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第四章 再出発
制裁
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「取り敢えず……靄は消せても腕はもう戻せねぇからな」
言うが早いか、奏が手を振ると同時にアランの腕に纏わりついていた黒い靄が、一瞬にして消失した。
それを見て、あれはこんなにも簡単に消えるものだったのか。と思う反面、もしかして黒い靄には魔性が絡んでいる? という疑念が、ラズリの心の中に生まれる。
「あ、ああ……は……っ」
激しい痛みから解放された事による安堵からか、痛みのせいで体力を失ったのか、アランはそのまま意識を失った。
「副隊長!」
「貴様ら、副隊長に何を……っ!」
バラバラと、騎士達の数人がアランを介抱する為、一斉に彼を囲む。どうやら乱暴者であるとはいえ、彼は一定の信頼は得ているらしい。
まあ、いくら乱暴者だとはいえ、仲間に暴力を振るわなければ良いだけだから、その辺りは上手くやっているのかもしれないが。
騎士達の行動見てラズリはそんな風に思いながら、離れた場所からアランの様子を窺った。
顔色は悪いが、なくなった腕の先は出血もしていないし、壊死などもしていないように見える。あれなら恐らく、傷口から感染症にかかる心配もないだろう。
「良かった……」
小さな声であったが、呟くと奏に視界を遮られた。
どうしたんだろう? と思って彼の顔を見上げれば、何とも言えない複雑な表情をしていて。
「あんな奴、心配する必要なんかねぇだろ。とっとと先に行こうぜ」
と言って、ラズリの肩を抱いて踵を返す。
どうやら、ラズリがアランを気に掛けたことがお気に召さなかったらしい。
だが、二人が騎士達とは反対方向へと足を向けた所で、突然背後から声を掛けられた。
「待て! その女は置いて行け!」
「……はあ?」
全身に殺気を纏った奏が、嫌そうな顔で振り向く。
「副隊長が怪我を負ったのは、その女のせいだ! そいつが身体から妙な物を出さなければ、副隊長があんな目に遭うことはなかった!」
「そうだ! 行くなら副隊長の腕を治して行け! それが出来ないならここへ残れ! そのぐらい最低限の礼儀だろうが!」
思い思いに、騎士達は勝手なことを喚き散らす。
その様子に、ラズリは大きなため息を吐いた。
この人達は、一体何を言っているのか。
そもそもアランがあのような目に遭ったのはラズリに無体を働こうとしたからで、ラズリが自分から仕掛けたわけではない。しかも、痛みに苦しむアランを助ける為、わざわざ奏を呼んでまでも救ってあげた。
だというのに、その言い草はなんなのか。
「さっき腕は治せないって言ったよな?」
ラズリを背中に隠しつつ、奏が徐に前へ出る。
「それでも俺は出来る範囲であんたらの副隊長を助けてやったってのに、お前らはそういう態度にでるわけか?」
「く……っ!」
いくら恩知らずの彼等とて、自分達の目の前で奏が黒い靄を消したのは事実なのだから、彼に対しては反論できないと思ったのだろう。悔し気な顔で口を噤むと、奏を睨み付けた。
「なんだよ、その目は。なんか言いたい事でもあんのか?」
少しばかり宙に浮き、上から見下ろす奏に、騎士達はギリギリと歯を鳴らす。
しかし、何とかして一矢報いたいと考えたのか。
彼等の中の一人は奏の背に隠されたラズリを指差すと、鬼の首をとったかのように騒ぎ立てた。
「あいつ……! あいつに責任を取らせてくれよ! 副隊長をやったのは、あんたじゃなくてあいつなんだから!」
その言葉に、ビクリ、とラズリが肩を震わせる。
確かにアランを傷付けた原因は自分だ。だが、そうなる元となる行動を起こしたのは、アランの方が先である。この場合、どちらが悪い事になるのだろうか?
思わずそう考えると、ラズリがそれを口にする前に、奏が騎士達に発してくれた。
「どうせ先に手を出したのはお前らなんだろ? こういう場合、どう考えたって先に手を出した方が悪いだろうが。こっ酷くやり返されたからって、みっともなく騒いでんじゃねぇよ」
「ぐっ……この……」
奏に言い負かされ、ラズリを責め立てた騎士は真っ赤な顔をして怒りに震えている。
どうにか言い返したいと思っていそうだが、いかんせん、相手が悪かった。
「あんまりラズリに文句を言うようなら、お前らの言う副隊長とやらのもう一本の腕。俺がなくしてやっても良いんだけどな?」
それとも足か首にでもしておくか?
そう言った途端、真っ赤な顔をしていた騎士は面白いぐらいに顔色を一瞬で蒼白に変え、奏に向かって迷うことなく土下座した。
「もも、申し訳ございませんでした! 謝りますので、何卒それだけは……これ以上は、もう手出ししないでいただきたいです……」
あまりの変わり身の早さに、ラズリは奏の背後でため息を吐く。
副隊長を助けたいが為に、それができそうな相手に抗議をするまでは分かる。が、それが行き過ぎた結果、余分に他の箇所まで奪われては、たまったものではないと思ったのだろう。
しかも、腕や足ならともかく、首となったら──せっかく助かった命を失う事になってしまうのだ。
副隊長を何とか助けたいが為に抗議をし、その結果殺されてしまったら、本末転倒どころの騒ぎではない。責任問題とすらなって、最悪抗議をした騎士は、命を奪われることにまでなりかねないだろう。
旅の道中、奏から様々な知識を得ていたラズリは、今の王宮の最高権力者ともいえる青年の残虐性も聞き及んでいた。
見た目からでは全く想像もつかない、人を人とも思わぬ、その残虐性を──。
「どうかしたのか?」
知らず全身を震わせたラズリに、奏が心配そうに問い掛けてくる。
何でもない、と言い掛けて、ラズリは続けて奏が発した言葉の内容に耳を疑った。
「あのアランとかいう奴だったら、もう二度と悪さ出来ないようにしておいたから安心していいぞ。人間の分際でラズリを穢そうなんて不届きな奴だよな、まったく……」
何で知ってるの!?
驚愕の事実を口にされ、ラズリは瞳を見開いて奏を凝視する。
あの場にはいなかったのに、何故奏は自分がアランにされそうになったことを知っているのだろうか。そして、もう悪さを出来ないようにしたとは?
冷や汗がダラダラと背中を伝い、流れ落ちていく。
聞いても良いのか、いけないのか。
その判断がつかず、ただただ奏を見つめていると、ラズリの抱く疑問に気付いたかのように、彼は言葉を付け足した。
「あいつはもう一生子供は作れない。快楽も得られない。男としての大事な部分を失ったからな。その事に気付いた瞬間のあいつの顔は見ものだろうな。けど……あいつを見てるとラズリにしようとしたことを思い出して、つい殺したくなるし……観察するのはやめた方がいいか?」
後半は呟くように。
一人ぶつぶつと呟き始めた奏を、ラズリは呆れたように見つめた。
言うが早いか、奏が手を振ると同時にアランの腕に纏わりついていた黒い靄が、一瞬にして消失した。
それを見て、あれはこんなにも簡単に消えるものだったのか。と思う反面、もしかして黒い靄には魔性が絡んでいる? という疑念が、ラズリの心の中に生まれる。
「あ、ああ……は……っ」
激しい痛みから解放された事による安堵からか、痛みのせいで体力を失ったのか、アランはそのまま意識を失った。
「副隊長!」
「貴様ら、副隊長に何を……っ!」
バラバラと、騎士達の数人がアランを介抱する為、一斉に彼を囲む。どうやら乱暴者であるとはいえ、彼は一定の信頼は得ているらしい。
まあ、いくら乱暴者だとはいえ、仲間に暴力を振るわなければ良いだけだから、その辺りは上手くやっているのかもしれないが。
騎士達の行動見てラズリはそんな風に思いながら、離れた場所からアランの様子を窺った。
顔色は悪いが、なくなった腕の先は出血もしていないし、壊死などもしていないように見える。あれなら恐らく、傷口から感染症にかかる心配もないだろう。
「良かった……」
小さな声であったが、呟くと奏に視界を遮られた。
どうしたんだろう? と思って彼の顔を見上げれば、何とも言えない複雑な表情をしていて。
「あんな奴、心配する必要なんかねぇだろ。とっとと先に行こうぜ」
と言って、ラズリの肩を抱いて踵を返す。
どうやら、ラズリがアランを気に掛けたことがお気に召さなかったらしい。
だが、二人が騎士達とは反対方向へと足を向けた所で、突然背後から声を掛けられた。
「待て! その女は置いて行け!」
「……はあ?」
全身に殺気を纏った奏が、嫌そうな顔で振り向く。
「副隊長が怪我を負ったのは、その女のせいだ! そいつが身体から妙な物を出さなければ、副隊長があんな目に遭うことはなかった!」
「そうだ! 行くなら副隊長の腕を治して行け! それが出来ないならここへ残れ! そのぐらい最低限の礼儀だろうが!」
思い思いに、騎士達は勝手なことを喚き散らす。
その様子に、ラズリは大きなため息を吐いた。
この人達は、一体何を言っているのか。
そもそもアランがあのような目に遭ったのはラズリに無体を働こうとしたからで、ラズリが自分から仕掛けたわけではない。しかも、痛みに苦しむアランを助ける為、わざわざ奏を呼んでまでも救ってあげた。
だというのに、その言い草はなんなのか。
「さっき腕は治せないって言ったよな?」
ラズリを背中に隠しつつ、奏が徐に前へ出る。
「それでも俺は出来る範囲であんたらの副隊長を助けてやったってのに、お前らはそういう態度にでるわけか?」
「く……っ!」
いくら恩知らずの彼等とて、自分達の目の前で奏が黒い靄を消したのは事実なのだから、彼に対しては反論できないと思ったのだろう。悔し気な顔で口を噤むと、奏を睨み付けた。
「なんだよ、その目は。なんか言いたい事でもあんのか?」
少しばかり宙に浮き、上から見下ろす奏に、騎士達はギリギリと歯を鳴らす。
しかし、何とかして一矢報いたいと考えたのか。
彼等の中の一人は奏の背に隠されたラズリを指差すと、鬼の首をとったかのように騒ぎ立てた。
「あいつ……! あいつに責任を取らせてくれよ! 副隊長をやったのは、あんたじゃなくてあいつなんだから!」
その言葉に、ビクリ、とラズリが肩を震わせる。
確かにアランを傷付けた原因は自分だ。だが、そうなる元となる行動を起こしたのは、アランの方が先である。この場合、どちらが悪い事になるのだろうか?
思わずそう考えると、ラズリがそれを口にする前に、奏が騎士達に発してくれた。
「どうせ先に手を出したのはお前らなんだろ? こういう場合、どう考えたって先に手を出した方が悪いだろうが。こっ酷くやり返されたからって、みっともなく騒いでんじゃねぇよ」
「ぐっ……この……」
奏に言い負かされ、ラズリを責め立てた騎士は真っ赤な顔をして怒りに震えている。
どうにか言い返したいと思っていそうだが、いかんせん、相手が悪かった。
「あんまりラズリに文句を言うようなら、お前らの言う副隊長とやらのもう一本の腕。俺がなくしてやっても良いんだけどな?」
それとも足か首にでもしておくか?
そう言った途端、真っ赤な顔をしていた騎士は面白いぐらいに顔色を一瞬で蒼白に変え、奏に向かって迷うことなく土下座した。
「もも、申し訳ございませんでした! 謝りますので、何卒それだけは……これ以上は、もう手出ししないでいただきたいです……」
あまりの変わり身の早さに、ラズリは奏の背後でため息を吐く。
副隊長を助けたいが為に、それができそうな相手に抗議をするまでは分かる。が、それが行き過ぎた結果、余分に他の箇所まで奪われては、たまったものではないと思ったのだろう。
しかも、腕や足ならともかく、首となったら──せっかく助かった命を失う事になってしまうのだ。
副隊長を何とか助けたいが為に抗議をし、その結果殺されてしまったら、本末転倒どころの騒ぎではない。責任問題とすらなって、最悪抗議をした騎士は、命を奪われることにまでなりかねないだろう。
旅の道中、奏から様々な知識を得ていたラズリは、今の王宮の最高権力者ともいえる青年の残虐性も聞き及んでいた。
見た目からでは全く想像もつかない、人を人とも思わぬ、その残虐性を──。
「どうかしたのか?」
知らず全身を震わせたラズリに、奏が心配そうに問い掛けてくる。
何でもない、と言い掛けて、ラズリは続けて奏が発した言葉の内容に耳を疑った。
「あのアランとかいう奴だったら、もう二度と悪さ出来ないようにしておいたから安心していいぞ。人間の分際でラズリを穢そうなんて不届きな奴だよな、まったく……」
何で知ってるの!?
驚愕の事実を口にされ、ラズリは瞳を見開いて奏を凝視する。
あの場にはいなかったのに、何故奏は自分がアランにされそうになったことを知っているのだろうか。そして、もう悪さを出来ないようにしたとは?
冷や汗がダラダラと背中を伝い、流れ落ちていく。
聞いても良いのか、いけないのか。
その判断がつかず、ただただ奏を見つめていると、ラズリの抱く疑問に気付いたかのように、彼は言葉を付け足した。
「あいつはもう一生子供は作れない。快楽も得られない。男としての大事な部分を失ったからな。その事に気付いた瞬間のあいつの顔は見ものだろうな。けど……あいつを見てるとラズリにしようとしたことを思い出して、つい殺したくなるし……観察するのはやめた方がいいか?」
後半は呟くように。
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完結確約 9話完結です。
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