36 / 55
第五章 魔の森の奥深く
事実上の失業宣言
しおりを挟む
心地いい眠りだった。
温かい寝具に包まれて、大海に浮かんでいるかのように体がふわふわとする。ロザリアは鼻をすんすんと枕に押し付けた。ロザリアの好きな香りがする。その香りの持ち主は、銀髪で深緑のローブがよく似合って、足が長くてとってもかっこいいのだ。冷たいのかと思ったら優しくて、意地悪しているのかと思っても、最後には親切で。本心ではない賛辞でも、時には嬉しかったし、触れた唇が見た目を裏切ってとても熱かった。
でも、ディーナのことを知り、もうセストと関わることはないとそう割り切った。それなのに、セストはロザリアを助けてくれた。犯されて殺されるかもしれないと絶望したロザリアを、掬い上げてくれた。忘れるなんて無理だ。無関係でいることなんてできるわけがない。
「……セスト…」
名を呟いて、そっと目を開けた。眼前には心配そうな緑眼がこちらをのぞいていた。
「ロザリア、気分はどうだ?」
「……体中、あちこち痛い…。でも、セストがいるから、大丈夫」
「なんだそれ」
セストは苦笑し、「ほら」と薬包紙を差し出した。
「テオからだ。化膿止めや痛み止めを調合したものらしい。目が覚めたら飲ませるようにと言われた」
ロザリアは薬を受け取るとセストの差し出してくれたコップの水と共に薬を飲み干した。ついこの間の再現のようだ。
セストもそう思ったのだろう。にやにやして聞いてくる。
「キスしてやろうか? 薬の苦味が取れるぞ」
「残念でした。この薬は苦くない」
べっと舌を出すと、セストはくしゃくしゃとロザリアの髪をかき混ぜた。
「少しは落ち着いたか?」
その言葉に一連の出来事が頭を駆け巡り、抑えつけられたあの時の感覚が蘇ったが、ロザリアは「……うん」と頷いた。ここはどこよりも安全だし、今はセストが側にいる。何も恐れることはないのだ。
「あの、セスト。わたし―――」
ロザリアは、きっかけとなったウバルドとグラートの話を立ち聞きしたところから順を追ってセストに説明しようとした。が、ロザリアが話そうとすると、セストはそれを遮った。
「―――話はグラートから聞き出してきた」
セストは、ロザリアの眠っている間にグラートの元に飛び、何があったのかを全て聞き出したという。ロザリアの立ち聞きした内容についても、吐かせたそうだ。
それならば話は早い。ロザリアは、今すぐにも司法局へ訴え、ウバルドを火石暴発を起こさせた犯人として捕まえるべきだと主張した。けれど、セストはそれに首を振った。
「それは無理だろうな。司法局にも王弟派の者がいる。握りつぶされるのがおちだ」
「そんな。だったら直接オリンド国王に訴えて、裁断を下してもらえば」
「現段階ではそれも難しい。国王には確かに裁断を下す権利があるが、何でも自由に決められるわけじゃない。特に今回は相手が王族だ。明確な証拠がない限り、ロザリア一人の証言で、しかも立ち聞きした内容では、逆にロザリアが不敬罪に問われかねない」
「そんな……」
あの場にスマホがあれば、ウバルドとグラートの会話を録音して、動かぬ証拠としてつきつけることができたのに。映像を残すことも、音声を残すこともできないこの世界で、では一体どうすれば証拠をつかめるというのだろう。
「ではグラートに証言させればいいんじゃあ……」
グラートはウバルドの陰謀の片棒を担いでいる。現にセストはグラートから聞き出してきたと言った。ロザリアがそう言うとセストは、
「おそらく証言を強いた時点でグラートは消されるのがおちだろう」
「じゃあどうすればいいの? 一刻も早くウバルド殿下を捕まえて、火石暴発を止めなければ、また最悪の事故も起こりかねない。それに火石やその他魔石は、全て国が管理している。その品質に、トリエスタ王国は責任があるのよ。その火石が度々暴発を起こしていたら、民心に国への、つまりは現国王オリンドへの不信の念が生まれるだけよ。それこそウバルド殿下の思うつぼだわ」
「まぁそうだろうな。実際、最近巷では火石暴発を抑えきれないオリンド国王への批判が高まっている。次期国王にオリンド国王のご子息ではなく、ウバルド殿下を推そうとの動きも出てきている。そこへきて王太子の魔鳥による失明だ。ウバルド殿下への追い風はさらに強くなった」
「魔鳥のこともやっぱりウバルド殿下が?」
「ああ。間違いないだろう。魔法防衛局にウバルドと血のつながりのある魔法士がいて、そいつは魔獣の扱いに長けている。――それでな、ロザリア」
セストは握ったままだったロザリアの手に一旦目を落とし、顔を上げた。
「現状、ウバルドを粛清することは難しい。オリンド国王にも直接このことは伝えたが、今は誰が王弟派なのかを見極めるのも難しいほどウバルドの手の者は多くいる。王宮はいま国王派と王弟派とに大きく二分している状況だ。それに秘密を知ったロザリアを、このまま見過ごすほどウバルドも甘くはない。俺が助けに入ったことは、グラートからウバルドに既に伝わっている。ロザリアはしばらく身を隠すべきだ」
「え? 待って。それだと仕事は? 魔事室の仕事はどうなるの?」
「今まで通り仕事をすることは無理だ」
セストは無情に告げる。
それではロザリアは事実上失業したことになるではないか。
せっかく掴んだ職。同僚も上司も仕事内容も申し分ない。それこそ一生働けると思っていたのに。こんなにいい職場、もう二度と見つかるわけがない。最悪だ。
確かにウバルドはロザリアをこのままにはしておかないだろう。今まで通りというわけにはいかないのもわかる。でも、真実を知ったロザリアとしてはこのまま大人しく引き下がるなんて嫌だ。職を失い、身を隠して、その結果悪がまかり通り、もしウバルドが国王にでもなれば、この国はどうなるというのだろう。ロザリアがそう訴えると、セストは首を振った。
「おまえの気持ちはわかるが危険だとわかっていてそこに飛び込ませることはしたくない。それにロザリア、おまえ仕事の心配をしているが、そもそもしばらく姿を消すしかないぞ。家に帰るのも当分無理だ。おまえが帰れば、おまえの家族にも危険が及ぶ可能性もある」
「そんな……」
それならば、一体ロザリアはどこにいればいいというのだろう。仕事もできず、家族にも会えないなんて。
ロザリアがうなだれるとセストは「心配するな」とさらりとロザリアの髪に触れた。
「事が落ち着くまでここにいればいい。ここはどこよりも安全だからな」
自信ありげに言う。それはそうなのだろう。ここは最強魔法使いセストの家だ。不審な人物を排除したり侵入者を防いだり、きっといろいろな魔法がかけられているはずだ。
でも一つ気になることはある。
「そもそもここってどこなの?」
トリエスタ王国に森や林は多数あれど、転移によって移動してきているので一体この屋敷が国のどの辺りに位置しているのか全く見当もつかない。もしかしたら国内ではない可能性もある。
ロザリアが疑問を向けるとセストはにやりと笑った。
「魔の森の奥深く、とでも言っておこうか」
何やら背筋に寒いものが走る。魔の森の奥深く……。それは魔族の棲んでいるという領域なのではないか。
噂だがセストは他国からトリエスタに来たと聞いたことがある。
「セストってトリエスタ王国の生まれではないのよね。どこの国から来たの?」
ロザリアの質問にセストは、「うーん、まぁそうだな…」と答えを濁し、その美しい緑の双眸を細めた。
「ここにいればそのうちわかるさ」
「……教えてくれないの?」
何だか意味深長だ。更にロザリアが何か質問しようと口を開きかけると、セストはロザリアの両手を敷布に縫い留め、おでこにキスを落とした。
「もう少し休め。ここにいると何かと騒がしく、ゆっくりできない時もあるからな」
とてもそんな風には思えなかった。こんな森のなかだ。訪う人もいないだろう。しかも屋敷には防音魔法がかけられているのか、風が木々を揺らす音や獣の鳴き声も聞こえない。
ロザリアが訝しげな顔をすると、今度はまぶたにセストの唇が落ちてきて、自然と目を閉じた。何か魔力を使われたのだろう。ロザリアはそのまま再び眠ってしまった。
温かい寝具に包まれて、大海に浮かんでいるかのように体がふわふわとする。ロザリアは鼻をすんすんと枕に押し付けた。ロザリアの好きな香りがする。その香りの持ち主は、銀髪で深緑のローブがよく似合って、足が長くてとってもかっこいいのだ。冷たいのかと思ったら優しくて、意地悪しているのかと思っても、最後には親切で。本心ではない賛辞でも、時には嬉しかったし、触れた唇が見た目を裏切ってとても熱かった。
でも、ディーナのことを知り、もうセストと関わることはないとそう割り切った。それなのに、セストはロザリアを助けてくれた。犯されて殺されるかもしれないと絶望したロザリアを、掬い上げてくれた。忘れるなんて無理だ。無関係でいることなんてできるわけがない。
「……セスト…」
名を呟いて、そっと目を開けた。眼前には心配そうな緑眼がこちらをのぞいていた。
「ロザリア、気分はどうだ?」
「……体中、あちこち痛い…。でも、セストがいるから、大丈夫」
「なんだそれ」
セストは苦笑し、「ほら」と薬包紙を差し出した。
「テオからだ。化膿止めや痛み止めを調合したものらしい。目が覚めたら飲ませるようにと言われた」
ロザリアは薬を受け取るとセストの差し出してくれたコップの水と共に薬を飲み干した。ついこの間の再現のようだ。
セストもそう思ったのだろう。にやにやして聞いてくる。
「キスしてやろうか? 薬の苦味が取れるぞ」
「残念でした。この薬は苦くない」
べっと舌を出すと、セストはくしゃくしゃとロザリアの髪をかき混ぜた。
「少しは落ち着いたか?」
その言葉に一連の出来事が頭を駆け巡り、抑えつけられたあの時の感覚が蘇ったが、ロザリアは「……うん」と頷いた。ここはどこよりも安全だし、今はセストが側にいる。何も恐れることはないのだ。
「あの、セスト。わたし―――」
ロザリアは、きっかけとなったウバルドとグラートの話を立ち聞きしたところから順を追ってセストに説明しようとした。が、ロザリアが話そうとすると、セストはそれを遮った。
「―――話はグラートから聞き出してきた」
セストは、ロザリアの眠っている間にグラートの元に飛び、何があったのかを全て聞き出したという。ロザリアの立ち聞きした内容についても、吐かせたそうだ。
それならば話は早い。ロザリアは、今すぐにも司法局へ訴え、ウバルドを火石暴発を起こさせた犯人として捕まえるべきだと主張した。けれど、セストはそれに首を振った。
「それは無理だろうな。司法局にも王弟派の者がいる。握りつぶされるのがおちだ」
「そんな。だったら直接オリンド国王に訴えて、裁断を下してもらえば」
「現段階ではそれも難しい。国王には確かに裁断を下す権利があるが、何でも自由に決められるわけじゃない。特に今回は相手が王族だ。明確な証拠がない限り、ロザリア一人の証言で、しかも立ち聞きした内容では、逆にロザリアが不敬罪に問われかねない」
「そんな……」
あの場にスマホがあれば、ウバルドとグラートの会話を録音して、動かぬ証拠としてつきつけることができたのに。映像を残すことも、音声を残すこともできないこの世界で、では一体どうすれば証拠をつかめるというのだろう。
「ではグラートに証言させればいいんじゃあ……」
グラートはウバルドの陰謀の片棒を担いでいる。現にセストはグラートから聞き出してきたと言った。ロザリアがそう言うとセストは、
「おそらく証言を強いた時点でグラートは消されるのがおちだろう」
「じゃあどうすればいいの? 一刻も早くウバルド殿下を捕まえて、火石暴発を止めなければ、また最悪の事故も起こりかねない。それに火石やその他魔石は、全て国が管理している。その品質に、トリエスタ王国は責任があるのよ。その火石が度々暴発を起こしていたら、民心に国への、つまりは現国王オリンドへの不信の念が生まれるだけよ。それこそウバルド殿下の思うつぼだわ」
「まぁそうだろうな。実際、最近巷では火石暴発を抑えきれないオリンド国王への批判が高まっている。次期国王にオリンド国王のご子息ではなく、ウバルド殿下を推そうとの動きも出てきている。そこへきて王太子の魔鳥による失明だ。ウバルド殿下への追い風はさらに強くなった」
「魔鳥のこともやっぱりウバルド殿下が?」
「ああ。間違いないだろう。魔法防衛局にウバルドと血のつながりのある魔法士がいて、そいつは魔獣の扱いに長けている。――それでな、ロザリア」
セストは握ったままだったロザリアの手に一旦目を落とし、顔を上げた。
「現状、ウバルドを粛清することは難しい。オリンド国王にも直接このことは伝えたが、今は誰が王弟派なのかを見極めるのも難しいほどウバルドの手の者は多くいる。王宮はいま国王派と王弟派とに大きく二分している状況だ。それに秘密を知ったロザリアを、このまま見過ごすほどウバルドも甘くはない。俺が助けに入ったことは、グラートからウバルドに既に伝わっている。ロザリアはしばらく身を隠すべきだ」
「え? 待って。それだと仕事は? 魔事室の仕事はどうなるの?」
「今まで通り仕事をすることは無理だ」
セストは無情に告げる。
それではロザリアは事実上失業したことになるではないか。
せっかく掴んだ職。同僚も上司も仕事内容も申し分ない。それこそ一生働けると思っていたのに。こんなにいい職場、もう二度と見つかるわけがない。最悪だ。
確かにウバルドはロザリアをこのままにはしておかないだろう。今まで通りというわけにはいかないのもわかる。でも、真実を知ったロザリアとしてはこのまま大人しく引き下がるなんて嫌だ。職を失い、身を隠して、その結果悪がまかり通り、もしウバルドが国王にでもなれば、この国はどうなるというのだろう。ロザリアがそう訴えると、セストは首を振った。
「おまえの気持ちはわかるが危険だとわかっていてそこに飛び込ませることはしたくない。それにロザリア、おまえ仕事の心配をしているが、そもそもしばらく姿を消すしかないぞ。家に帰るのも当分無理だ。おまえが帰れば、おまえの家族にも危険が及ぶ可能性もある」
「そんな……」
それならば、一体ロザリアはどこにいればいいというのだろう。仕事もできず、家族にも会えないなんて。
ロザリアがうなだれるとセストは「心配するな」とさらりとロザリアの髪に触れた。
「事が落ち着くまでここにいればいい。ここはどこよりも安全だからな」
自信ありげに言う。それはそうなのだろう。ここは最強魔法使いセストの家だ。不審な人物を排除したり侵入者を防いだり、きっといろいろな魔法がかけられているはずだ。
でも一つ気になることはある。
「そもそもここってどこなの?」
トリエスタ王国に森や林は多数あれど、転移によって移動してきているので一体この屋敷が国のどの辺りに位置しているのか全く見当もつかない。もしかしたら国内ではない可能性もある。
ロザリアが疑問を向けるとセストはにやりと笑った。
「魔の森の奥深く、とでも言っておこうか」
何やら背筋に寒いものが走る。魔の森の奥深く……。それは魔族の棲んでいるという領域なのではないか。
噂だがセストは他国からトリエスタに来たと聞いたことがある。
「セストってトリエスタ王国の生まれではないのよね。どこの国から来たの?」
ロザリアの質問にセストは、「うーん、まぁそうだな…」と答えを濁し、その美しい緑の双眸を細めた。
「ここにいればそのうちわかるさ」
「……教えてくれないの?」
何だか意味深長だ。更にロザリアが何か質問しようと口を開きかけると、セストはロザリアの両手を敷布に縫い留め、おでこにキスを落とした。
「もう少し休め。ここにいると何かと騒がしく、ゆっくりできない時もあるからな」
とてもそんな風には思えなかった。こんな森のなかだ。訪う人もいないだろう。しかも屋敷には防音魔法がかけられているのか、風が木々を揺らす音や獣の鳴き声も聞こえない。
ロザリアが訝しげな顔をすると、今度はまぶたにセストの唇が落ちてきて、自然と目を閉じた。何か魔力を使われたのだろう。ロザリアはそのまま再び眠ってしまった。
0
あなたにおすすめの小説
贖罪の花嫁はいつわりの婚姻に溺れる
マチバリ
恋愛
貴族令嬢エステルは姉の婚約者を誘惑したという冤罪で修道院に行くことになっていたが、突然ある男の花嫁になり子供を産めと命令されてしまう。夫となる男は稀有な魔力と尊い血統を持ちながらも辺境の屋敷で孤独に暮らす魔法使いアンデリック。
数奇な運命で結婚する事になった二人が呪いをとくように幸せになる物語。
書籍化作業にあたり本編を非公開にしました。
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
【短編】淫紋を付けられたただのモブです~なぜか魔王に溺愛されて~
双真満月
恋愛
不憫なメイドと、彼女を溺愛する魔王の話(短編)。
なんちゃってファンタジー、タイトルに反してシリアスです。
※小説家になろうでも掲載中。
※一万文字ちょっとの短編、メイド視点と魔王視点両方あり。
婚約解消されたら隣にいた男に攫われて、強請るまで抱かれたんですけど?〜暴君の暴君が暴君過ぎた話〜
紬あおい
恋愛
婚約解消された瞬間「俺が貰う」と連れ去られ、もっとしてと強請るまで抱き潰されたお話。
連れ去った強引な男は、実は一途で高貴な人だった。
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
婚活に失敗したら第四王子の家庭教師になりました
春浦ディスコ
恋愛
王立学院に勤めていた二十五歳の子爵令嬢のマーサは婚活のために辞職するが、中々相手が見つからない。そんなときに王城から家庭教師の依頼が来て……。見目麗しの第四王子シルヴァンに家庭教師のマーサが陥落されるお話。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
【完結】異世界召喚 (聖女)じゃない方でしたがなぜか溺愛されてます
七夜かなた
恋愛
仕事中に突然異世界に転移された、向先唯奈 29歳
どうやら聖女召喚に巻き込まれたらしい。
一緒に召喚されたのはお金持ち女子校の美少女、財前麗。当然誰もが彼女を聖女と認定する。
聖女じゃない方だと認定されたが、国として責任は取ると言われ、取り敢えず王族の家に居候して面倒見てもらうことになった。
居候先はアドルファス・レインズフォードの邸宅。
左顔面に大きな傷跡を持ち、片脚を少し引きずっている。
かつて優秀な騎士だった彼は魔獣討伐の折にその傷を負ったということだった。
今は現役を退き王立学園の教授を勤めているという。
彼の元で帰れる日が来ることを願い日々を過ごすことになった。
怪我のせいで今は女性から嫌厭されているが、元は女性との付き合いも派手な伊達男だったらしいアドルファスから恋人にならないかと迫られて
ムーライトノベルでも先行掲載しています。
前半はあまりイチャイチャはありません。
イラストは青ちょびれさんに依頼しました
118話完結です。
ムーライトノベル、ベリーズカフェでも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる