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記念日
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付き合って半年の記念日。
なのにその日は、彼女との連絡は一切できなかった。
沢山メッセージを送っても、返事は来なかった。
途中から、返事が来ないとわかり始めていたが、何かできるわけでもなくただただ時間が過ぎていった。
時間は23時55分。
誕生日じゃないだけましだけど、記念日は一緒に過ごそうって話をしていたのに。
諦めて、明日の仕事に備えて寝る前に、SNSをチェックするとももちゃんの最新の投稿が流れてきた。
写真と少しの文章。
写真に写っているのは、ももちゃんと知らない男のツーショット。
怒りよりも、何か別の気持ちの方が大きかった。
まあ、そうだよね、みたいな。
呆れてしまった、という事。
私と付き合ってるのに何でそういう写真載せるのかな。
という気持ちと、これまでの投稿に私との写真があまりないことに悲しくもなった。
でも、明日は仕事だから、彼女の匂いがする抱き枕を抱いて眠った。
朝、目を覚ますと昨日と変わらない彼女のいない部屋。
ただ、私以外に人がいた。
「おはようございます、先輩」
目の前にいたのは、同じ職場の後輩ちゃん。
「どうしているの……?」
昨日、休みだから一人で飲んでいたら、彼女さんに会いまして、もう帰らないって伝えてと言われて、鍵預かったし、様子見に来たんです。
連絡入れても既読つかないので勝手に入って朝ごはん作りました。
そんなこと言われてもよくわからないから、とりあえずご飯を頂いた。
日本の朝って感じのお味噌汁とお米と、納豆、卵焼き、ほうれん草の胡麻和え。
ほっこりとしたので、二人仲良く出社して、いつものように仕事をした。
帰りは、家まで送ってもらった。
ももちゃんの事は、次の休みになってから考えることにした。
仕事に支障をきたすなんてことにならないように。
なのにその日は、彼女との連絡は一切できなかった。
沢山メッセージを送っても、返事は来なかった。
途中から、返事が来ないとわかり始めていたが、何かできるわけでもなくただただ時間が過ぎていった。
時間は23時55分。
誕生日じゃないだけましだけど、記念日は一緒に過ごそうって話をしていたのに。
諦めて、明日の仕事に備えて寝る前に、SNSをチェックするとももちゃんの最新の投稿が流れてきた。
写真と少しの文章。
写真に写っているのは、ももちゃんと知らない男のツーショット。
怒りよりも、何か別の気持ちの方が大きかった。
まあ、そうだよね、みたいな。
呆れてしまった、という事。
私と付き合ってるのに何でそういう写真載せるのかな。
という気持ちと、これまでの投稿に私との写真があまりないことに悲しくもなった。
でも、明日は仕事だから、彼女の匂いがする抱き枕を抱いて眠った。
朝、目を覚ますと昨日と変わらない彼女のいない部屋。
ただ、私以外に人がいた。
「おはようございます、先輩」
目の前にいたのは、同じ職場の後輩ちゃん。
「どうしているの……?」
昨日、休みだから一人で飲んでいたら、彼女さんに会いまして、もう帰らないって伝えてと言われて、鍵預かったし、様子見に来たんです。
連絡入れても既読つかないので勝手に入って朝ごはん作りました。
そんなこと言われてもよくわからないから、とりあえずご飯を頂いた。
日本の朝って感じのお味噌汁とお米と、納豆、卵焼き、ほうれん草の胡麻和え。
ほっこりとしたので、二人仲良く出社して、いつものように仕事をした。
帰りは、家まで送ってもらった。
ももちゃんの事は、次の休みになってから考えることにした。
仕事に支障をきたすなんてことにならないように。
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