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9.君の「素敵!」を数える③

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 今日は王妃シエラとアルベルトとの対決の後半戦、アルベルトのターンである。この日アルベルトは諸々都合をつけて、街に繰り出す事にした。
 以前、アルベルトが〝お母様〟として街へ出掛けて以降、もう少し街に出る機会を増やすべきだとアルベルトは考えた。具体的にはリリアンとデートを楽しむ為である。
 表向き、リリアンには街に出る事で国民の生活に触れる事が出来るからと説明した。無垢なリリアンはそれになるほど、と頷いていたが、リリアン以外のベンジャミンを始めとする使用人は皆じとっとした目でアルベルトを見ていた。特に顕著だったのがシルヴィアだ。彼女の一番はリリアンな為、アルベルト相手でも容赦がない。もっとも、アルベルトの方もリリアンが一番である為、彼らのそういった反応は気にならなかったが。
 そういうわけで、きちんとした「父親」の格好をしてリリアンと街に出るのは今日が初めてとなる。気合いが入りまくったアルベルトは、勝負のこともあって、この日着るものをリリアンに選んで貰っていた。

「リリアンに貰ったカフスを着けて行きたいんだが、服を選べなくてね。リリアンに選んで貰いたいんだ」
「まあ、そうなの?」
(と、言うことにしておこう)

 もっとも、これは口実だ。実際にはアルベルトは、リリアン好みの格好をしたくてリリアンにそう頼んでいるのだ。
 リリアンは、そうですねえ、と眉を寄せ、真剣に用意された服を検分する。

「カフスは、どれになさるの?」
「シルバーに青い石のものにしようと思っている」
「シルバーの……これね。ううん、そうね。それだと、こっちの色の方がいいかしら」

 言ってリリアンは紺色の上着を手に取る。そうしてそれをアルベルトに着せると、顎に手を当て「うーん」と唸った。

「お父様、こちらのコートも羽織ってくださる?」
「ああ、いいとも」

 ちなみにアルベルトは普段防寒具を着ない派だ。周囲の温度なら、魔法でちょっと調整できるアルベルトからすれば、コートは重いだけで不要な物なのだ。きちんとした服装をしなければならない場で無い限り、着る事はない。が、無駄に整った容姿のアルベルトは広告塔として最適だった。それに目を付けたベンジャミンとヴァーミリオン領の職人達からの要望もあって、使いはしないがアルベルトに着せることを前提とした物を開発している。とにかく動き辛いのを嫌うアルベルトの為に、素材から吟味して薄くて軽くて暖かい、かつ動き易いコートが出来たのは十年ほど前の事。完成したものをアルベルトに着させ、パーティーに参加させたら大盛況だった。問い合わせが殺到したいへん売れた。それからブランド化して、現在国内でほとんどの男性が着る事態になっている。
 そんな人気ブランドの最新作のコートは、アルベルトが纏うとそれだけで恐ろしく様になった。美しくなるよう計算されて作り出されたシルエット。野暮ったくならないよう、高い位置で詰められたウエストには足が長く見える効果がある。それらのいずれも、アルベルトには不要のものであったが、アルベルトの為だけに作られたこのコートはぴったりとその体の線を出しつつ、まるで身に着けていないかのように動きを阻害しない。
 それを羽織った時の動作で確認したアルベルトは、そのまますっと腕を組んだ。その際に、ちらりと袖口からカフスを覗かせる。もちろん、リリアンから貰った特別なカフスだ。ふふん、と得意気なアルベルト。その表情はともかくとして、服は非常によく似合っている。

「凄いわ、お父様、素敵!」

 アルベルトはふんすと鼻を鳴らす。リリアンの手で飾って貰って、それを褒められた。しかもきちんと「素敵」という言葉で。これでさっそくポイントを獲得できたわけだ。

「そうか。リリアンのお陰だな」

 というか、単純にリリアンに素敵だと言って貰えた事が嬉しい。アルベルトは満面の笑みを浮かべている。リリアンの手で着飾られ、それを当のリリアンに褒められるのだから、これでご機嫌になるなという方が無理だ。
 身支度が済んだ事なので出発することになり、リリアンは馬車へ向かった。アルベルトもご機嫌なままその後を追う。と、珍しくリリアンについて行かなかったシルヴィアがすすす、とアルベルトに近付いてくる。
 シルヴィアはじとっとした目でアルベルトを見る。

「お嬢様が自発的に言っているのではなくて、言わせていますよね」
「うるさい!」
「そこまでしますか……」
「勝負の為の戦略だ!」

 ため息混じりにそう言われ、アルベルトはくわっと目を見開いた。そうだ、これは今回の勝負の為の戦略なのだから仕方ないではないか。

「大体な、この世に私とリリアン以上に美しいものがいくつあると思う。そんなものが街中にそうあるわけでもない。だったら私自ら着飾るのが一番手っ取り早いだろうが」
「はあ、そうですか」
「その顔をやめろ」

 シルヴィアの厳しい発言を聞き流しながら廊下を進む。かつかつと靴を鳴らし闊歩する姿は確かに様になっていて、これなら普通の女性なら見惚れるに違いない。けれどもそれを見慣れているリリアンからすれば、「いつもよりぴしっとした格好をしている」だけにしか見ていないからそこまでの称賛は無い。
 だから、これから行動をもってして、アルベルトはリリアンに「素敵!」と言って貰わないといけないのだ。
 アルベルトは自信満々で馬車に乗り、街へ繰り出した。


 まずやって来たのは前にも訪れた茶葉専門店だ。そこでリリアンが茶葉を試したいと言うのでそれに付き合う。
 どこからどう話が漏れたのか、アルベルトが来店すると聞きつけた貴族の女性達で店は溢れかえっていた。しかもこの日は女装ではない事もあり、彼女達が群がってくる。が、今日のアルベルトは一味違う。普段なら挨拶の一言にも耳を貸さない彼だが、なんと無視せず彼女達の相手をしているのだ。

「あの、アルベルト様」
「何か」

 いつもは無言で無視するため、何か、の三文字をアルベルトが返しただけで周囲が沸いた。微笑んでおり無表情でもないからなおのことだ。きゃあきゃあと甲高い声が店内に響く。

「街へいらっしゃるとは珍しいことですわね」

 そう言うのは集団の中でも一等着飾った女性だ。その顔には見覚えがある。伯爵家の夫人だったと思う。名前は覚えていないが見た事のある顔なので、いつもパーティーでアルベルトに言い寄っている人物のうちの一人だろう。ここぞとばかりにアルベルトに近付いて来る。一歩前に出るくらい積極的だ。おそらくこの場で最も爵位が高いのが彼女なのだろう。
 アルベルトは彼女に視線を合わせ、微笑む。目が合った瞬間伯爵夫人が硬直し、顔が赤くなった。アルベルトにしたら見慣れた光景だ、大抵の女性は視線が合うとこういう反応をする。

「娘が来たがっていたので」
「リリアン様ですわね。今日も本当に可愛らしいこと」
「ああ、それはもう本当に」
「ふふふ。アルベルト様も、いつにも増して素敵ですわ。本当に、なんて美しい」
「……それは、どうも」

 正直なところ、リリアン以外に褒められても嬉しくともなんともないから、言葉少なく返した。礼を述べると同時に微笑んで見せれば、悲鳴に近い歓声が上がった。それに内心アルベルトは眉を顰めた。近距離でのこれは、流石に耳がおかしくなりそうだ。
 リリアンに素敵、と言って貰う為に、どうにかしていい格好をしようと思っているのだが、あまりに女性達に興味が沸かなくて素っ気なくなる。まあ、張り付いた微笑みを向けておけば勝手に盛り上がってくれるから、その辺は楽でいいかも知れない。

「この後はご予定が?」
「特には決めていない。リリアンが気になった所へ入ろうとは思っているが」

 その言葉に、伯爵夫人は紅潮した頬を更に赤くし、期待に満ちた目でアルベルトを見つめる。

「あの、でしたら如何でしょう、この後お茶でも。わたくし良いお店を知っておりますのよ」

 ——行くわけないだろうが!
 そう返したいのをぐっと堪えて、引き攣る頬を叱咤したアルベルトは口角を上げる。一見爽やかな笑顔に見えるが目元は完全に笑っていない。

「すまないが、今日は可愛い娘とのデートでね。遠慮して貰えないだろうか」

 が、それでもアルベルトの貴重な笑み、それも至近距離である。女性達は一斉に黄色い声を上げた。

「まぁ~っ!」
「ああ、なんて素敵な微笑みなの……!」

 張り付いた笑顔のままアルベルトはそれらを無視する。そして不自然にならない範囲で彼女達を視界から排除した。

(疲れる)

 普段、こういった女性達は相手にしないものだから疲労感を余計に感じる。が、それを表に出してはいけない。なぜなら、そんな風に他者に接する父親を、リリアンは「素敵」とは言わないからだ。あくまでにこやかに、それでいて一定の距離を置いて接しなければならない。これは後々のトラブルを防ぐためでもある。
 そんなアルベルトに少しでも近づこうと、互いを押し合って周囲に人垣を作る女性達は強い。押されても隙を突いて相手の前に出る。そうやって強者は前に、弱者は後ろに追いやられるのだ。そして一番後ろに追いやられるような女性は大抵、下に見られて邪魔だと弾き飛ばされるものである。この時も一人の気弱そうな女性が、輪から弾き出された。

「きゃあ!」

 バランスを崩し、女性は尻餅をつきそうになった。周囲の女性達は嫌な笑みを浮かべて見ているだけ。呆気に取られている様子もなければ、助けようという意思も見えない。

「おっと」

 それを、アルベルトは受け止めてやった。長い足で数歩進めば間一髪間に合った。周囲からは悲鳴のような声が上がる。被害者はアルベルトの腕の中だというのに、どうして周りから声が上がるのだか。呆れてしまう。
 内心ため息を吐きながら、アルベルトは庇った女性を見る。

「大丈夫かね」
「は、はひぃ……」

 女性は真っ赤な顔でふるふると震えていた。惚けてはいるが、まあ、怪我はないだろうから放置してもいいだろう。だが、こういう場合は足腰が立たなくなっていることが多いので、丁度腕を伸ばした先にあった椅子を引き寄せてそこに腰かけさせた。最後ににこりと笑って見せれば、あちこちからまた悲鳴が上がる。
 丁度きりが良かったので、そこでアルベルトはその場を離れリリアンの元へ向かった。その際にさり気なく女性達の表情を盗み見れば、驚愕して固まっている者、悔しそうな者、羨んでいる者など悲喜交々ひきこもごもであった。
 彼女が倒れそうになったのは、元はと言えばこの女性達が彼女を押し除けたからだ。一番気弱そうな者に狙いを定めた結果で、彼女は被害者であり女性達は間接的な加害者。だというのに、出し抜いた彼女が憎い、というような態度には、どうにも嫌悪しか感じない。口元だけは笑んで、誰とも目を合わせないまま、アルベルトはリリアンの隣に腰を下ろした。
 こちらを伺っていたリリアンは、女性相手に会話をする父親の姿が珍しくて、不思議そうな顔をしている。

「お父様、お優しいのね」
「おうっ……う、うん……」

 ちょっとかっこつけてたつもりのアルベルトはがっくりした。ここは「大人の対応、素敵です」と言われる予定だったのだ。ちょっとショックである。
 リリアンはそれを気にする様子もなく、続けてさらっと述べた。

「ですが、人として当然の行動ですわ。素晴らしかったです」
「そ、そうか!」

 アルベルトは喜びの声を上げた。が、すぐに「うん?」と首を傾げた。ちょっと、言って貰いたかった言葉と違う。「素敵」という言葉じゃないと、いくら褒められてもポイントにならないのだ。

「惜しいな……」
「なにがです?」
「ああいや、なんでもないよ」

 そうしてぽん、とリリアンの頭に手を乗せ、ふと笑む。この笑みはいつものリリアンに向ける自然な微笑みだ。口角はそっと上がり、目元もふわりと和らいでいる。
 ほう、と息を呑んだのは、それを遠巻きに見ていた女性達だ。先程までざわついていた店内が一気に静まり返る。誰もが、アルベルトの横顔に魅せられている。

「じゃ、行こうか」
「ええ、お父様」

 そんな女性達を尻目に、アルベルトはリリアンを伴って店から出た。彼女らのことはすでにアルベルトの意識外である。この後どのようにポイントを稼ぐか、今のアルベルトの頭にはそれしかない。
 そのアルベルトの一連の姿を、シルヴィアは虚無の表情で見ていた。リリアンに「素敵」と言って貰いたいがため女性に囲まれる。アルベルトがやったのはそういうことだ。客観的にそのように見ていたシルヴィアの視線が冷たくなるのは当然のことだった。
 馬車に戻り、リリアンを乗せ、その後に続くアルベルト。最後にシルヴィアが乗り込むと扉が閉められる。シルヴィアはリリアンの為という名目でそれに同乗していて、それが許されているのだ。いつも通りの流れだが、馬車が動き出すと同時にシルヴィアはリリアンに向いて切り出した。

「茶葉の手配は万全に済みました」
「ありがとう、シルヴィア」
「これが私の役目ですから。購入した茶葉ですが、どうでしょう、夕食後にお嬢様が皆様に淹れて差し上げるのは」
「わたくしが? でも」

 リリアンが戸惑うような声を出したのは、この日購入したのが紅茶ではなくハーブティーの茶葉だったからだ。ハーブティーは、紅茶とは少し淹れ方が違う。違うと言ってもお湯の温度と蒸らし時間が違うだけだが、茶葉に合った温度と時間を適切に、というのはなかなか難しい。紅茶はだいぶ美味しく淹れられるようになったリリアンだが、ハーブティーの方はそうはいかなかった。たまにすごく渋くなったりしてしまう。
 それをシルヴィアはよく知っているはずなのに、どうしてそんな提案をしたのだろう? リリアンは首を傾げた。そんなリリアンに、シルヴィアはにこりと笑んだ。

「何度か練習しましょう」
「ええ、練習するのは良いけれど。でもシルヴィア、急にどうして?」
「この間レイナード様とお茶をなさいましたでしょう?」

 この間、というのは、くだんの演習期間のことだ。同行したアルベルトの代わり、レイナードが屋敷に詰めてリリアンと屋敷の警護に付いていてくれた。その時にリラックス効果があるというハーブティーをいくつか試したのだ。

「そうね、いくつか飲んだわ」
「レイナード様が、その時の茶葉がお気に召したそうで」
「まあ!」

 シルヴィアのその言葉で合点がいったリリアンは口元を押さえて歓声を上げる。シルヴィアがそう言ったのなら、さっき買った茶葉の中に、リリアンが選んだのとは違う、レイナードが気に入ったというものが含まれているのだろう。

「なるほど。お疲れのお兄様を、わたくしが労って差し上げるということね!」

 きっとそれは、何よりも喜ばれることだろう。レイナードの笑顔を思い浮かべ、リリアンは表情を綻ばせる。

「素敵。いい考えだわ。練習には付き合って頂戴ね、シルヴィア」
「はい、もちろんです」

 と、リリアンに微笑みかける傍らで、シルヴィアはちらっとアルベルトに目を向ける。そして右の口の端をぐいっと上げたかと思うと、得意気な表情になった。

(こ、こいつ……!)

 アルベルトがそれに反応してぴくりと頬を引き攣らせると、シルヴィアはハッ、と鼻で笑ってみせた。分かりやすい挑発だ、アルベルトには彼女が思っていることがはっきりと分かった。言いたいことが顔にはっきりと書いてある、ように見える。

(『分かっていませんねぇこうやるんですよ旦那様』だと……! く、くそ、なんだこの敗北感は)

 リリアンに向ける彼女の笑顔は普段通りの落ち着いたもの、その裏ではこれだ、仮にも公爵家当主に向かって!
 不敬であることはこの際問題ではない。何が問題かって、父親に向かって侍女が「あーらお嬢様のことお分かりではない?」と言わんばかりの態度。それがたまらなくアルベルトは気に入らなかった。実際に、シルヴィアはリリアンから「素敵」という言葉を引き出しているし、会話の内容も無理がない。しかもリリアンのやる気を刺激している。腹立たしく悔しい気分になった。思うようにポイントを稼げていないせいか、余計にアルベルトの気に障った。
 すました顔のシルヴィアに、ぎりっと歯を鳴らすアルベルト。一人普段通りのリリアンは、そうだわ、と声を上げてアルベルトを振り返った。アルベルトは慌てて表情を取り繕う。

「その時はお父様もご一緒してくださいね」

 にこりと笑むリリアンからの嬉しい申し出に、アルベルトはもちろん、と頷いたけれど、きっとこれもシルヴィアは織り込み済みだろう。
 そう考えると、素直に喜べなくて、この後たっぷりポイントを稼いで見返してやると、アルベルトは掌を握り締めた。


 その後数店舗を回って、無事に屋敷に帰ってきたアルベルト達は、居間で一休みすることにした。先に居間に入ったリリアンに、アルベルトは声を掛ける。

「リリアン、これを」

 そうして後ろに回した手から差し出したのは花束。冬真っ只中だというのに様々な種類がまとめられている。

「これは?」
「今日の記念にね」

 片目をぱちんと瞑って、アルベルトはリリアンのに花束を手渡した。

「プレート領で拡大した温室で育てられているそうだ」
「そうなの?」

 新しいドライフラワーの開発の為、温室を新しく設けたとか、それにヴァーミリオンの職人も携わったとか、そういうアルベルトの説明が耳に入っていないらしい。リリアンは花束に魅入っていた。

「綺麗。素敵ね……」

 思わず、といったようにこぼし、うっとりとそれを愛でるリリアン。その姿の方がむしろ素敵だと、アルベルトはそう思った。事実花束を手にし、慈しむリリアンの姿は美しい。それは紛れもない真実であり、真理である。
 うんうんと頷いてからちらりと視線を向ければ、シルヴィアも似たような雰囲気でリリアンをうっとりとした表情で見ている。アルベルトはすすす、とシルヴィアに近付いた。

「あの表情でポイント倍になったりしないか」
「しませんね」

 恍惚とした表情はそのまま、ばっさりと切り捨てるシルヴィアだった。
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