19 / 47
第19話 仁義を切る
しおりを挟む
ふたりはよくよく話し合い、彼らの関係性について聞かれたときは、嘘はつかないことを決めた。
そしてクラスでも、互いを名前で呼び合うこと、毎週水曜日の放課後は二人で会っていることなども、オープンにすることとした。
さて、決めたら決めたで、幸太にはまず、やっておきたいことがある。
「大野、二人きりで話したいことがあるんだけど、ちょっといいかな?」
翌日の昼休み、幸太は早速、大野いずみを例の『告白部屋』へと誘い出した。
大野は以前、幸太に恋心を抱いて、それを言葉にして伝えてくれたことがある。
「好きな人がいる。その人に想いを伝えるまでは、それが誰かも言えない」
と言って、幸太は大野にノーを伝えていた。
以来、大野とは直接の接触を持っていない。ただ、体育教師の園田とのあいだで発生したトラブルの際は、署名運動を提起して幸太を守ってくれたと美咲から聞いている。
大野の現在の心情はどうあれ、美咲との関係については、ひとつ彼女に対して仁義を切っておかねばならない。
ベンチに座って早々、
「私に、なにか伝えておきたいことがあるの?」
と、大野はむしろ幸太の機先を制するように尋ねた。
幸太は少し緊張した。伝え方を間違えれば、彼女と幸太や美咲とのあいだにしこりを生じるだろう。しこりが、さらには遺恨になるかもしれない。
できれば、このようなことで敵をつくりたくはなかった。
いや、自分の敵になるのはいい。自分のせいで、彼女が美咲の敵になることだけは避けたい。
(誠意だ)
と、幸太は思っている。
人間、最後は誠意だ。大野の告白を断ったときと同様、とにかく誠意、誠意で押してゆく。人間としてのありったけの誠意を見せ、その誠意で相手の心をすりつぶすほどの気組みで押してゆく。
それしかない。
大野の方は、前回と違って、むしろリラックスしている。
「伝えておきたいことがあって、来てもらったんだ。俺の好きな人のこと」
「美咲でしょ」
幸太はまるで氷づけにされた魚のように固まって、動けなくなった。
ようやく絞り出した声は、大野の言葉に対する答えではなかった。
「どうして、そう思う?」
「見てれば分かるよ、好きだもん」
なるほど、と幸太は思った。
確かにその程度のことは、好きな相手のことだ、見ていれば分かるだろう。
その人が、誰を見ているか。誰を愛しているのか。
「俺、美咲のことが好きなんだ。心の底から、彼女を想ってる」
「美咲、って呼んでるんだ」
嫉妬のためだろうか、大野の声がわずかに震えた。
「じゃあ、もう告白して、もしかして付き合ってるの?」
「あぁ、付き合ってる」
幸太はもう迷わなかった。先制攻撃を食らって動揺したが、ここまでくればあとは覚悟を決めて強行突破するしかない。
「美咲とも話し合って、君にはしっかり伝えておきたかった。俺にとっても彼女にとっても、君は特別な人だから。正直に話しておきたかった」
思わず奥歯を噛みしめて、大野の返答を待った。
もし、狙いが裏目に出れば、大野は嫉妬に狂って、彼だけではなく美咲にまで恨みの矛先を向けるかもしれない。
が、沈黙の時間はあっても長くはなかった。
「分かった」
との思いのほか軽い口調に、幸太も安堵の胸を撫で下ろす思いだった。
「教えてくれてありがとう。でも二人のこと、実はもうけっこう噂になってるよ」
「そうなの……?」
「隠してるつもりでも、お互いを見る目とか、表情とか、二人にちょっとでも興味あれば、私じゃなくても分かるよ」
「そうか……」
「美咲は友達だから、何かあったら私が守るよ」
「君がそう言ってくれると、心強いし、うれしいよ」
「早川君も、美咲の心が揺れないようにしてあげて。美咲、優しい子だから」
それは、幸太が誰よりもよく知っている。ほかの誰よりも、美咲の気持ちを、美咲というひとを大切にしているつもりだ。
幸太と話したあと、大野は美咲に声をかけてくれたらしい。
「美咲、よかったね。困ったことあったら相談して」
と、それだけだったらしいが、美咲はその言葉が泣きそうなほどにうれしかった、とあとで教えてくれた。いやはや、ありがたいことだ。
幸太は大野のほか、伊東と中川にも付き合っていることを打ち明けた。二人とも陽気に祝福してくれた。伊東は吉原とうまくいっているらしい。Take1では幸太と美咲同様、まったく進展のなかった二人だったから、これは完全に幸太の手柄と言っていい。吉原の情報を伊東に回したり、それとなく会話の糸口をつくったりと、陰に陽に、幸太は伊東のために便宜を図っている。
クラスメイトのなかで、味方が3人もいてくれるなら、まずまず安心していいだろう。
2学期2週目時点になると、二人の関係性はクラスのほぼ全員の知るところとなっていた。
彼らが会話を交わしたり並んで歩いているだけで、口笛や冷やかしの声が聞こえるようになり、一種の公認カップルのような扱いになった。
そのようになってしまうと、美咲も吹っ切れてしまったようで、恥ずかしがりはするものの、ことさらに隠すようなことは一切なかった。
ひとまず、二人にとっての重大な障害になりうるものは、少なくとも当面はなさそうだ。
ところで、9月は第四土曜日及び第四日曜日の連日で、文化祭が行われる。2学期に入って早々、クラスとして何か出し物をするのかしないのか、するとして何をやるか、という話し合いが数度にわたって行われた。教室のあちこちに仲の良い者同士がグループをつくって話し合っているように見えるが、実際には深い検討などしていない。
人数が多いだけで意味のないミーティング、会社にもあったな。
幸太はそもそもこういうことにはあまり興味がない。
確かTake1ではアメリカンダイナー風のカフェをやることになって、揃いのコスチュームも配られたが、幸太はひどくつまらない思いをしたのを覚えている。なぜ、給料が出るわけでもないのにぺこぺこ接客なんぞをせねばならないのか。美咲のカフェ店員風のコスチューム姿がたまらなく愛らしかった記憶はあるが、企画自体はつまらない。
商社勤務を通じて幸太は野心というものを知った。野心こそが行動を加速させる原動力となり、行動の結果として利益が生まれる。
せっかくやるなら、野心を持ち、とことん面白さを追求してやれ。
Take1同様、みんなでカフェをやろう、コスチュームもつくろうか、という話の流れになって、幸太はだんだんとうんざりし始め、ついに黙っていられなくなった。
彼は教室の一番後ろのロッカーの上に座りながら、
「あのさぁ、どうせならゲストもキャストも最高に楽しめる企画にしようや。ただ椅子を用意してお茶汲みしてるだけじゃ、ちっとも面白くない」
「それでは、早川君にはなにか案がありますか?」
学級委員の田沼がやや憤然として尋ねた。せっかく苦労して意見を拾い上げつつ進行してきたのに、それをすべて否定されるようなことを言われたものだから、まとめ役としては少々、気分を害するのも無理はなかったかもしれない。
「もっと面白そうなこと、なんでもあんじゃん。例えば揃いの衣装とかダサくてダルいことやめて、みんなで好きな衣装持ち寄ってコスプレするとかさぁ」
「マジっ、それいーねっ!」
隣にいた中川が幸太の肩を叩いた。
「自分で考えて、自分で選んだ衣装の方が誰だって楽しいに決まってんじゃん。見てる方だって、あぁこいつはこういう服か面白ぇってなるし。女子だって個性のあるコスプレの方が絶対かわいいよ」
おぉ、という野太い声が教室の後ろ半分から多く上がった。男子は誰でも、女子のコスプレ衣装姿は見てみたいだろう。
「うん、それ面白そう」
教室の右前方を占拠していた女子グループからは、真っ先に美咲が笑顔で賛意を示し、大野や伊藤も同調してくれた。
「ほかにも、みんなの持ち味を活かせるような企画どんどんやったらいいよ。吹奏楽のメンバーは生演奏でジャズ喫茶みたいに演出すれば盛り上がるし、けいおんとダンスを組み合わせてライブやってもいいし、美術部メンバーはゲストの似顔絵描いてあげたりさ。みんな得意なこととか好きなことで勝手に企画立てて、四の五の言わず全部やったらいいよ。やってる本人たちが楽しくなかったら意味ないんだからさ。俺たち最後の文化祭じゃねぇかよ」
ぐだぐだと続いていた検討もどきの場が、幸太のまるで鶴の一声で、一気に熱がこもったように思われた。
無理に全員で歩調を合わせようとするから、簡単なことにも答えが出なくなる。みんなで同じことをやるなんて、ナンセンスだし、くだらない。パフォーマンスも落ちるだろう。全員で同じことをやりたいなんてことはありえないからだ。それぞれ、得意なこと、好きなことを思いきりやったらいい。後悔なくやりたいんだったら、それしかない。
「それ、すごくいいと思う! 私と千尋と、マミとコバチは、ジャズ生演奏で参加したいです!」
美咲はまっすぐ手を上げて、希望を表明した。君は天使だ。
すると、ダンス命のチャラ男を公言する堀というやつが名乗り出た。
「あのさ、好きなことやっていいんなら、俺サークルの仲間集めてダンスしたいんだけど」
このあたりから、案が次々と出て、それらは『全部やる』ことになった。
「やらない理由なんてないだろ。やりたいって気持ち以上に強い理由なんかなんもねぇよ」
と幸太が言ったからだ。
彼は学級委員の田沼の任命もあり、クラスの文化祭プロジェクトリーダーになった。
クラスを散々煽ったわけだから、これも仕方ない。
文化祭が終わるまでは、大忙しになりそうだ。
そしてクラスでも、互いを名前で呼び合うこと、毎週水曜日の放課後は二人で会っていることなども、オープンにすることとした。
さて、決めたら決めたで、幸太にはまず、やっておきたいことがある。
「大野、二人きりで話したいことがあるんだけど、ちょっといいかな?」
翌日の昼休み、幸太は早速、大野いずみを例の『告白部屋』へと誘い出した。
大野は以前、幸太に恋心を抱いて、それを言葉にして伝えてくれたことがある。
「好きな人がいる。その人に想いを伝えるまでは、それが誰かも言えない」
と言って、幸太は大野にノーを伝えていた。
以来、大野とは直接の接触を持っていない。ただ、体育教師の園田とのあいだで発生したトラブルの際は、署名運動を提起して幸太を守ってくれたと美咲から聞いている。
大野の現在の心情はどうあれ、美咲との関係については、ひとつ彼女に対して仁義を切っておかねばならない。
ベンチに座って早々、
「私に、なにか伝えておきたいことがあるの?」
と、大野はむしろ幸太の機先を制するように尋ねた。
幸太は少し緊張した。伝え方を間違えれば、彼女と幸太や美咲とのあいだにしこりを生じるだろう。しこりが、さらには遺恨になるかもしれない。
できれば、このようなことで敵をつくりたくはなかった。
いや、自分の敵になるのはいい。自分のせいで、彼女が美咲の敵になることだけは避けたい。
(誠意だ)
と、幸太は思っている。
人間、最後は誠意だ。大野の告白を断ったときと同様、とにかく誠意、誠意で押してゆく。人間としてのありったけの誠意を見せ、その誠意で相手の心をすりつぶすほどの気組みで押してゆく。
それしかない。
大野の方は、前回と違って、むしろリラックスしている。
「伝えておきたいことがあって、来てもらったんだ。俺の好きな人のこと」
「美咲でしょ」
幸太はまるで氷づけにされた魚のように固まって、動けなくなった。
ようやく絞り出した声は、大野の言葉に対する答えではなかった。
「どうして、そう思う?」
「見てれば分かるよ、好きだもん」
なるほど、と幸太は思った。
確かにその程度のことは、好きな相手のことだ、見ていれば分かるだろう。
その人が、誰を見ているか。誰を愛しているのか。
「俺、美咲のことが好きなんだ。心の底から、彼女を想ってる」
「美咲、って呼んでるんだ」
嫉妬のためだろうか、大野の声がわずかに震えた。
「じゃあ、もう告白して、もしかして付き合ってるの?」
「あぁ、付き合ってる」
幸太はもう迷わなかった。先制攻撃を食らって動揺したが、ここまでくればあとは覚悟を決めて強行突破するしかない。
「美咲とも話し合って、君にはしっかり伝えておきたかった。俺にとっても彼女にとっても、君は特別な人だから。正直に話しておきたかった」
思わず奥歯を噛みしめて、大野の返答を待った。
もし、狙いが裏目に出れば、大野は嫉妬に狂って、彼だけではなく美咲にまで恨みの矛先を向けるかもしれない。
が、沈黙の時間はあっても長くはなかった。
「分かった」
との思いのほか軽い口調に、幸太も安堵の胸を撫で下ろす思いだった。
「教えてくれてありがとう。でも二人のこと、実はもうけっこう噂になってるよ」
「そうなの……?」
「隠してるつもりでも、お互いを見る目とか、表情とか、二人にちょっとでも興味あれば、私じゃなくても分かるよ」
「そうか……」
「美咲は友達だから、何かあったら私が守るよ」
「君がそう言ってくれると、心強いし、うれしいよ」
「早川君も、美咲の心が揺れないようにしてあげて。美咲、優しい子だから」
それは、幸太が誰よりもよく知っている。ほかの誰よりも、美咲の気持ちを、美咲というひとを大切にしているつもりだ。
幸太と話したあと、大野は美咲に声をかけてくれたらしい。
「美咲、よかったね。困ったことあったら相談して」
と、それだけだったらしいが、美咲はその言葉が泣きそうなほどにうれしかった、とあとで教えてくれた。いやはや、ありがたいことだ。
幸太は大野のほか、伊東と中川にも付き合っていることを打ち明けた。二人とも陽気に祝福してくれた。伊東は吉原とうまくいっているらしい。Take1では幸太と美咲同様、まったく進展のなかった二人だったから、これは完全に幸太の手柄と言っていい。吉原の情報を伊東に回したり、それとなく会話の糸口をつくったりと、陰に陽に、幸太は伊東のために便宜を図っている。
クラスメイトのなかで、味方が3人もいてくれるなら、まずまず安心していいだろう。
2学期2週目時点になると、二人の関係性はクラスのほぼ全員の知るところとなっていた。
彼らが会話を交わしたり並んで歩いているだけで、口笛や冷やかしの声が聞こえるようになり、一種の公認カップルのような扱いになった。
そのようになってしまうと、美咲も吹っ切れてしまったようで、恥ずかしがりはするものの、ことさらに隠すようなことは一切なかった。
ひとまず、二人にとっての重大な障害になりうるものは、少なくとも当面はなさそうだ。
ところで、9月は第四土曜日及び第四日曜日の連日で、文化祭が行われる。2学期に入って早々、クラスとして何か出し物をするのかしないのか、するとして何をやるか、という話し合いが数度にわたって行われた。教室のあちこちに仲の良い者同士がグループをつくって話し合っているように見えるが、実際には深い検討などしていない。
人数が多いだけで意味のないミーティング、会社にもあったな。
幸太はそもそもこういうことにはあまり興味がない。
確かTake1ではアメリカンダイナー風のカフェをやることになって、揃いのコスチュームも配られたが、幸太はひどくつまらない思いをしたのを覚えている。なぜ、給料が出るわけでもないのにぺこぺこ接客なんぞをせねばならないのか。美咲のカフェ店員風のコスチューム姿がたまらなく愛らしかった記憶はあるが、企画自体はつまらない。
商社勤務を通じて幸太は野心というものを知った。野心こそが行動を加速させる原動力となり、行動の結果として利益が生まれる。
せっかくやるなら、野心を持ち、とことん面白さを追求してやれ。
Take1同様、みんなでカフェをやろう、コスチュームもつくろうか、という話の流れになって、幸太はだんだんとうんざりし始め、ついに黙っていられなくなった。
彼は教室の一番後ろのロッカーの上に座りながら、
「あのさぁ、どうせならゲストもキャストも最高に楽しめる企画にしようや。ただ椅子を用意してお茶汲みしてるだけじゃ、ちっとも面白くない」
「それでは、早川君にはなにか案がありますか?」
学級委員の田沼がやや憤然として尋ねた。せっかく苦労して意見を拾い上げつつ進行してきたのに、それをすべて否定されるようなことを言われたものだから、まとめ役としては少々、気分を害するのも無理はなかったかもしれない。
「もっと面白そうなこと、なんでもあんじゃん。例えば揃いの衣装とかダサくてダルいことやめて、みんなで好きな衣装持ち寄ってコスプレするとかさぁ」
「マジっ、それいーねっ!」
隣にいた中川が幸太の肩を叩いた。
「自分で考えて、自分で選んだ衣装の方が誰だって楽しいに決まってんじゃん。見てる方だって、あぁこいつはこういう服か面白ぇってなるし。女子だって個性のあるコスプレの方が絶対かわいいよ」
おぉ、という野太い声が教室の後ろ半分から多く上がった。男子は誰でも、女子のコスプレ衣装姿は見てみたいだろう。
「うん、それ面白そう」
教室の右前方を占拠していた女子グループからは、真っ先に美咲が笑顔で賛意を示し、大野や伊藤も同調してくれた。
「ほかにも、みんなの持ち味を活かせるような企画どんどんやったらいいよ。吹奏楽のメンバーは生演奏でジャズ喫茶みたいに演出すれば盛り上がるし、けいおんとダンスを組み合わせてライブやってもいいし、美術部メンバーはゲストの似顔絵描いてあげたりさ。みんな得意なこととか好きなことで勝手に企画立てて、四の五の言わず全部やったらいいよ。やってる本人たちが楽しくなかったら意味ないんだからさ。俺たち最後の文化祭じゃねぇかよ」
ぐだぐだと続いていた検討もどきの場が、幸太のまるで鶴の一声で、一気に熱がこもったように思われた。
無理に全員で歩調を合わせようとするから、簡単なことにも答えが出なくなる。みんなで同じことをやるなんて、ナンセンスだし、くだらない。パフォーマンスも落ちるだろう。全員で同じことをやりたいなんてことはありえないからだ。それぞれ、得意なこと、好きなことを思いきりやったらいい。後悔なくやりたいんだったら、それしかない。
「それ、すごくいいと思う! 私と千尋と、マミとコバチは、ジャズ生演奏で参加したいです!」
美咲はまっすぐ手を上げて、希望を表明した。君は天使だ。
すると、ダンス命のチャラ男を公言する堀というやつが名乗り出た。
「あのさ、好きなことやっていいんなら、俺サークルの仲間集めてダンスしたいんだけど」
このあたりから、案が次々と出て、それらは『全部やる』ことになった。
「やらない理由なんてないだろ。やりたいって気持ち以上に強い理由なんかなんもねぇよ」
と幸太が言ったからだ。
彼は学級委員の田沼の任命もあり、クラスの文化祭プロジェクトリーダーになった。
クラスを散々煽ったわけだから、これも仕方ない。
文化祭が終わるまでは、大忙しになりそうだ。
0
お気に入りに追加
7
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。


社長室の蜜月
ゆる
恋愛
内容紹介:
若き社長・西園寺蓮の秘書に抜擢された相沢結衣は、突然の異動に戸惑いながらも、彼の完璧主義に応えるため懸命に働く日々を送る。冷徹で近寄りがたい蓮のもとで奮闘する中、結衣は彼の意外な一面や、秘められた孤独を知り、次第に特別な絆を築いていく。
一方で、同期の嫉妬や社内の噂、さらには会社を揺るがす陰謀に巻き込まれる結衣。それでも、蓮との信頼関係を深めながら、二人は困難を乗り越えようとする。
仕事のパートナーから始まる二人の関係は、やがて揺るぎない愛情へと発展していく――。オフィスラブならではの緊張感と温かさ、そして心揺さぶるロマンティックな展開が詰まった、大人の純愛ストーリー。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

会社の上司の妻との禁断の関係に溺れた男の物語
六角
恋愛
日本の大都市で働くサラリーマンが、偶然出会った上司の妻に一目惚れしてしまう。彼女に強く引き寄せられるように、彼女との禁断の関係に溺れていく。しかし、会社に知られてしまい、別れを余儀なくされる。彼女との別れに苦しみ、彼女を忘れることができずにいる。彼女との関係は、運命的なものであり、彼女との愛は一生忘れることができない。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる