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第36話 アストルと第二王子
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何故だ、どうしてこんなことになってるんだ?
クロディーヌと暮らすヒースメイル次期侯爵邸の応接室で、俺は第二王子殿下と向き合って腰掛けながら、内心で頭を抱えていた。
昨日エイミーが突然邸へと押しかけて来て、それを追い返したまでは良かったが……朝から盛ってしまったのが悪かったのか、しつこく何度もおねだりしてしまったのがいけなかったのか、とにかくクロディーヌが熱を出して寝込んでしまったのだ。
元々クロディーヌは健康で、熱を出すことなどほとんどなかったのに。
侍医の見立てでは、身体的疲労に精神的疲労が加わったことで、熱を出したらしいけど。
身体的疲労は明らかに俺のせい。精神的疲労も……多分エイミーが原因なんだろうから、そうするとそっちも俺のせい。
つまり、俺のせいでクロディーヌは熱を出したってことじゃないか!
そう思った俺は、クロディーヌの体調が戻るまで領地経営の勉強を休ませてもらうことをお義父さんに願い出て、愛する妻の看病をすることにしたのだが──。
看病二日目となる夕方、先触れもなく突如第二王子殿下が邸へと訪ねて来た。
どうせ用があるのはクロディーヌだろうと思ったが、彼女は今寝込んでいるし、俺では相手できないからお帰り願おうとしたのに、何故か家令が勝手に邸の中へと案内して来てしまった。
そりゃあ相手は第二王子殿下だし、断るのは難しいだろうけど。
クロディーヌが寝込んでいる今、俺に相手ができるわけないじゃないか……。
そう嘆いても、一度邸の中に入れてしまった以上おいそれと追い返すことはできず、現在の状況に至るというわけで。
「クロディーヌを呼んでくれ」
冷えた殿下の声に、ビクリと肩を震わせる。
ですよねー。俺なんてお呼びじゃないのは分かってるんです。
だけどクロディーヌは寝込んでいるし、そんな彼女の部屋に第二王子を案内するなどしたくない。
しかも、なんかわざとらしく服を着崩しているし、うっすらと汗ばんでて気色悪……おっと、これ以上は不敬になってしまう。なんというか……如何にも『ヤッてきました』感があるのは故意なのか無自覚なのか。
どっちだか分からんが、クロディーヌが見たら明らかに表情を歪めるような気がする。
彼女は本当にこんな男と恋仲なのか? 今更だが、なんだか彼女の好みとは違うような気がしてきたぞ?
完璧な淑女とも呼ばれるクロディーヌが、こんな非常識ともいえるような格好で邸に訪れるような男を好きになったりするだろうか?
しかもこんな……他の女との関係を明らかに匂わされたら、普通の女性は嫌がりそうなものなのに。
それでも以前仲良さ気に庭園を散歩していた二人の姿は恋人同士そのものだったし、そんな二人を見てしまったから、俺は……。
「おい! クロディーヌを呼べと言っている! 僕の声が聞こえないのか!?」
「は、はい! すいません!」
突然殿下が大声を出し、驚いた俺は飛び上がって頭を下げる。
「ですが申し訳ありません。妻は只今高熱により寝込んでおりまして……」
「なにっ!? では見舞いを──」
「お待ち下さい!」
即座に立ちあがろうとした殿下を慌てて制し、もう一度ソファに腰を落ち着けていただく。
クロディーヌは今意識がないし、たとえ殿下が部屋を訪れたタイミングで目を覚ましたとしても、ちょっと今の状態の殿下とは会わせたくないっていうか、会ってもらいたくないというか……。
「万一殿下に伝染してしまうと大変なことになりますので、申し訳ないですがお見舞いは控えていただけませんか?」
「しかし──」
「見舞ったところで意識はありませんし、第一……」
第一、そんな破廉恥な格好で見舞いとか、クロディーヌが見たら絶対また熱が上がるだろ。とは言えない。
言えないが、殿下は「第一?」と不思議そうに首を傾げている。
第一、第一……この続きをどうしようと懸命に考えながら、殿下に何か言われる前に、俺はやぶれかぶれで言葉を継いだ。
「第一、そのような格好でお見舞いなど非常識です!」
はわわ、ヤバい。非常識と言ってしまった。
第二王子殿下から、もの凄い冷気を感じる。
処刑か? 俺はとうとう処刑されるのか?
「……そうか、非常識か。この国の第二王子たる僕をつかまえて非常識とは……貴様、よほど死にたいらしいな?」
ゆっくりと立ち上がった殿下が腰の剣へと手をやり、俺を睨み付けてくる。
ひっ……。
まだ死にたくない。せっかくクロディーヌと結婚できたのに、こんな所で死ぬのは嫌だ。
「あああああの、俺が非常識と言ったのはですね、そんな……そんな色っぽさ全開の格好で見舞いに行くのはどうなのかな~? と思ったからというか、殿下の今の格好は病人には刺激が強いというか、そういう意味で言っただけでして……」
なんとか処刑を回避しようと、必死になって言葉を紡ぐ。
言ってしまったことは取り返しがつかないから、何としても殿下を褒めなければ。
挽回しろ。褒めろ、褒めろ、頑張るんだ、俺。
「今の殿下は色気に満ち溢れていて……病人には毒ですよ。ですから……ね? どうか落ち着いて下さい」
「そうか……。今の僕は色っぽいのか。ふ、ふふ……やはりこの状態で訪ねたのは正解だったな。次も同じようにするとしよう」
得意気に言った殿下が、わざとらしく前髪を掻き上げる。
美形だからサマになってはいるが、俺からしたら完全にただのナルシストにしか見えない。
「そ、そうですね……」
いや、それは絶対やめた方が良いからな? という言葉は飲み込み、俺はへらりと愛想笑いを浮かべた。
「い、いやぁ……それにしても殿下のお身体、適度に鍛えられていて素敵ですね。俺ももう少し鍛えようかな……ははは」
「はあ!? まさか貴様、男色の気があるのではあるまいな? 僕は男は好かん! 悪いが諦めてくれ!」
ええ~……。
なんとか機嫌をとろうと無理矢理褒めただけなのに、何故だか妙な勘違いをされてしまった。
俺が殿下を好きだなんて……想像するだけで吐き気を催す。
でもまぁいいか。
勘違いにより貞操の危機を感じた殿下は結局クロディーヌに会うこともなく、早々に王宮へと帰って行かれたのだから。
クロディーヌと暮らすヒースメイル次期侯爵邸の応接室で、俺は第二王子殿下と向き合って腰掛けながら、内心で頭を抱えていた。
昨日エイミーが突然邸へと押しかけて来て、それを追い返したまでは良かったが……朝から盛ってしまったのが悪かったのか、しつこく何度もおねだりしてしまったのがいけなかったのか、とにかくクロディーヌが熱を出して寝込んでしまったのだ。
元々クロディーヌは健康で、熱を出すことなどほとんどなかったのに。
侍医の見立てでは、身体的疲労に精神的疲労が加わったことで、熱を出したらしいけど。
身体的疲労は明らかに俺のせい。精神的疲労も……多分エイミーが原因なんだろうから、そうするとそっちも俺のせい。
つまり、俺のせいでクロディーヌは熱を出したってことじゃないか!
そう思った俺は、クロディーヌの体調が戻るまで領地経営の勉強を休ませてもらうことをお義父さんに願い出て、愛する妻の看病をすることにしたのだが──。
看病二日目となる夕方、先触れもなく突如第二王子殿下が邸へと訪ねて来た。
どうせ用があるのはクロディーヌだろうと思ったが、彼女は今寝込んでいるし、俺では相手できないからお帰り願おうとしたのに、何故か家令が勝手に邸の中へと案内して来てしまった。
そりゃあ相手は第二王子殿下だし、断るのは難しいだろうけど。
クロディーヌが寝込んでいる今、俺に相手ができるわけないじゃないか……。
そう嘆いても、一度邸の中に入れてしまった以上おいそれと追い返すことはできず、現在の状況に至るというわけで。
「クロディーヌを呼んでくれ」
冷えた殿下の声に、ビクリと肩を震わせる。
ですよねー。俺なんてお呼びじゃないのは分かってるんです。
だけどクロディーヌは寝込んでいるし、そんな彼女の部屋に第二王子を案内するなどしたくない。
しかも、なんかわざとらしく服を着崩しているし、うっすらと汗ばんでて気色悪……おっと、これ以上は不敬になってしまう。なんというか……如何にも『ヤッてきました』感があるのは故意なのか無自覚なのか。
どっちだか分からんが、クロディーヌが見たら明らかに表情を歪めるような気がする。
彼女は本当にこんな男と恋仲なのか? 今更だが、なんだか彼女の好みとは違うような気がしてきたぞ?
完璧な淑女とも呼ばれるクロディーヌが、こんな非常識ともいえるような格好で邸に訪れるような男を好きになったりするだろうか?
しかもこんな……他の女との関係を明らかに匂わされたら、普通の女性は嫌がりそうなものなのに。
それでも以前仲良さ気に庭園を散歩していた二人の姿は恋人同士そのものだったし、そんな二人を見てしまったから、俺は……。
「おい! クロディーヌを呼べと言っている! 僕の声が聞こえないのか!?」
「は、はい! すいません!」
突然殿下が大声を出し、驚いた俺は飛び上がって頭を下げる。
「ですが申し訳ありません。妻は只今高熱により寝込んでおりまして……」
「なにっ!? では見舞いを──」
「お待ち下さい!」
即座に立ちあがろうとした殿下を慌てて制し、もう一度ソファに腰を落ち着けていただく。
クロディーヌは今意識がないし、たとえ殿下が部屋を訪れたタイミングで目を覚ましたとしても、ちょっと今の状態の殿下とは会わせたくないっていうか、会ってもらいたくないというか……。
「万一殿下に伝染してしまうと大変なことになりますので、申し訳ないですがお見舞いは控えていただけませんか?」
「しかし──」
「見舞ったところで意識はありませんし、第一……」
第一、そんな破廉恥な格好で見舞いとか、クロディーヌが見たら絶対また熱が上がるだろ。とは言えない。
言えないが、殿下は「第一?」と不思議そうに首を傾げている。
第一、第一……この続きをどうしようと懸命に考えながら、殿下に何か言われる前に、俺はやぶれかぶれで言葉を継いだ。
「第一、そのような格好でお見舞いなど非常識です!」
はわわ、ヤバい。非常識と言ってしまった。
第二王子殿下から、もの凄い冷気を感じる。
処刑か? 俺はとうとう処刑されるのか?
「……そうか、非常識か。この国の第二王子たる僕をつかまえて非常識とは……貴様、よほど死にたいらしいな?」
ゆっくりと立ち上がった殿下が腰の剣へと手をやり、俺を睨み付けてくる。
ひっ……。
まだ死にたくない。せっかくクロディーヌと結婚できたのに、こんな所で死ぬのは嫌だ。
「あああああの、俺が非常識と言ったのはですね、そんな……そんな色っぽさ全開の格好で見舞いに行くのはどうなのかな~? と思ったからというか、殿下の今の格好は病人には刺激が強いというか、そういう意味で言っただけでして……」
なんとか処刑を回避しようと、必死になって言葉を紡ぐ。
言ってしまったことは取り返しがつかないから、何としても殿下を褒めなければ。
挽回しろ。褒めろ、褒めろ、頑張るんだ、俺。
「今の殿下は色気に満ち溢れていて……病人には毒ですよ。ですから……ね? どうか落ち着いて下さい」
「そうか……。今の僕は色っぽいのか。ふ、ふふ……やはりこの状態で訪ねたのは正解だったな。次も同じようにするとしよう」
得意気に言った殿下が、わざとらしく前髪を掻き上げる。
美形だからサマになってはいるが、俺からしたら完全にただのナルシストにしか見えない。
「そ、そうですね……」
いや、それは絶対やめた方が良いからな? という言葉は飲み込み、俺はへらりと愛想笑いを浮かべた。
「い、いやぁ……それにしても殿下のお身体、適度に鍛えられていて素敵ですね。俺ももう少し鍛えようかな……ははは」
「はあ!? まさか貴様、男色の気があるのではあるまいな? 僕は男は好かん! 悪いが諦めてくれ!」
ええ~……。
なんとか機嫌をとろうと無理矢理褒めただけなのに、何故だか妙な勘違いをされてしまった。
俺が殿下を好きだなんて……想像するだけで吐き気を催す。
でもまぁいいか。
勘違いにより貞操の危機を感じた殿下は結局クロディーヌに会うこともなく、早々に王宮へと帰って行かれたのだから。
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