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第20章 アマギの里 後編
第20章-④ 里を去る
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ミコトは里で過ごすあいだも、どうにかしてアオバと連絡がとれないか試みたが、彼女らの周囲は監視が再び強化され、またサミュエルの術で探るところによれば、アオバはあれから一歩もミナヅキの部屋から出ていないという。
一日、二日と様子を見たが、アオバと接触するのは難しいらしい。
しかも、ミナヅキは日に何度も、ウラカゼという陰気な侍女を寄越して、サミュエルの具合を尋ねている。暗に、早くこの里を出ていくよう促しているのである。そのたび、ミコトはサミュエルがまだ復調していないことを理由に、出立についての明言をしなかった。
数日して、ウラカゼははっきり、明日の朝にはこの里を出ていくようにとのミナヅキの伝言を申し述べた。あれこれと言い訳や質問をして先延ばしを試みたが、ウラカゼは頭領の意向であると言って頑として譲らず、とりつく島もない。何かしらの特異な訓練を受けているのであろうか、まるで人と話しているという実感がない。頭領ミナヅキの道具に徹しきっているようだった。
「分かりました。では明日の朝、ミナヅキ殿のもとへご挨拶にうかがいます」
翌朝、日が東の山の稜線に姿を見せる頃、両名は旅支度を済ませてミナヅキを訪ねた。
「ミナヅキ殿。この度はお世話をかけました。我々はポリャールヌイへ向かいます」
「ミコト殿も参られるか。ご苦労なことだな」
「いえ、ご心配には及びません。アオバがおれば、不毛の極地とて乗り切れましょう」
「ほう」
と、ミナヅキは脇息と呼ばれる肘掛けに体重を預けつつ、悠然と構えた。
「アオバを連れていきたいと?」
「そうです。彼女は信頼できる側近です」
「あれは、私がヤノ家に送り込んだ間者だ」
「だとしても、信頼しております」
「なるほど、だが惜しいかな、あれは惣領であるワカバの母でな、この里を再び離れがたいと申しておる」
「ワカバ殿はアオバの子。あなたとアオバのお子ですね」
核心を突いた言葉に、少なくともミナヅキは表面上、動じるそぶりはなかった。どこまでも面の皮が厚い男のようだ。
「だとしたら?」
「アオバはヤノ家の侍女でしたが、私にとっては家族も同然。家族が苦しみのなかにあれば、人はそれを救いたいと望むもの」
「アオバが苦しんでいるだと。誤解も甚だしい。ミコト殿の言葉を借りれば、人は家族とともにありたいと願うもの。父たる私、息子たるワカバ、そして里の者とともにありたいと望むのが人ではないか。アオバを連れてゆくことは罷りならん」
ミコトはぐっ、と拳を握り、正座に落ち着けた腰を浮かせた。
だが、ミナヅキの反応はよほど速い。すでに、脇に置いていた刀の鞘に左手をかけている。
「ミコト殿。そなたは客人だが、用意したもてなし以上のことを強要するならば、こちらにも考えがある。それとも里ぐるみ、術者の力を借りて滅ぼすとでも言うか」
気の強いミコトはミナヅキの恫喝にも引こうとはしなかったが、サミュエルが袖を引くので、やむなく一度は浮かせた腰を下ろした。
興奮と緊張のため膝が震えるミコトに対し、ミナヅキはあくまで悠々としたものである。
「とは言え、ポリャールヌイへ向かうためには助けが必要であろうことも事実だ。ミョウコウという者をお預けする。好きに使うがよい」
「また、間者ですか」
ミナヅキはそれと分かるほどに露骨な嘲笑を頬に浮かべた。
「間者が必要ならば、ほかにいくらでも優秀な忍びがおるし、わざわざ断ってそばにつける必要すらもない。ミョウコウはこのほど聴覚を失ってな。忍びとしてはもう役に立たぬ半端者だ。死に場所を探しておるゆえ、危険は大きいが誰にとっても実入りのない、今回のような任務に放り込んでやろうというわけだ。無論、気が進まぬなら無理にとは言わん。ここまでは私個人の善意でしかないのでな」
「長居しました。お暇いたします」
刃物を投げつけるような鋭さで言い残し、ミコトはミナヅキの顔も見ずに頭領屋敷を辞した。
(結局、アオバを救い出せなかった)
頭に血が上って、交渉らしい交渉もできず出てきてしまった。今さらながら、アオバを残して出てゆくのは忸怩たる思いがある。
小声で、サミュエルに相談した。
「サミュエルさん、どう思いますか」
「僕に考えがあります。今は、里を出ましょう」
「あなたが、そう言うのなら」
そこへ、見慣れぬ青年が近づいてきた。年の頃は恐らく30歳前後。サミュエルと同じほどの背丈で、これは他国人に比べ小柄な王国人にあっては図抜けた長身である。髪は短く刈って白い頭巾をかぶり、目が異様に細く、人のいい笑みを口元にたたえている。
この男が、ミナヅキの言っていたミョウコウであろう。
ミョウコウは、鼻の前で右の拳を握り、掌を開きながらゆっくりと頭を下げた。
(あぁ、聴覚を失っていた、と言っていたから)
挨拶のつもりだろう。だが、機嫌のひどく悪いミコトは、この者は間者に違いないとの先入観もあり、無視してそっぽを向いた。
次いで目の見えないサミュエルに対しては、動作ではなく直接、掌に触れて指でなぞる仕草をした。掌に感じる挨拶の文字に、サミュエルは歯を見せて笑う。彼はミョウコウから、悪意を感じなかったようだ。
そのまま、ミョウコウはサミュエルの手をとって、歩き始めた。
いよいよ里の入り口を出ようとして、ミコトとサミュエルは背後から女の慌てた声を聴いた。
「ちょいとちょいと、このマヤ姉さんを置いてくなんて、そんな殺生な!」
「置いてくも何も、同行を許可した覚えはありませんよ」
「アオバが行かないなら、代わりにアタシを連れてってよ」
「どうして、そこまで同行したいのです。私たちのそばにいれば、危険は多いのですよ」
「とにかく、働く場がほしいのさ。忍びは名こそ命。ずっと里のなかにいたって、名が世に響くわけじゃない。危険だからこそ、アタシの腕を売り出す好機ってわけさ」
「名を売りたいわけですか。それでしたら、私たちではなく、頭領に願い出てみてください」
「頭領は、アタシを子供扱いするんだ!」
「とにかく、ミナヅキ殿の許可をもらってください」
しつこい、と言いかけて、ミコトはようやく辛抱し、里を出た。ポリャールヌイははるか北である。ミョウコウが先導した。
ミコトは、里を振り返る気にもならない。この里には、彼女の後ろ髪を引くような、そういう魅力はひとつもなかった。田舎の論理で動いている、饐えたにおいのする腐りきった場所である。
アオバも、そう思っているのではないか。アオバもともにこの里を出たいのではないか。
鬱々として気持ちの晴れぬまま、ミコトは無言で歩き続けた。
夕方になり、三人は小川に行き当たったところで小休止をとった。ミョウコウは甲斐甲斐しいところがあって、水の調達や食料の確保など、機敏に動き回っている。食料は次の町まで携行用のものがまだあるが、彼はどうにかして、生きている動物の肉を食わせたいらしい。左の腰には刀、右の腰には三節棍と呼ばれる格闘用の武具、そして左手に弓矢という出で立ちで、狩りに向かっていく。背が高く、肩幅の広い体には力がみなぎっているが、足腰が驚くほどに軽い。戦闘や諜報といった任務に特化して鍛錬された忍びとは、こうも常人とかけ離れた肉体機能を持てるものなのであろうか。
いずれにしても、ミコトとサミュエルは、密談の機会をここでようやく持てたこととなる。
ミョウコウは聾者というが、偽りかもしれない。彼の姿がないときでしか、ふたりは機密を話せない。
「サミュエルさん、アオバのこと、考えがあるとのことでしたが」
「まずは、これを見てください」
彼が見せたのは、掌ほどの大きさの鏡である。銅と錫の合金を磨いたその表面に、自分の顔が映っている。目の見えないサミュエルが、鏡を持ち歩いているというのは意外であった。
「この鏡は?」
「里から持ち出しました。少し、待ってください」
サミュエルはしばし、静まった。思念を集中させているらしい。数分間、身じろぎひとつせず、そして目を疑うことに、鏡に変化が生じた。表面に映ったミコトの顔が歪み、攪拌されるようにして輪郭が混ざり合い、やがて別の者の顔が、そこには投影された。
アオバである。
奇跡としか思えない。
「アオバ……アオバ!」
「ミコト様……ですか?」
「私が見えるの?」
「はい、見えます。部屋の鏡が突然、輝き出して。まさかサミュエルさんの術?」
不可思議な体験であった。鏡の向こうに、アオバがいる。しかも会話までできるようだ。サミュエルに聞きたいことは多いが、彼は術の発動のためか、瞑想に近い状態に入っているらしく、声をかけられそうもない。
「アオバ、私たちはもう里を出た。あなたとミナヅキ殿のことを知って、本当はあなたを連れ出したかったけど、里に残ることがあなたの意志だと拒否されたの」
「それは父の嘘です。私もお二方とともに行きたいです」
「なんとか、サミュエルさんにお願いして、脱出できるようにする」
「ならば、ひとつ術の力をお借りしたいです。父とのこと、決着をつけて、お二方のあとを追います」
そのあと、アオバがサミュエルに伝えた願いは、両名を絶句させるに足る内容であった。だが、サミュエルは躊躇いつつも、その通りに術を施した。
一日、二日と様子を見たが、アオバと接触するのは難しいらしい。
しかも、ミナヅキは日に何度も、ウラカゼという陰気な侍女を寄越して、サミュエルの具合を尋ねている。暗に、早くこの里を出ていくよう促しているのである。そのたび、ミコトはサミュエルがまだ復調していないことを理由に、出立についての明言をしなかった。
数日して、ウラカゼははっきり、明日の朝にはこの里を出ていくようにとのミナヅキの伝言を申し述べた。あれこれと言い訳や質問をして先延ばしを試みたが、ウラカゼは頭領の意向であると言って頑として譲らず、とりつく島もない。何かしらの特異な訓練を受けているのであろうか、まるで人と話しているという実感がない。頭領ミナヅキの道具に徹しきっているようだった。
「分かりました。では明日の朝、ミナヅキ殿のもとへご挨拶にうかがいます」
翌朝、日が東の山の稜線に姿を見せる頃、両名は旅支度を済ませてミナヅキを訪ねた。
「ミナヅキ殿。この度はお世話をかけました。我々はポリャールヌイへ向かいます」
「ミコト殿も参られるか。ご苦労なことだな」
「いえ、ご心配には及びません。アオバがおれば、不毛の極地とて乗り切れましょう」
「ほう」
と、ミナヅキは脇息と呼ばれる肘掛けに体重を預けつつ、悠然と構えた。
「アオバを連れていきたいと?」
「そうです。彼女は信頼できる側近です」
「あれは、私がヤノ家に送り込んだ間者だ」
「だとしても、信頼しております」
「なるほど、だが惜しいかな、あれは惣領であるワカバの母でな、この里を再び離れがたいと申しておる」
「ワカバ殿はアオバの子。あなたとアオバのお子ですね」
核心を突いた言葉に、少なくともミナヅキは表面上、動じるそぶりはなかった。どこまでも面の皮が厚い男のようだ。
「だとしたら?」
「アオバはヤノ家の侍女でしたが、私にとっては家族も同然。家族が苦しみのなかにあれば、人はそれを救いたいと望むもの」
「アオバが苦しんでいるだと。誤解も甚だしい。ミコト殿の言葉を借りれば、人は家族とともにありたいと願うもの。父たる私、息子たるワカバ、そして里の者とともにありたいと望むのが人ではないか。アオバを連れてゆくことは罷りならん」
ミコトはぐっ、と拳を握り、正座に落ち着けた腰を浮かせた。
だが、ミナヅキの反応はよほど速い。すでに、脇に置いていた刀の鞘に左手をかけている。
「ミコト殿。そなたは客人だが、用意したもてなし以上のことを強要するならば、こちらにも考えがある。それとも里ぐるみ、術者の力を借りて滅ぼすとでも言うか」
気の強いミコトはミナヅキの恫喝にも引こうとはしなかったが、サミュエルが袖を引くので、やむなく一度は浮かせた腰を下ろした。
興奮と緊張のため膝が震えるミコトに対し、ミナヅキはあくまで悠々としたものである。
「とは言え、ポリャールヌイへ向かうためには助けが必要であろうことも事実だ。ミョウコウという者をお預けする。好きに使うがよい」
「また、間者ですか」
ミナヅキはそれと分かるほどに露骨な嘲笑を頬に浮かべた。
「間者が必要ならば、ほかにいくらでも優秀な忍びがおるし、わざわざ断ってそばにつける必要すらもない。ミョウコウはこのほど聴覚を失ってな。忍びとしてはもう役に立たぬ半端者だ。死に場所を探しておるゆえ、危険は大きいが誰にとっても実入りのない、今回のような任務に放り込んでやろうというわけだ。無論、気が進まぬなら無理にとは言わん。ここまでは私個人の善意でしかないのでな」
「長居しました。お暇いたします」
刃物を投げつけるような鋭さで言い残し、ミコトはミナヅキの顔も見ずに頭領屋敷を辞した。
(結局、アオバを救い出せなかった)
頭に血が上って、交渉らしい交渉もできず出てきてしまった。今さらながら、アオバを残して出てゆくのは忸怩たる思いがある。
小声で、サミュエルに相談した。
「サミュエルさん、どう思いますか」
「僕に考えがあります。今は、里を出ましょう」
「あなたが、そう言うのなら」
そこへ、見慣れぬ青年が近づいてきた。年の頃は恐らく30歳前後。サミュエルと同じほどの背丈で、これは他国人に比べ小柄な王国人にあっては図抜けた長身である。髪は短く刈って白い頭巾をかぶり、目が異様に細く、人のいい笑みを口元にたたえている。
この男が、ミナヅキの言っていたミョウコウであろう。
ミョウコウは、鼻の前で右の拳を握り、掌を開きながらゆっくりと頭を下げた。
(あぁ、聴覚を失っていた、と言っていたから)
挨拶のつもりだろう。だが、機嫌のひどく悪いミコトは、この者は間者に違いないとの先入観もあり、無視してそっぽを向いた。
次いで目の見えないサミュエルに対しては、動作ではなく直接、掌に触れて指でなぞる仕草をした。掌に感じる挨拶の文字に、サミュエルは歯を見せて笑う。彼はミョウコウから、悪意を感じなかったようだ。
そのまま、ミョウコウはサミュエルの手をとって、歩き始めた。
いよいよ里の入り口を出ようとして、ミコトとサミュエルは背後から女の慌てた声を聴いた。
「ちょいとちょいと、このマヤ姉さんを置いてくなんて、そんな殺生な!」
「置いてくも何も、同行を許可した覚えはありませんよ」
「アオバが行かないなら、代わりにアタシを連れてってよ」
「どうして、そこまで同行したいのです。私たちのそばにいれば、危険は多いのですよ」
「とにかく、働く場がほしいのさ。忍びは名こそ命。ずっと里のなかにいたって、名が世に響くわけじゃない。危険だからこそ、アタシの腕を売り出す好機ってわけさ」
「名を売りたいわけですか。それでしたら、私たちではなく、頭領に願い出てみてください」
「頭領は、アタシを子供扱いするんだ!」
「とにかく、ミナヅキ殿の許可をもらってください」
しつこい、と言いかけて、ミコトはようやく辛抱し、里を出た。ポリャールヌイははるか北である。ミョウコウが先導した。
ミコトは、里を振り返る気にもならない。この里には、彼女の後ろ髪を引くような、そういう魅力はひとつもなかった。田舎の論理で動いている、饐えたにおいのする腐りきった場所である。
アオバも、そう思っているのではないか。アオバもともにこの里を出たいのではないか。
鬱々として気持ちの晴れぬまま、ミコトは無言で歩き続けた。
夕方になり、三人は小川に行き当たったところで小休止をとった。ミョウコウは甲斐甲斐しいところがあって、水の調達や食料の確保など、機敏に動き回っている。食料は次の町まで携行用のものがまだあるが、彼はどうにかして、生きている動物の肉を食わせたいらしい。左の腰には刀、右の腰には三節棍と呼ばれる格闘用の武具、そして左手に弓矢という出で立ちで、狩りに向かっていく。背が高く、肩幅の広い体には力がみなぎっているが、足腰が驚くほどに軽い。戦闘や諜報といった任務に特化して鍛錬された忍びとは、こうも常人とかけ離れた肉体機能を持てるものなのであろうか。
いずれにしても、ミコトとサミュエルは、密談の機会をここでようやく持てたこととなる。
ミョウコウは聾者というが、偽りかもしれない。彼の姿がないときでしか、ふたりは機密を話せない。
「サミュエルさん、アオバのこと、考えがあるとのことでしたが」
「まずは、これを見てください」
彼が見せたのは、掌ほどの大きさの鏡である。銅と錫の合金を磨いたその表面に、自分の顔が映っている。目の見えないサミュエルが、鏡を持ち歩いているというのは意外であった。
「この鏡は?」
「里から持ち出しました。少し、待ってください」
サミュエルはしばし、静まった。思念を集中させているらしい。数分間、身じろぎひとつせず、そして目を疑うことに、鏡に変化が生じた。表面に映ったミコトの顔が歪み、攪拌されるようにして輪郭が混ざり合い、やがて別の者の顔が、そこには投影された。
アオバである。
奇跡としか思えない。
「アオバ……アオバ!」
「ミコト様……ですか?」
「私が見えるの?」
「はい、見えます。部屋の鏡が突然、輝き出して。まさかサミュエルさんの術?」
不可思議な体験であった。鏡の向こうに、アオバがいる。しかも会話までできるようだ。サミュエルに聞きたいことは多いが、彼は術の発動のためか、瞑想に近い状態に入っているらしく、声をかけられそうもない。
「アオバ、私たちはもう里を出た。あなたとミナヅキ殿のことを知って、本当はあなたを連れ出したかったけど、里に残ることがあなたの意志だと拒否されたの」
「それは父の嘘です。私もお二方とともに行きたいです」
「なんとか、サミュエルさんにお願いして、脱出できるようにする」
「ならば、ひとつ術の力をお借りしたいです。父とのこと、決着をつけて、お二方のあとを追います」
そのあと、アオバがサミュエルに伝えた願いは、両名を絶句させるに足る内容であった。だが、サミュエルは躊躇いつつも、その通りに術を施した。
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