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6・きっかけさえあれば、って?
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6・きっかけさえあれば、って?
「パ、パワーが上がってないって、どうすりゃいいの?」
下川先生の声がうわずっている。
「当人たちが信じてないんです。姉ちゃん、信じてっ」
いきなりヘルメットの中でコブシの声が響いた。
「信じるって、なにを?」
「おのれの強さを」
「はぁ?」
んなこといきなり言われたって。今まで、自分が強い人間だなんて思ったコト、一度もないのに。
その間にも、
「きゃっ」
「ヤダ、もう」
「やめてったら」
メンバーみんなぼこぼこ状態です。
ミズキとスミレは、奥の畳敷きのスペースで、黒と白ののアタックから逃げ回ってて、そこにある棚の上の壷やら皿やらがぐらぐら揺れてる。
ほかにも大きいのや小さいのや木の箱がいっぱい並んでるけど、なんなんだ?
「ハカセに連絡とってみたら」
下川先生がうわずった声で言い、
「ですね」
コブシがコンソールかちゃかちゃやり始める。
ってやってる間に、とうとうミズキとスミレが、黒と白の変態銀髪男に羽交い締めにされちゃった。
西淵のおじさんがピンクのに抱きしめられてる。
カズラは尻餅ついたまんまだし、アヤメは這って、銀のの攻撃から逃げまわってる。
でもってあたしは、青の銀髪男に壁ドンされそうになってた。
ここにいたって初めて、銀の銀髪男が余裕かましたようすを見せる。
ピンクに抱きしめられた西淵のおじさんの肩に手をかけちゃって、
「ラルブレッセ・スルーパのムスターシ、どこあるっ?」
わたしたちを見回して、
「お前たち、知ってるのはず、ゆうっ」
って、なに言ってるのか分からないんですけど。
「ゆうわないと、このおっちゃんどう、なる?」
西淵のおじさんの頭をごしごししている。
ん? あ、脅かしてるのか。
「ゆうっ」
西淵のおじさんがひきつっちゃってる、なんとかしなきゃ。けど、どうしたら・・?
「コブシッ、どうすりゃいいのっ」
*
その時、コブシの目の前のモニターには、どこか温泉地らしい場所で、悠然とソフトクリームをなめてる四角い顔のおじさんが映し出されていた。
「ハカセッ」
「は~い、元気ぃ」
って軽いな、おい。
「初めての出動なんですけど、パワーが上がらないんです」
「あ~、よくあることよくあること」
「でも・・」
「だいじょうぶだいじょうぶ」
「けど・・」
「きっかけさえあれば、ちゃんとパワーは上がるから」
「きっかけ?」
「そっ」
おじさん、おいしそうにソフトクリームをぺろり。
*
隣の蔵地下でそんなやりとりをしている間にも、
「おっちゃん、どうなってもいい?」
銀の銀髪男が、西淵のおじさんの頭、両手で抱えてゆすぶっている。
おじさん、泣きそうじゃん。
ひどいことする。けど、どうすればいいんだ?
「コブシッ」
「き、きっかけさえあれば、って・・・」
なんで自信なさげなんだよ。
きっかけったって・・・。
ふにゃ~。
その時、事態とはなんの関係もないのどかな猫の声が聞こえた。
一匹の子猫が階段を下りてきて、そこでまたひと鳴き。
ふにゃ~。
遊んでくれって? 悪いけど今、取り込み中で・・と思った瞬間、駆けだした子猫が銀髪男の足元にすり寄った。
ふにゃ~っ。
すると、
「やめろっ、こっちくんなっ」
銀の銀髪男が、足すくませて叫んでる。こいつ、猫、苦手なのか。
な~ご。
「くんなっ」
すり寄る子猫を蹴り上げちゃった。
一メートル以上も吹っ飛ばされて、ふぎゃっ。
でもって、バランス崩した銀の銀髪男が、思わず西淵のおじさんの首を絞めちゃった。
それを見て、尻餅ついてたカズラがぴょんと立ち上がった。
「ひっど~い」
「動かない」
銀の銀髪男も反応する。
「おっちゃん、どうなっていい?」
もっと締め上げてる。
「うぐ」
おじさん、苦しそ。
「どうなって、いい?」
「子猫をいじめるなんて、許せないっ」
「え? そっち?」
銀の銀髪男が戸惑った瞬間、カズラが突進していた。
「カズラッ」
思わず叫びながら、あたしも突進。
なにがどうなったか分からないけど、気がつくと、銀とピンクの変態銀髪男が尻餅ついてて、西淵のおじさんはあたしが抱きとめていた。
ほいでもって、棚の壷やら皿やらが、いくつか落っこちてがちゃんと割れた。
その瞬間、西淵のおじさんが深いため息ついて脱力した。
「もうだいじょぶだよ、おじさん」
キュッと抱きしめてあげた。
*
途端にコブシがパッと笑顔。
「きっかけ、ありました」
「そっ」
モニターの四角い顔のおじさんもにこっとソフトクリームぺろり。
*
目を丸くしているのは銀の銀髪男。
「モノホン、シュバリアン、なんで?」
「聞いてません」
ピンクが返事する。
「もっと簡単な作戦だって・・」
「分かりません」
「どうすんだよ」
「それは命令でありますか」
「くあっ」
とかやってる間に、こっちの耳元では、
「パワーが上がってる」
コブシの声が響いてた。
「その調子。みんな、おのれの強さを、信じてっ」
「分かったよ、コブシ」
おのれの強さとかを、ちょっとだけ信じる気持ちになった。でもって、分かった。
「こいつら、西淵のおじさんからなにか聞き出そうとしてるのよ」
銀の銀髪男が、うっと焦った。
「ってことは、おじさんに危害は加えられないのよ」
「そうだ、カンナ、偉いっ」
耳元で下川先生の声が響いた。みんなも、はは~んって目であたしを見てる。
どうやら図星だったね。
「なんか分かんないけど、なにが起きるのかわかんないけど、信じよ、おのれの強さとかを」
「おうっ」
カズラとアヤメが、あたしと一緒に身構えた、その瞬間、
「よぉ~っしゃ」
羽交い締めされてたスミレとミズキが、おのれの強さを信じてみた。
両腕に力をこめると、ぬあんと、羽交い締めしてた黒と白の変態銀髪男が吹き飛ばされたではないか。
白いのは部屋の隅っこに逆さにどすん。黒いのは、青いのとピンクのをなぎ倒して、いっしょにどさり。
その勢いで、またまた壷だの皿だのがいくつも落っこちて、ガシャガシャガシャン。
あたしの腕の中で西淵のおじさんが、ふぁ~~っ。
「やった、やったよ」
「あたしら、つおい」
スミレとミズキがうれしそうにこっちサイドに走ってくる。
焦ったのは尻もちついたまんまの銀の銀髪男。
「アーマーがインフレートしております」
逆さのまんまの白いのの報告に、
「わぁ~って、るよん、なもの」
ぶつぶつ言いながらもぞもぞと立ち上がる。
「やるかっ」
あたしが身構えると、
「わあっ」
大の字になって後ろに飛び退いて、棚にがしゃん。またまたいくつかお皿や茶碗ががしゃん。
くぇっ。おじさん、喉の奥でヘンな声出した。
「こっちゃ、こっ、イルカクーコ変態っす」
「はっ」
四人の変態銀髪男がどどどっと銀ののまわりに集まり、ついでにまたまたお皿と壷落として、がちゃん。
おじさんが喉の奥でくぇっ。
ほんで、銀ののが、ポケットから色もカタチもレモンみたいのを取りだし、焦りながらぎゅっと握りつぶした。
すると、ぶおっと分厚くてでかいシャボン玉みたいなのが広がり、五人の変態銀髪男どもを包みこんでしまった。
なんじゃこりゃ。
「お前たち、つおい。けど、こっち負けない。お前たち、この皮、破けない」
ん? なんか知らんケド、防御態勢に入ったらしい。
「パ、パワーが上がってないって、どうすりゃいいの?」
下川先生の声がうわずっている。
「当人たちが信じてないんです。姉ちゃん、信じてっ」
いきなりヘルメットの中でコブシの声が響いた。
「信じるって、なにを?」
「おのれの強さを」
「はぁ?」
んなこといきなり言われたって。今まで、自分が強い人間だなんて思ったコト、一度もないのに。
その間にも、
「きゃっ」
「ヤダ、もう」
「やめてったら」
メンバーみんなぼこぼこ状態です。
ミズキとスミレは、奥の畳敷きのスペースで、黒と白ののアタックから逃げ回ってて、そこにある棚の上の壷やら皿やらがぐらぐら揺れてる。
ほかにも大きいのや小さいのや木の箱がいっぱい並んでるけど、なんなんだ?
「ハカセに連絡とってみたら」
下川先生がうわずった声で言い、
「ですね」
コブシがコンソールかちゃかちゃやり始める。
ってやってる間に、とうとうミズキとスミレが、黒と白の変態銀髪男に羽交い締めにされちゃった。
西淵のおじさんがピンクのに抱きしめられてる。
カズラは尻餅ついたまんまだし、アヤメは這って、銀のの攻撃から逃げまわってる。
でもってあたしは、青の銀髪男に壁ドンされそうになってた。
ここにいたって初めて、銀の銀髪男が余裕かましたようすを見せる。
ピンクに抱きしめられた西淵のおじさんの肩に手をかけちゃって、
「ラルブレッセ・スルーパのムスターシ、どこあるっ?」
わたしたちを見回して、
「お前たち、知ってるのはず、ゆうっ」
って、なに言ってるのか分からないんですけど。
「ゆうわないと、このおっちゃんどう、なる?」
西淵のおじさんの頭をごしごししている。
ん? あ、脅かしてるのか。
「ゆうっ」
西淵のおじさんがひきつっちゃってる、なんとかしなきゃ。けど、どうしたら・・?
「コブシッ、どうすりゃいいのっ」
*
その時、コブシの目の前のモニターには、どこか温泉地らしい場所で、悠然とソフトクリームをなめてる四角い顔のおじさんが映し出されていた。
「ハカセッ」
「は~い、元気ぃ」
って軽いな、おい。
「初めての出動なんですけど、パワーが上がらないんです」
「あ~、よくあることよくあること」
「でも・・」
「だいじょうぶだいじょうぶ」
「けど・・」
「きっかけさえあれば、ちゃんとパワーは上がるから」
「きっかけ?」
「そっ」
おじさん、おいしそうにソフトクリームをぺろり。
*
隣の蔵地下でそんなやりとりをしている間にも、
「おっちゃん、どうなってもいい?」
銀の銀髪男が、西淵のおじさんの頭、両手で抱えてゆすぶっている。
おじさん、泣きそうじゃん。
ひどいことする。けど、どうすればいいんだ?
「コブシッ」
「き、きっかけさえあれば、って・・・」
なんで自信なさげなんだよ。
きっかけったって・・・。
ふにゃ~。
その時、事態とはなんの関係もないのどかな猫の声が聞こえた。
一匹の子猫が階段を下りてきて、そこでまたひと鳴き。
ふにゃ~。
遊んでくれって? 悪いけど今、取り込み中で・・と思った瞬間、駆けだした子猫が銀髪男の足元にすり寄った。
ふにゃ~っ。
すると、
「やめろっ、こっちくんなっ」
銀の銀髪男が、足すくませて叫んでる。こいつ、猫、苦手なのか。
な~ご。
「くんなっ」
すり寄る子猫を蹴り上げちゃった。
一メートル以上も吹っ飛ばされて、ふぎゃっ。
でもって、バランス崩した銀の銀髪男が、思わず西淵のおじさんの首を絞めちゃった。
それを見て、尻餅ついてたカズラがぴょんと立ち上がった。
「ひっど~い」
「動かない」
銀の銀髪男も反応する。
「おっちゃん、どうなっていい?」
もっと締め上げてる。
「うぐ」
おじさん、苦しそ。
「どうなって、いい?」
「子猫をいじめるなんて、許せないっ」
「え? そっち?」
銀の銀髪男が戸惑った瞬間、カズラが突進していた。
「カズラッ」
思わず叫びながら、あたしも突進。
なにがどうなったか分からないけど、気がつくと、銀とピンクの変態銀髪男が尻餅ついてて、西淵のおじさんはあたしが抱きとめていた。
ほいでもって、棚の壷やら皿やらが、いくつか落っこちてがちゃんと割れた。
その瞬間、西淵のおじさんが深いため息ついて脱力した。
「もうだいじょぶだよ、おじさん」
キュッと抱きしめてあげた。
*
途端にコブシがパッと笑顔。
「きっかけ、ありました」
「そっ」
モニターの四角い顔のおじさんもにこっとソフトクリームぺろり。
*
目を丸くしているのは銀の銀髪男。
「モノホン、シュバリアン、なんで?」
「聞いてません」
ピンクが返事する。
「もっと簡単な作戦だって・・」
「分かりません」
「どうすんだよ」
「それは命令でありますか」
「くあっ」
とかやってる間に、こっちの耳元では、
「パワーが上がってる」
コブシの声が響いてた。
「その調子。みんな、おのれの強さを、信じてっ」
「分かったよ、コブシ」
おのれの強さとかを、ちょっとだけ信じる気持ちになった。でもって、分かった。
「こいつら、西淵のおじさんからなにか聞き出そうとしてるのよ」
銀の銀髪男が、うっと焦った。
「ってことは、おじさんに危害は加えられないのよ」
「そうだ、カンナ、偉いっ」
耳元で下川先生の声が響いた。みんなも、はは~んって目であたしを見てる。
どうやら図星だったね。
「なんか分かんないけど、なにが起きるのかわかんないけど、信じよ、おのれの強さとかを」
「おうっ」
カズラとアヤメが、あたしと一緒に身構えた、その瞬間、
「よぉ~っしゃ」
羽交い締めされてたスミレとミズキが、おのれの強さを信じてみた。
両腕に力をこめると、ぬあんと、羽交い締めしてた黒と白の変態銀髪男が吹き飛ばされたではないか。
白いのは部屋の隅っこに逆さにどすん。黒いのは、青いのとピンクのをなぎ倒して、いっしょにどさり。
その勢いで、またまた壷だの皿だのがいくつも落っこちて、ガシャガシャガシャン。
あたしの腕の中で西淵のおじさんが、ふぁ~~っ。
「やった、やったよ」
「あたしら、つおい」
スミレとミズキがうれしそうにこっちサイドに走ってくる。
焦ったのは尻もちついたまんまの銀の銀髪男。
「アーマーがインフレートしております」
逆さのまんまの白いのの報告に、
「わぁ~って、るよん、なもの」
ぶつぶつ言いながらもぞもぞと立ち上がる。
「やるかっ」
あたしが身構えると、
「わあっ」
大の字になって後ろに飛び退いて、棚にがしゃん。またまたいくつかお皿や茶碗ががしゃん。
くぇっ。おじさん、喉の奥でヘンな声出した。
「こっちゃ、こっ、イルカクーコ変態っす」
「はっ」
四人の変態銀髪男がどどどっと銀ののまわりに集まり、ついでにまたまたお皿と壷落として、がちゃん。
おじさんが喉の奥でくぇっ。
ほんで、銀ののが、ポケットから色もカタチもレモンみたいのを取りだし、焦りながらぎゅっと握りつぶした。
すると、ぶおっと分厚くてでかいシャボン玉みたいなのが広がり、五人の変態銀髪男どもを包みこんでしまった。
なんじゃこりゃ。
「お前たち、つおい。けど、こっち負けない。お前たち、この皮、破けない」
ん? なんか知らんケド、防御態勢に入ったらしい。
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