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第3章
テンネブリス ―クリ・チクビ荷物引き(7)―
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「これで最後………絶対に、このブロックからもスライムが出てきますわ」
とうとう残り1個、テンネブリスは出口前のブロックを引くところまでたどり着いた。
記憶を失うほどのイキ地獄を味わって以来、スライムに襲われることは無かった。だが、いつ襲われるかわからないという恐怖に怯え、少女は体の傷もいとわず全力でブロックを動かしてきた。
動かし終わるたび、傷つき伸びた乳首とクリトリスを不慣れな回復魔法で中途半端に癒やすこと15回。
裂傷や腫れは治まっても、伸びた皮膚や中の肉までは治すことができず、テンネブリスの3突起は部屋に入ったときとは比べ物にならない大きさに。何もしていなくても、ビキニの上から分かるほどになっていた。
このダンジョンを出たら、恥ずかしいけれど……回復魔法が得意な魔法少女に治してもらわなければ、そうでなければ一生残ってしまう。
ここから出たら綺麗に治す。そうと決めれば、今は身体の傷を気にしてもいられない。
それに、自分がここまで酷い目にあっているのに、愛しのお姉さまが無事な保証はない。
「一息に動かして、ひどい目に合う前に終わらせますの…!そして、早くお姉さまのもとへ……!!」
ブロックに手を当て、深呼吸。
魔力糸が結ばれるやいなや、あらん限りの力でブロックを引っ張る。
「ンっ、ぐっ、ぐっ……くひいいぃぃぃぃぃ!ンっくぅ……ンッ、ンッ、ンーーーーーッ!!」
敏感な突起に強い力がかかり、引き伸ばされていく。
唇を噛みしめ力を込めるが、痛くてたまらず声が漏れる。
少しは慣れてきたとはいえ、乳首とクリトリスから神経を直接えぐられているかのような痛みが走る。
正気のままではとても引っ張り続けることはできず、全力で動かしているつもりでもしばらく力を込め続ければ無意識に緩め、休憩を挟んでしまう。
それでも順調に、これまでの最速でブロックを動かし続け半分ほど動かしたところで、スライムが湧き出してきた。
「くううぅぅっ!!やっぱり、でてきましたのっ!でも…このペースなら!!ふンッ、おぉぉ……!!」
次々と湧き出し魔力糸を伝うスライム。
その光景を見て、テンネブリスは逃げるように更に強くブロックを引っ張っていく。
「んぐうううぅぅ…!!あひっ、んひっ、んぐっ、ぎぎぃっぃぃいぃ!!」
(痛いぃ…股がぁ…お豆が取れますわぁ……乳首裂けちゃいますぅ…はぁはぁ…だめ、ですっ、わっ、早く、もっと早くぅぅ!!)
ビンビンに引き伸ばされた突起に、スライムがたどり着く頃にはブロックの残り距離は3割ほどになっていた。
これまでで最速、驚異的なスピードだ。
「ひやぁっ!?……んッ……ふんぐううぅぅぅぅぅ!!んっぐううぅぅ……!」
ひんやりとした感触。
舐るようにスライムが少女の胸と股間に広がっていく。
気持ちの悪いその感覚に耐えて、引き続けること残り二割。
未だにスライムは何も仕掛けてこない。
今度は何が、いつ襲ってくるのか。
挟まれると分かっている扉に手をかけ続けているかのような恐怖。
膣穴と尻穴、少女の体内にまでスライムが侵食し始めたその時、地獄の釜の蓋が開く。
「ぎぎゃっ……!?」
始めは一瞬。
魔力糸の接触部分に弾けるような痛みが生じる。
それが何なのか理解する間もなく。
「うがあぁあああぁぁぁぁぁっ!!?ぐぎっ、ぎぎあああぁぁぁぁぁっ!!!!!」
全身を激しい痛みが走り抜けた。
「くはぁぁっ……はぁ…はぁ…いま、の…は……」
ブロックを引く力が緩む。
その直後再びの激痛。
「ぐぎゃあぁあぁぁぁぁ!!!ああぁぁぁぁぁ!ああああぁぁぁッ!!ぐあああぁあぁぁぁぁぁッ!!ひぎゃああぁぁッ!!」
小刻みに数回。
激しい痛みに、ブロックに込める力が完全に止まる。
(これ、は……まさか…電気ッ!?)
痛みが走る間、少女の目に映ったのはスライムから放たれる紫電。
このスライムの責め方に気づくと同時に、次の電撃が放たれた。
ーーバチバチバチバチ!
「がぎゃあがががああぁぁぁぁぁぁ!!!がああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!がががががががががあああああああああぁぁぁっ!!!!!」
全身が小刻みに震え、心臓が激しく脈打つ。
「はぁっ…はぁッ…まず、い…早く…動かさないとぉ…電気……どんどん、強く……ぅ…ぁぁ……」
脳以外から送られてくる強烈な電気刺激の余波に震え、少女の筋肉が言うことを聞かない。
それでも、電撃の止んでいる間に少しでも動かさなければと思い力を込め続けて、やっとのことで再び少しずつブロックが動き出す。
(後少し、あとちょっとなんですのッ!お願い、早く動いてぇぇ!!)
全体から見れば残り1割強、本当に後少しなのだが、その少しが遠い。
ーーバチバチバチバチバチバチ!
「ぐぎっ、ぎぎぎああああああああッ!!がああああああぁぁぁぁぁあッ!!」
再びの電撃。
ブロックが止まり、少女が再び引き始める直前に追撃。
ーーバチバチバチバチ!バチバチバチバチバチ!!
「ぎああああぁぁあぁぁっ!!があああああぁぁ!ぎぎぐがッ、ががががががッ!!いぎぎゃあああああぁあぁぁぁあ!!!」
とうとう残り1個、テンネブリスは出口前のブロックを引くところまでたどり着いた。
記憶を失うほどのイキ地獄を味わって以来、スライムに襲われることは無かった。だが、いつ襲われるかわからないという恐怖に怯え、少女は体の傷もいとわず全力でブロックを動かしてきた。
動かし終わるたび、傷つき伸びた乳首とクリトリスを不慣れな回復魔法で中途半端に癒やすこと15回。
裂傷や腫れは治まっても、伸びた皮膚や中の肉までは治すことができず、テンネブリスの3突起は部屋に入ったときとは比べ物にならない大きさに。何もしていなくても、ビキニの上から分かるほどになっていた。
このダンジョンを出たら、恥ずかしいけれど……回復魔法が得意な魔法少女に治してもらわなければ、そうでなければ一生残ってしまう。
ここから出たら綺麗に治す。そうと決めれば、今は身体の傷を気にしてもいられない。
それに、自分がここまで酷い目にあっているのに、愛しのお姉さまが無事な保証はない。
「一息に動かして、ひどい目に合う前に終わらせますの…!そして、早くお姉さまのもとへ……!!」
ブロックに手を当て、深呼吸。
魔力糸が結ばれるやいなや、あらん限りの力でブロックを引っ張る。
「ンっ、ぐっ、ぐっ……くひいいぃぃぃぃぃ!ンっくぅ……ンッ、ンッ、ンーーーーーッ!!」
敏感な突起に強い力がかかり、引き伸ばされていく。
唇を噛みしめ力を込めるが、痛くてたまらず声が漏れる。
少しは慣れてきたとはいえ、乳首とクリトリスから神経を直接えぐられているかのような痛みが走る。
正気のままではとても引っ張り続けることはできず、全力で動かしているつもりでもしばらく力を込め続ければ無意識に緩め、休憩を挟んでしまう。
それでも順調に、これまでの最速でブロックを動かし続け半分ほど動かしたところで、スライムが湧き出してきた。
「くううぅぅっ!!やっぱり、でてきましたのっ!でも…このペースなら!!ふンッ、おぉぉ……!!」
次々と湧き出し魔力糸を伝うスライム。
その光景を見て、テンネブリスは逃げるように更に強くブロックを引っ張っていく。
「んぐうううぅぅ…!!あひっ、んひっ、んぐっ、ぎぎぃっぃぃいぃ!!」
(痛いぃ…股がぁ…お豆が取れますわぁ……乳首裂けちゃいますぅ…はぁはぁ…だめ、ですっ、わっ、早く、もっと早くぅぅ!!)
ビンビンに引き伸ばされた突起に、スライムがたどり着く頃にはブロックの残り距離は3割ほどになっていた。
これまでで最速、驚異的なスピードだ。
「ひやぁっ!?……んッ……ふんぐううぅぅぅぅぅ!!んっぐううぅぅ……!」
ひんやりとした感触。
舐るようにスライムが少女の胸と股間に広がっていく。
気持ちの悪いその感覚に耐えて、引き続けること残り二割。
未だにスライムは何も仕掛けてこない。
今度は何が、いつ襲ってくるのか。
挟まれると分かっている扉に手をかけ続けているかのような恐怖。
膣穴と尻穴、少女の体内にまでスライムが侵食し始めたその時、地獄の釜の蓋が開く。
「ぎぎゃっ……!?」
始めは一瞬。
魔力糸の接触部分に弾けるような痛みが生じる。
それが何なのか理解する間もなく。
「うがあぁあああぁぁぁぁぁっ!!?ぐぎっ、ぎぎあああぁぁぁぁぁっ!!!!!」
全身を激しい痛みが走り抜けた。
「くはぁぁっ……はぁ…はぁ…いま、の…は……」
ブロックを引く力が緩む。
その直後再びの激痛。
「ぐぎゃあぁあぁぁぁぁ!!!ああぁぁぁぁぁ!ああああぁぁぁッ!!ぐあああぁあぁぁぁぁぁッ!!ひぎゃああぁぁッ!!」
小刻みに数回。
激しい痛みに、ブロックに込める力が完全に止まる。
(これ、は……まさか…電気ッ!?)
痛みが走る間、少女の目に映ったのはスライムから放たれる紫電。
このスライムの責め方に気づくと同時に、次の電撃が放たれた。
ーーバチバチバチバチ!
「がぎゃあがががああぁぁぁぁぁぁ!!!がああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!がががががががががあああああああああぁぁぁっ!!!!!」
全身が小刻みに震え、心臓が激しく脈打つ。
「はぁっ…はぁッ…まず、い…早く…動かさないとぉ…電気……どんどん、強く……ぅ…ぁぁ……」
脳以外から送られてくる強烈な電気刺激の余波に震え、少女の筋肉が言うことを聞かない。
それでも、電撃の止んでいる間に少しでも動かさなければと思い力を込め続けて、やっとのことで再び少しずつブロックが動き出す。
(後少し、あとちょっとなんですのッ!お願い、早く動いてぇぇ!!)
全体から見れば残り1割強、本当に後少しなのだが、その少しが遠い。
ーーバチバチバチバチバチバチ!
「ぐぎっ、ぎぎぎああああああああッ!!がああああああぁぁぁぁぁあッ!!」
再びの電撃。
ブロックが止まり、少女が再び引き始める直前に追撃。
ーーバチバチバチバチ!バチバチバチバチバチ!!
「ぎああああぁぁあぁぁっ!!があああああぁぁ!ぎぎぐがッ、ががががががッ!!いぎぎゃあああああぁあぁぁぁあ!!!」
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