きみが悪魔と名乗る理由 〜探偵を推理する物語〜

探偵と出会った。

その探偵は自らを悪魔と呼んだ。そいつの所業は子どもから玩具を奪い、人を騙す手伝いを強要し、あまつさえ犯行予告をする始末。

なるほど、悪魔だった。

褒められない推理を披露する悪魔だが、何やら人に言えない秘密があるようで。ひとつ謎を解く度に又ひとつ、隠された秘密が明らかになっていく。

俺に真相は見えるのだろうか?
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