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第3章

テンネブリス ―陵辱ジェットコースター(4)―

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「げふっ…あぐっ……ぐぶっ、がはっ……はぁ…ハァッ…ハァッ……」

 テンネブリスの顔に色が戻ってくると、再び台車が動き出す。

「うぐっ、げぶっ……ハァッ、はぁ…ま…た……」

 猛加速で遠心力を受け、肺を潰されながら。

 ――バシィィィィーーーーーーーン!!

「ひぐぎいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃーーーーーッ!!」

 五度目の精液プールへのダイブ。
 強烈な衝撃を股間で受け止め、ドロソロザーメンの中へ潜り込む。
 何度漬けこまれても慣れない、ヌルヌルドロドロとした生暖かい感触が全身を包んだ。

「………っ……ぐぶっ…………ん…………う………ぁぁ…………うぶっ………ンンッ…」

(また…だめですわ、もうわたくしの体が限界ですの……圧に耐えきれずに、鼻と耳から精液が入ってきてしまいますわ……!)

「ぐぶぶっ、ぶじゅっ、あが……じゅぶっ……がぶっ、がはっ………ぁぁ………ンッ………ぶぎっ、ごぼぉぉ!!」

(あぁ…気持ち悪い精液が、鼻の奥に入ってきて…耳も奥まで…痛い、痛いですわ…苦しい…もう、限界……です…の)

 ループの最下層、一番圧力の高くなる所にたどり着く。

「ごぼごぼっ、ぐぶっ……ぶげあぁぁっ、ずずずるるぅぅ……ごぼぼ……んご、んご……げばぁぁぁ!!」

 やはり、もうテンネブリスの体は精液の圧力には耐えられない。

(また、空気を全部吐いてしまいましたの…苦しいのに、吐いたらだめなのに…耐えられませんわ)

「がばっ………ずじゅっ………じゅる、がばっ、ずずずっ、げぼおぉ………げぼっ、ずる、ずるずるずる………おえ、おげえぇぇ!」

(苦しい…早く、上げてくださいまし…飲んでも気持ち悪いだけですのに、苦くてドロッとした気持ちの悪い精液を、何度も飲み込んでしまってますの)

「げぶっ、ずじゅっ………げぼおぉ…………ンン……ぞるっ……ンンンッ!」

(口も喉も、鼻も耳も濃厚精液で満たされて……わたくし、このまま精液で溺れ死んで……)

「…………ぶぶっ…………が………ずずる………げば………ぁ………ぅ………ぁ…………」

(早く…引き上げ……苦しいですの………精液詰め込まれて………死……ぬ…なん……て……)

 横一文字に開いた股間から水面へゆっくりと引き上げられていく。
 今回も、テンネブリスの意識はほとんど無く、股間を中心に全身が小刻みに痙攣している。
 精液漬けになった魔法少女衣装、股間を覆うビキニから、ドロドロと垂れる精液に混じって黄色い液体が溢れ、テンネブリスの腹部を伝っていた。

「…………げぼっ、げばぁぁぁぁぁぁぁ、ごほっごほっ、ぶげえぇぇぇ、おげっ、おげっ、おげえぇぇぇぇ……!!」

 それでもなんとか、今度も精液を吐き出しきり、酸素を吸うことができた。

 吐き出したとは言え一度ならず二度までも肺まで濃厚ザーメンに漬けこまれて、息を吸おうが吐こうが生臭い精液臭しか感じない。
 魔法によるサポートもなく、逆さ吊りのような姿勢で飲み込んだ精液を吐き出したことで筋肉もかなり酷使した。

 少女の体力は底をつきかけ、生きるための抵抗すら満足にできなくなりつつある。

「げぼっ、ごほっ…ハァッ…ハァッ…ハァッ、ンンッ、ごほっ、はぁ、はぁ……」

(また、加速し始めましたの…いったい、いつまで続くんですの……!?)

 ――バシィィィィーーーーーーーン!!

「げぼぐぎいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃーーーーーッ!!おげっ、ぶげえぇぇぇぇぇぇぇぇーーーー!!」

 六度目のダイブ。

 十分な回復時間を取れず、意識が朦朧とするなか精液プールに飛び込んだ。
 そのため飛び込むときの衝撃を耐えきれず、いきなり肺の空気をほとんど吐き出してしまった。

(まずい…ですわ!!もう、苦しい……無理無理、もう無理ですの……酸素がぁ……)

「………ぶっ………ぁ…………ぁぁ……ンッ……………ンンッ………ンブッ………」

 早すぎる窒息感に濃厚な死の恐怖を感じ、必死に残り少ない酸素を吐き出さないように耐える。

(苦しい…気持ち悪い…誰か、誰か助けてくださいまし…酸素を…もっと空気を吸わせてくださいまし…本当に、死んでしまいますわぁ……)

「…げぼっ…………ぶげっ、あぁぁ………じゅるるる………………ずる………げぼぉ………ずず」

(また、鼻や耳から…私の中にどんどん濃厚な精液が滲んできますの…ぬるぬるドロドロ…苦くて、臭くて…もう……いやぁぁぁぁ!!)

「ぶぶ……………げぼっ…………がぽっ…………ぅ………ぁ…………」

(頭が、痛いですわ……気持ち悪い、吐きそう……目を閉じているのに……目の前が暗く…………)

「ぷげっ……………ぶぁ………………ぁ………………………ごご………ぶご…………」

 精液プールの最下層。
 とうとう、テンネブリスは意識をブラックアウトさせてしまった。
 溺死寸前の魔法少女を乗せた台座は、それでも早く動くことはなく、決まった速度で精液の中を通過していく。
 水面へ引き上げられたとき、テンネブリスの顔からは血の気が引き真っ青に。肺の中まで精液漬けにされた少女の身体は、痙攣することすら無くなっていた。
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