なやつだな! というか、その予備を寄越せ! 儂も使ってみたい!」
「これは研究用だから駄目だ」
「なぜだ!? 儂も土属性持ちだぞ、研究には持ってこいだろう!」
「半端な術者が扱うと暴走する」
「お前、この儂を半端扱いする気か!?」
「黙れ筋肉ダルマ」
「何を言う! 筋肉はあった方がいいだろうがぁ!」

 とまあ、どうしようもない大人達を尻目に、レイナードは練習を重ねる。が、どうにもうまく形を作れない。使い慣れた剣と同じ形状にしようとしても刃の厚さや大きさなどが一致しない。これは形をうまくイメージできていないだけでなく、このミスリルの砂の特性を理解しきれていないからだろう。どうやらこの砂、純度の高いミスリルを使っている為か、魔力の通りが良過ぎる。レイナードの豊富な魔力では威力が出過ぎてしまうらしい。出力がほんの少しブレただけで、刀身の大きさが一割ほど変わる。これでは咄嗟に使用するには不安だ。外敵と一緒に味方まで斬りかねない。

「難しいな……思った通りの形にならない」
「面白い武器ですね。お父様の思い付きは想像もつきませんわね」
「そうだな。でもリリー、近付かない方がいい。全く使いこなせていないから、お前にもしもの事があると困る」
「まあ……それはごめんなさい、お兄様。軽率でしたわ」
「すぐに使いこなせるようにする」
「ふふ。お兄様、頑張って」
「ああ」

 リリアンの前で失態は出来ないと、気合いの入るレイナード。術式に間違いが無いのを確認して、それから無駄を排除した。省略できる箇所はとにかく削り、効率を重視する。次いで調整したのは魔力操作だ、ほとんど全力で練り上げ、それを込めて魔法を発動させる。するとそれまでとは異なり、筒自体が淡く光を帯びた。

「あっ」

 そう思った時には遅かった。光が強くなったと思ったら、魔力が高過ぎた為か、筒を握るレイナードの手にミスリルの砂が纏わりついて、そのまま固まってしまった。

「…………」
「下手くそ」

 歯に衣着せないアルベルトの言葉に、レイナードはじろりと父親を睨み付ける。

「こうなることは予測できたのでは」
「考え過ぎなんだ、お前は。融通の効かない所が欠点になり過ぎている」
「…………」
「もう少し直感に頼るのも大事だぞ」

 そうは言っても、と言葉に詰まるレイナード。それが出来ないから苦労しているのだが、感性だけで生きているアルベルトには理解されないだろうな、と黙っていた。
 とりあえず固まってしまったミスリルを砂の状態に戻す。ついでに砂が筒の中に収まるようにしようとしたのだが、筒の中も固まったミスリルでいっぱいだったので結局溢れ落ちてしまった。本来であれば、砂は形状変化を解除する際に筒の底に少し魔力が残る状態にすればそちらへ引き寄せられ、筒の中に収まるのだそうだ。どうやって筒に収めるのだろうかと思っていたレイナードは、それを聞いて目を見開く。

「最初に言って下さい」
「言わずとも、少し考えれば分かる事だろうが」
「それは、そうかもしれませんが」

 実際、言われるまでレイナードは思い付かなかった。

「そうと知らなければ機能しないのは不備なのでは」
「何を言う。魔力を通せば感じ取れるだろう、そのくらい」
「父上と一般人を比較しないで下さい」
「そのくらい感じ取れずにどうする」

 呆れたようなアルベルトの事は無視して、弱めに魔力を筒に込めれば、確かに底になる辺りになんらかの機構があるようだった。魔力がそこに留まる感覚がある。その状態で地面に落ちた砂の上に翳すとそれだけで砂は筒に引き寄せられる。こうして使うのかと、改めてそう確認していると、同じく興味深そうに覗き込むゴットフリートがほうと声を上げる。

「なかなか面白い構造をしとるの」
「そのようですね」
「どうだレイナード、打ち合ってみようぞ。実戦あるのみだ」
「お祖父様、まだ早いです。剣の形にすらならないから」
「なにが早いものか! いいからほれ、かかって来い」

 レイナードの手をぐいぐいと引くゴットフリートは、いつの間にか愛用の戦斧を持ち出していた。左手にしっかりとそれを握っている。

「脳筋め」

 このままではレイナードが何と言おうと打ち合いを始めるだろう。まあ、考え過ぎる性質のレイナードには丁度いいのかもしれない。が、見る限りまったくの不完全な状態での使用となるから、何が起こるか予測できない。アルベルトは悪態をつきながらリリアンの元へと向かった。万が一の事故に備えての事だ。

「リリアン、このまま観戦するのなら絶対に私の側を離れないように。何があるか分からないから」
「ええ、お父様。分かりました」

 リリアンはそう言うと、アルベルトの隣にやって来る。迅速に行動して素晴らしいとアルベルトは笑みを浮かべた。しかもぴったりと真横に着くくらい間近だ、リリアンが自発的に近くに来てくれるのは純粋に嬉しくて、アルベルトの笑顔はより一層深いものになる。
 そんな父親の姿は目に入っていないリリアンは、レイナードの持つ武器を見て、不思議そうに小首を傾げる。

「お兄様の……剣? 不思議な技術ですのね。あれは、お父様が考案なさったの?」
「ああ、そうだな」
「凄いわ。あんな風に使える鉱石があるのですね」
「ミスリルは癖が強いが、まあ、私にかかればこんなものだ」

 と、腕を組むアルベルトは簡単に言ってのけるが、それがどれだけの偉業か、リリアンは知っているつもりだ。実際の労力は想像の域を出ないが、アルベルトだからこそ、あのような発想が出来たのだというのは理解できる。アルベルトが作る魔道具は、魔法天文台で作られる魔道具とは全く異なる性能をしているのだ。
 リリアンは、アルベルトが屋敷で楽し気にミスリルの加工をしていたのを知っている。あれだけ笑い声を上げていたのだから余程楽しかったのだろう。

(お父様は本当に、魔法に関わるものがお好きなのね)

 と、なんでもない風のアルベルトを見上げてくすりと笑う。
 そんな娘の視線を感じたアルベルトが「うん?」と様子を伺うようにこちらを見たので、「なんでもないです」と首を振る。それでも首を傾げていたので、リリアンは少し気になった事を尋ねる事にした。

「ミスリル、というのは、我が家でも見かけませんわよね?」
「まあな。ミスリルはどうしたって武具に使われてしまうから。調度品や装飾品に使われる事は少ないんだ」

 ミスリルは希少鉱石で、かつその魔力の伝わり易さから武器や防具、それから魔導兵器に用いられる。それも国の保有が最優先となるから、個人でミスリル製の、それも装飾品を持つとなるとそれなりに伝手が必要だった。これまでその伝手が全く無かったわけでもないが、興味を唆られなかったのだから仕方がない。ここまで使い勝手が良いとは思っていなかったので、最近入手した伝手は大事にした方が良さそうだ。
 そんな事を考えていると、ゴットフリートの大声がした。

「レイナード! そんな棒切れが儂に当たるとでも思うのか!」

 その声にリリアンも視線をそちらに向けた。

「まあ。お兄様、剣ではなくて棒で戦うのね?」

 リリアンはそう言うが、きっとまだ使いこなせず剣にする事が出来なかったのだろう。だがしっかり魔力が込められている棒は、これまでと違ってずいぶん形になっている。器用に振り回して打ち込んでいるが、それでもそんなものでは、ゴットフリート相手では目眩しにもならない。大きく横薙ぎにした戦斧を受け、レイナードの持った棒は中央から真っ二つになってしまった。途端にざらっと棒が砂の形状に戻ってしまうが、それは地面に落ちずにきちんと筒に戻っていく。

「多少は上達したようだな」
「お兄様、大丈夫かしら」
「大丈夫だろう、多分。頭が硬い分、実践で使った方が上達が早い」

 アルベルトがそう評する中で、ゴットフリートが力任せに戦斧を振り回すのを避けながら、レイナードは今度は二本に別れた筒をそれぞれ使って棒にする。さっき手ごと筒をミスリルの塊にしていたとは思えない処理だ。

「また棒か!」
「しばらくは棒です!」

 叫んで、レイナードは地面を蹴った。揶揄して笑みを浮かべるゴットフリートの戦斧に、二本の棒を連続して叩き込む。
 レイナードが言う通り、棒しか作れないようだったが、あれならその内使いこなすだろう。アルベルトはただその光景を眺めていたが、リリアンがほう、とため息を溢した。

「お兄様の使う武器。青く輝いていて、とても綺麗だわ」

 それを聞いて棒に意識を向けてみれば、成程、ミスリル鋼特有の青が太陽光を反射して煌めく様は、湖畔の水面にも似ている。演舞ならそれなりに見栄えがするだろう。素晴らしい着眼点だなと、アルベルトは心の中でそうリリアンを賞賛した。

「そうそう、リリアンにもあるぞ」
「えっ?」
「私がリリアンの分を用意しないわけがないだろう? ミスリルを土台にして作ったブローチだ。リリアンの美しさには敵わないが、綺麗だろう」
「まあ……!」

 懐からさっと取り出したそれを差し出せば、リリアンは青い瞳を瞬かせ驚いてみせる。アルベルトの手から受け取ったブローチを両手に乗せ、角度を変えている。細工を見ているようだ。

「本当。綺麗……!」

 ブローチは鈴蘭を模ったものだ。重なった二枚の葉から伸びた花茎に、可愛らしい花がいくつも蔓下がっている。葉と花茎はミスリルの青だが、花は乳白色だ。薄くなる花弁の先端は透明感が強い。つるりとした不思議な宝石のように見えるが、この花の部分はただの宝石ではなく魔石なのだという。

「お前にもしもの事があった場合に、身を守ってくれる。何かあったらブローチに魔力を通すといい」
「魔力を? どんな効果があるのですか?」
「それは……実際に見た方が早いか。おい、デリック。こっちへ来い」

 へ、と間抜けな声を上げたデリックは瞬いた。

「お、俺ですか」

 一家から離れた屋敷付近で、護衛しながらこっそりリリアンを観察していたデリックは慌てる。まさかバレたのかと内心どぎまぎしながら向かえば、「ここだ」と適当な場所を示された。

「よし。そのままそこを動くなよ」
「はあ」

 デリックが大人しく従うと、アルベルトは次はリリアンに向き直る。

「ブローチに魔力を通してごらん」
「ええ、分かりました」

 リリアンは、手のひらに乗せたブローチに魔力を集中させる。ふわりとリリアンの魔力を取り込むと、ブローチの花弁は青く光った。それが合図だった。

「どわっ!」

 急速に取り込んだ以上の魔力が湧き上がり、それがデリックの体を吹き飛ばした。

「えっ?」

 吹き飛んだデリックの体はリリアンの目の前で、ちょうど打ち合いをしていたレイナードとゴットフリートへ向かって行く。異変を感じた二人は咄嗟に飛び退いた。ごう、と風を切り裂いてデリックはその間を通り抜けていく。そのまま悲鳴すら残さず、庭の先の茂みの中に消えていった。
 バキバキと小枝の砕ける音が続き、どすん、という衝撃が聴こえて、ようやく「ぐえっ」という声がした。その頃には茂みの揺れは治っている。声もかなり遠かった。ぽかんとしてそれを見るリリアンは、これは正常な動きなのだろうか、と思いアルベルトを見上げたが、にこやかな笑顔を向けられただけだった。どうやら正しく作動したらしい。このブローチはつまり、悪漢を排除する装置のようだ。

「ええと……大事にしますね」
「うん。そうしてくれ」

 いまだに、デリックが消えた先の茂みには物が動く気配がない。リリアンと、それからレイナードとゴットフリートもその方向を見て瞬いているが、アルベルトは気にした様子が無かった。
 使う時は、本当に身の危険を感じた時だけにしよう。そう固く誓って、リリアンはブローチをさり気なくシルヴィアに預けたのだった。
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