64 / 99
第三章
寂しくて
しおりを挟む
どれくらいの間そうしていたのだろう。
足に力の入らなくなったヨハンナを、アランは片腕に抱え上げると、「休憩にしよう」と木陰へと歩いていく。
木陰では敷物が敷かれ、座り心地の良いようにといくつもクッションが置かれていた。
小さなテーブルも用意されており、テーブルには軽食が並べられている。
後ろで控えていた侍女たちが、戻ってきたアランとヨハンナを出迎える。
一部始終を見られていたのかと思うといたたまれず、ヨハンナは赤くなって顔を俯けたのだが、アランは気にした様子もない。
「セキとコクはあそこか」
アランがはるか上空を見上げる。
セキとコクは本来の姿になって、大空を旋回していた。
「先に食べたら文句を言われそうだな」
アランが「さて、どうやって呼び戻すか」と思案するので、ヨハンナは大丈夫と二体の龍へ向かって呼びかけた。
『戻ってきて、セキ、コク』
ヨハンナの声にセキもコクもすぐに反応した。
空を旋回していた二体の龍が一直線に地上目指して飛んでくる。赤いうろこの龍と、黒いうろこの龍は見る間にこちらへ近づいてきて、そのままでは地面へぶつかるのではという勢いで突進してくる。
地面へ衝突するというところで、二体の龍はいつもの子供へと姿を変え、すたっと地面に降り立った。
そして何事もなかったかのようにすたすたと歩いてくると、テーブルの食べ物に顔を輝かせた。
「「いっただっきまーす」」
セキとコクが声を揃えて同時にサンドイッチへと手を伸ばす。
アランは苦笑しながらも、ヨハンナにテーブルの食事を取り分けてくれる。
「あれが龍にしかわからない言葉か……」
アランがさきほど発したヨハンナの言葉のことを訊く。
ヨハンナは意識していないが、アランには何を話しているのかわからなかったという。
「アランにはわからないって、そうなの?」
セキとコクとの会話は物心つく前からのことだ。特に意識して使っているつもりはなかった。誰かに教わったものでもない。
ヨハンナがそう言うと、セキもコクもそうそうと横から会話に飛び込んだ。
「龍語は話そうと思って話せるものじゃないからね。ヨハンナは特別だよ。母様の涙を受けているんだから」
セキの言葉にアランが首を傾げる。
「いま一つわからないんだが、その、涙を人の子に与える益は何なのだ? 緑龍にとってヨハンナはどんな存在なんだ?」
アランの問いにコクが答える。
「母様はとっても寂しがりやなんだ。父様が死んでから寂しくて寂しくて泣いていたら、その涙が赤ん坊のいる女の人のお腹にあたったんだ。そうしたらその産まれてきた赤ん坊は、母様と同じエメラルドの瞳と髪をしていて、龍語を話せた。母様は話し相手ができたことが嬉しくて嬉しくて、その子をそばに置いて話し相手になってもらったんだ」
遠い昔は、緑龍も若かった。
神子を背に乗せ、緑龍は大陸中の空を駆け抜け、テンドウの里を守るため、惜しみなくその力を使っていた。
そうコクは続け、でも最近ではすっかり老いて、里のカルデラ湖から一歩も外へは出なくなったのだという。
「では寂しさを紛らわせるための話し相手として、緑龍がヨハンナに龍語を与えたということなのか?」
「まぁそうだね。でも、人は老いるのが早いからね。最初の涙を受けた子はたちまち亡くなって、母様はまた赤ん坊のいる女の人のお腹に涙をこぼした。そうやって母様は自分の一部を産まれてくる子供に託して、寂しさを紛らわせていたんだよ。もう何百年も繰り返しそうしてね」
「ではヨハンナは、間違いなくテンドウ族の神子だと?」
「その言い方は嫌いだな」
とたんにセキが眉をしかめる。
「テンドウ族の神子、なんて奴らが勝手につけた名称だ。母様の住まう湖のある半島に、テンドウ族っていう人達が住んでいて、母様は身近にいた人に涙を与えた。それだけだ。崇める対象として自分の涙を人の子に与えてきたわけじゃない」とコク。
「……ヨハンナ?」
アランが訝しげに名を呼ぶ。
ヨハンナは震える両手を握り締めた。
幼い頃から当然のように使ってきていた龍語が、緑龍の涙の力によるものならば、ヨハンナはセヴェリの言うところの真実テンドウ族の神子だということになる。
何度もセヴェリはそう言った。
でもヨハンナはそれを心のどこかで否定し続けてきた。
「私、でもテンドウ族じゃないのに……」
「ヨハンナはテンドウ族だよ」
セキが無邪気に断言する。
「だって僕、母様の涙を受けた子が産まれるのを見届けたくて、半島から逃げていくテンドウ族の女の人をずっと追ってきたんだから。ね、コク」
「ああ」
コクはヨハンナの様子がおかしいことに気がつき、躊躇いがちに、でもうそをついても仕方がないとセキの言葉に頷く。
「大丈夫か?」
ヨハンナはいまや真っ青な顔をしていた。
内陸部の屋敷でのことがさまざま思い出され、気分が悪くなった。ヨハンナを引き留めようと執拗だったセヴェリ。
逃がすまいとセヴェリの手が追ってくる――。
アランは震えるヨハンナの両手を握り締めると、その胸に抱き寄せ、「少し落ち着け」と宥めるように背を撫でた。
「何も神子はヨハンナ一人ではないのだろう? 事実、セヴェリは七人の神子を集めていたんだ」
「それは違うよ」
アランの言葉をコクがすぐさま否定する。
「涙を受けているのはいつも一人きりさ。あとはみんな偽物さ」とセキ。
「どういうことだ?」
アランが訝しげに問い直す。
十ハ年前、クシラ帝国が里を急襲したときも神子は何人かいたと聞いた。今回もだ。
アランの疑問に、ヨハンナはまだ話せていなかったことをアランに話した。
神子は一人だということ。
あとはカモフラージュとして集められたこと。
セヴェリは前代神子の子供だということ。
セヴェリのことに触れようとすると、どうしてもセヴェリにされたことを思い出し、こんなに長い間話せなかったことをやっと搾り出す。
話すのが遅くなってごめんなさいと謝れば、アランは「いや」と首を振り、ヨハンナをより一層強く抱きしめた。
足に力の入らなくなったヨハンナを、アランは片腕に抱え上げると、「休憩にしよう」と木陰へと歩いていく。
木陰では敷物が敷かれ、座り心地の良いようにといくつもクッションが置かれていた。
小さなテーブルも用意されており、テーブルには軽食が並べられている。
後ろで控えていた侍女たちが、戻ってきたアランとヨハンナを出迎える。
一部始終を見られていたのかと思うといたたまれず、ヨハンナは赤くなって顔を俯けたのだが、アランは気にした様子もない。
「セキとコクはあそこか」
アランがはるか上空を見上げる。
セキとコクは本来の姿になって、大空を旋回していた。
「先に食べたら文句を言われそうだな」
アランが「さて、どうやって呼び戻すか」と思案するので、ヨハンナは大丈夫と二体の龍へ向かって呼びかけた。
『戻ってきて、セキ、コク』
ヨハンナの声にセキもコクもすぐに反応した。
空を旋回していた二体の龍が一直線に地上目指して飛んでくる。赤いうろこの龍と、黒いうろこの龍は見る間にこちらへ近づいてきて、そのままでは地面へぶつかるのではという勢いで突進してくる。
地面へ衝突するというところで、二体の龍はいつもの子供へと姿を変え、すたっと地面に降り立った。
そして何事もなかったかのようにすたすたと歩いてくると、テーブルの食べ物に顔を輝かせた。
「「いっただっきまーす」」
セキとコクが声を揃えて同時にサンドイッチへと手を伸ばす。
アランは苦笑しながらも、ヨハンナにテーブルの食事を取り分けてくれる。
「あれが龍にしかわからない言葉か……」
アランがさきほど発したヨハンナの言葉のことを訊く。
ヨハンナは意識していないが、アランには何を話しているのかわからなかったという。
「アランにはわからないって、そうなの?」
セキとコクとの会話は物心つく前からのことだ。特に意識して使っているつもりはなかった。誰かに教わったものでもない。
ヨハンナがそう言うと、セキもコクもそうそうと横から会話に飛び込んだ。
「龍語は話そうと思って話せるものじゃないからね。ヨハンナは特別だよ。母様の涙を受けているんだから」
セキの言葉にアランが首を傾げる。
「いま一つわからないんだが、その、涙を人の子に与える益は何なのだ? 緑龍にとってヨハンナはどんな存在なんだ?」
アランの問いにコクが答える。
「母様はとっても寂しがりやなんだ。父様が死んでから寂しくて寂しくて泣いていたら、その涙が赤ん坊のいる女の人のお腹にあたったんだ。そうしたらその産まれてきた赤ん坊は、母様と同じエメラルドの瞳と髪をしていて、龍語を話せた。母様は話し相手ができたことが嬉しくて嬉しくて、その子をそばに置いて話し相手になってもらったんだ」
遠い昔は、緑龍も若かった。
神子を背に乗せ、緑龍は大陸中の空を駆け抜け、テンドウの里を守るため、惜しみなくその力を使っていた。
そうコクは続け、でも最近ではすっかり老いて、里のカルデラ湖から一歩も外へは出なくなったのだという。
「では寂しさを紛らわせるための話し相手として、緑龍がヨハンナに龍語を与えたということなのか?」
「まぁそうだね。でも、人は老いるのが早いからね。最初の涙を受けた子はたちまち亡くなって、母様はまた赤ん坊のいる女の人のお腹に涙をこぼした。そうやって母様は自分の一部を産まれてくる子供に託して、寂しさを紛らわせていたんだよ。もう何百年も繰り返しそうしてね」
「ではヨハンナは、間違いなくテンドウ族の神子だと?」
「その言い方は嫌いだな」
とたんにセキが眉をしかめる。
「テンドウ族の神子、なんて奴らが勝手につけた名称だ。母様の住まう湖のある半島に、テンドウ族っていう人達が住んでいて、母様は身近にいた人に涙を与えた。それだけだ。崇める対象として自分の涙を人の子に与えてきたわけじゃない」とコク。
「……ヨハンナ?」
アランが訝しげに名を呼ぶ。
ヨハンナは震える両手を握り締めた。
幼い頃から当然のように使ってきていた龍語が、緑龍の涙の力によるものならば、ヨハンナはセヴェリの言うところの真実テンドウ族の神子だということになる。
何度もセヴェリはそう言った。
でもヨハンナはそれを心のどこかで否定し続けてきた。
「私、でもテンドウ族じゃないのに……」
「ヨハンナはテンドウ族だよ」
セキが無邪気に断言する。
「だって僕、母様の涙を受けた子が産まれるのを見届けたくて、半島から逃げていくテンドウ族の女の人をずっと追ってきたんだから。ね、コク」
「ああ」
コクはヨハンナの様子がおかしいことに気がつき、躊躇いがちに、でもうそをついても仕方がないとセキの言葉に頷く。
「大丈夫か?」
ヨハンナはいまや真っ青な顔をしていた。
内陸部の屋敷でのことがさまざま思い出され、気分が悪くなった。ヨハンナを引き留めようと執拗だったセヴェリ。
逃がすまいとセヴェリの手が追ってくる――。
アランは震えるヨハンナの両手を握り締めると、その胸に抱き寄せ、「少し落ち着け」と宥めるように背を撫でた。
「何も神子はヨハンナ一人ではないのだろう? 事実、セヴェリは七人の神子を集めていたんだ」
「それは違うよ」
アランの言葉をコクがすぐさま否定する。
「涙を受けているのはいつも一人きりさ。あとはみんな偽物さ」とセキ。
「どういうことだ?」
アランが訝しげに問い直す。
十ハ年前、クシラ帝国が里を急襲したときも神子は何人かいたと聞いた。今回もだ。
アランの疑問に、ヨハンナはまだ話せていなかったことをアランに話した。
神子は一人だということ。
あとはカモフラージュとして集められたこと。
セヴェリは前代神子の子供だということ。
セヴェリのことに触れようとすると、どうしてもセヴェリにされたことを思い出し、こんなに長い間話せなかったことをやっと搾り出す。
話すのが遅くなってごめんなさいと謝れば、アランは「いや」と首を振り、ヨハンナをより一層強く抱きしめた。
0
お気に入りに追加
61
あなたにおすすめの小説
どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします
文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。
夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。
エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。
「ゲルハルトさま、愛しています」
ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。
「エレーヌ、俺はあなたが憎い」
エレーヌは凍り付いた。
淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。
黒の神官と夜のお世話役
苺野 あん
恋愛
辺境の神殿で雑用係として慎ましく暮らしていたアンジェリアは、王都からやって来る上級神官の夜のお世話役に任命されてしまう。それも黒の神官という異名を持ち、様々な悪い噂に包まれた恐ろしい相手だ。ところが実際に現れたのは、アンジェリアの想像とは違っていて……。※完結しました
絶対に間違えないから
mahiro
恋愛
あれは事故だった。
けれど、その場には彼女と仲の悪かった私がおり、日頃の行いの悪さのせいで彼女を階段から突き落とした犯人は私だと誰もが思ったーーー私の初恋であった貴方さえも。
だから、貴方は彼女を失うことになった私を許さず、私を死へ追いやった………はずだった。
何故か私はあのときの記憶を持ったまま6歳の頃の私に戻ってきたのだ。
どうして戻ってこれたのか分からないが、このチャンスを逃すわけにはいかない。
私はもう彼らとは出会わず、日頃の行いの悪さを見直し、平穏な生活を目指す!そう決めたはずなのに...……。
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
選ばれたのは私ではなかった。ただそれだけ
暖夢 由
恋愛
【5月20日 90話完結】
5歳の時、母が亡くなった。
原因も治療法も不明の病と言われ、発症1年という早さで亡くなった。
そしてまだ5歳の私には母が必要ということで通例に習わず、1年の喪に服すことなく新しい母が連れて来られた。彼女の隣には不思議なことに父によく似た女の子が立っていた。私とあまり変わらないくらいの歳の彼女は私の2つ年上だという。
これからは姉と呼ぶようにと言われた。
そして、私が14歳の時、突然謎の病を発症した。
母と同じ原因も治療法も不明の病。母と同じ症状が出始めた時に、この病は遺伝だったのかもしれないと言われた。それは私が社交界デビューするはずの年だった。
私は社交界デビューすることは叶わず、そのまま治療することになった。
たまに調子がいい日もあるが、社交界に出席する予定の日には決まって体調を崩した。医者は緊張して体調を崩してしまうのだろうといった。
でも最近はグレン様が会いに来ると約束してくれた日にも必ず体調を崩すようになってしまった。それでも以前はグレン様が心配して、私の部屋で1時間ほど話をしてくれていたのに、最近はグレン様を姉が玄関で出迎え、2人で私の部屋に来て、挨拶だけして、2人でお茶をするからと消えていくようになった。
でもそれも私の体調のせい。私が体調さえ崩さなければ……
今では月の半分はベットで過ごさなければいけないほどになってしまった。
でもある日婚約者の裏切りに気づいてしまう。
私は耐えられなかった。
もうすべてに………
病が治る見込みだってないのに。
なんて滑稽なのだろう。
もういや……
誰からも愛されないのも
誰からも必要とされないのも
治らない病の為にずっとベッドで寝ていなければいけないのも。
気付けば私は家の外に出ていた。
元々病で外に出る事がない私には専属侍女などついていない。
特に今日は症状が重たく、朝からずっと吐いていた為、父も義母も私が部屋を出るなど夢にも思っていないのだろう。
私は死ぬ場所を探していたのかもしれない。家よりも少しでも幸せを感じて死にたいと。
これから出会う人がこれまでの生活を変えてくれるとも知らずに。
---------------------------------------------
※架空のお話です。
※設定が甘い部分があるかと思います。「仕方ないなぁ」とお赦しくださいませ。
※現実世界とは異なりますのでご理解ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる